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今週のまとめ - 『南海トラフ周辺の週間地震活動概況(No.45)』など

2018年11月09日 | 今週のまとめ
     
                (気象庁HP「南海トラフ周辺の週間地震活動概況 No.45」より)


東海地域を含む南海トラフ周辺で、ここ1週間に発生した地震をまとめた 『 南海トラフ周辺の週間地震活動概況(No.45)』が09日、気象庁から発表されました。

具体的には、次のように述べられています。(※抜粋。下線・太字は管理人。上図参照)

<概 況>
10月30日頃から11月5日頃にかけて徳島県北部から愛媛県東予付近、11月2日頃から6日頃にかけて和歌山県付近のプレート境界深部で短期的ゆっくりすべりが発生したと推定される。
2日16時53分に、紀伊水道の深さ44kmでM5.4の地震が発生した。


[主な地震活動]
・ 紀伊水道では、2日16時53分に深さ44kmでM5.4の地震(最大震度4)、5日08時19分に深さ45kmでM4.6の地震(最大震度3)が発生した。これらの地震を含め、最大震度1以上を観測する地震が5回発生するなど、ややまとまった地震活動となっている。これらの地震は、フィリピン海プレート内部で発生した。

[主な深部低周波地震(微動)活動と地殻変動]
 [領域a]10月30日以降、徳島県北部から愛媛県東予付近で深部低周波地震(微動)を観測している。
深部低周波地震(微動)活動とほぼ同期して、10月30日頃から11月5日頃にかけて周辺に設置されている複数のひずみ計に変化が現れた。
 [領域b]11月3日から6日に、和歌山県で深部低周波地震(微動)を観測した。
深部低周波地震(微動)活動とほぼ同期して、11月2日頃から6日頃にかけて周辺に設置されている複数のひずみ計に変化が現れた。
 これらは、プレート境界深部において発生した短期的ゆっくりすべりに起因すると推定される。


この発表は、気象庁HP 『 南海トラフ周辺の週間地震活動概況 』 にPDF形式で掲載されています。





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