東海地域でここ１週間に発生した地震をまとめた 『 東海地域の週間地震活動概況（No.３３）』が、
16日、気象庁から発表されました。
具体的には、次のように述べられています。（※抜粋。太字・下線は管理人）
＜概 況＞
「 特に目立った活動はなかった。 」
【東海地域】
[地震活動]
「・ ９日17時51分に静岡県西部の深さ39kmでM3.3の地震（最大震度１）が発生した。この地震は、発震機構が東西方向に張力軸を持つ横ずれ断層型で、フィリピン海プレート内部で発生した地震である。
・ 14日05時50分に静岡県東部の深さ13kmでM2.9の地震（最大震度２）が発生した。この地震は、2011年３月15日に発生したM6.4の地震（最大震度６強）の余震域内（領域ｂ）で発生した。」（上図参照 - 概況より）
[深部低周波地震活動]
「・ ３日から12日にかけて、愛知県（領域ｃ）を震央とする深部低周波地震を観測した」。
「 また、深部低周波地震活動に同期して、東海地方に設置されているひずみ計に、プレート境界で発生した「短期的ゆっくりすべり」に起因すると考えられる変化を観測した。」（詳細は概況２～３ページの別紙参照。）
【その他の地域】
「・ 14日20時56分に新島・神津島近海の深さ８kmでM3.1の地震（最大震度３）の地震が発生した。
・ 12日に三重県中部（領域ｄ）を震央とする深部低周波地震を観測した」。
この発表は、気象庁ＨＰ 『 東海地域の週間地震活動概況 』 にPDF形式で掲載されています。