Church of the Dunes

映画を見て調べたことの備忘録。更新は、のんびりペースの予定です。

Allowing Fate to be Arbitrary (1)

2018-10-11 23:24:01 | Allowing Fate to be Arbitrary

こちら に書いた通り、昨年の今日、
2017年10月11日(水)が、私の「 ダンケルク 」初鑑賞日でした。

1周年を迎えたので、script本 に収録されている、
クリストファー・ノーラン監督と弟ジョナサン・ノーランとの
対談の和訳に、挑戦したいと思っています。
冒頭部分は ↓ こんな感じ。

 *~*~*~*

「無作為な運命を受け入れる ― クリストファー・ノーラン&ジョナサン・ノーラン対談 ― 」
 title:Allowing Fate to be Arbitrary
     ― A conversation between Christopher Nolan and Jonathan Nolan ―
 via:Introduction ~ DUNKIRK Screenplay by Christopher Nolan (pp.ix-xxxvii)

  J:何が君に戦争映画を作らせたの?
  C:僕は戦争映画を作ろうとは少しも思わなかった。いくぶん奇妙だけど、僕は「ダンケルク」を
    戦争映画とはまったく見ていない。その理由を、ダンケルクの物語に引き寄せられたのは
    サバイバルの物語だからと考えている。戦争で戦ったことの無い自分が、戦争映画を熟慮できる
    とは満足に思えない。
    君はいつも映画の作り手として、ちょっと人を騙すように感じる。僕はまさに詐欺師の気分だ。
    一方でサバイバルの物語は、感情に訴えることができる。サバイバルものとしての、時が刻々と
    迫るサスペンス的なダンケルクには、確信をもって十分に臨める。僕は、戦争経験の無い人が
    戦争映画をどう見るのかを知らない。それが怯ませるのではないかと思う。
  J:なるほど、みんな恐らく元のネタを探し出すだろう。思うに、君だって、君をその題材とつなぐ
    書き手について調べるのではないかな。作家にとって、これは限界を超える可能性のような気が
    実にするんだ、様々な状況下にいる自分を思い描けることは誇りだけれど。

 *~*~*~*

お馴染みの "「ダンケルク」は戦争映画じゃない " から始まり、
戦争映画の名作、ダンケルクスピリット、IMAX、無限音階、ノーラン家の戦争経験、等に
触れながら、ペーパーバックの版型で29ページにわたる「ダンケルク」の製作話が語られます。
ふむ。意外とボリュームがあるのですが ・・ 大丈夫ですか、私?
諦めずに続ければ、いつかは終わるハズ! という気持ちを頼みに、のんびり取り組みます。



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