Church of the Dunes

映画を見て調べたことの備忘録。更新は、のんびりペースの予定です。

Allowing Fate to be Arbitrary (27)

2021-06-26 08:45:04 | Allowing Fate to be Arbitrary
 
こちら の続きです。

 *~*~*~*

「無作為な運命を受け入れる ― クリストファー・ノーラン&ジョナサン・ノーラン対談 ― 」
 title:Allowing Fate to be Arbitrary
     ― A conversation between Christopher Nolan and Jonathan Nolan ―
 via:Introduction ~ DUNKIRK Screenplay by Christopher Nolan (pp.ix-xxxvii)

  C:何年も前に、22年前だ、うん。あれは途方もなかった。僕は喜んでいたことを覚えている。僕はその時イヤな
    仕事をしていたんだ、事務所だか何処かで。それから僕はその週末のあと月曜日に仕事へ戻ることにワクワク
    していたのを覚えている。
  J:(笑)
  C:何故かと言うと非常に困難な航海だったんだ。19時間かかった。
  J:そこにはもう少し補足的な情報が必要だね。君たちは海峡での船旅の様々な瞬間に立ち往生した。どうして...
    風が無かった?
  C:出帆時、ひどい向かい風が吹いて、海峡では非常に激しく波立っていた。凍えそうに寒かった。これまで経験
    した中で一番の寒さだった。
  J:君たちは海峡横断をやり遂げたの?
  C:そうだよ。
  J:船を岸に寄せたら、ワインのグラスを傾けたら、船に戻って...
  C:海峡横断をやり遂げた、丸一日費やして ― 僕たちは翌日帰る予定だった、だけど、ノー、僕らは疲れ果てて
    もう一日滞在しようという感じだった。だから、イースターを単なる食事で過ごした、根本的に僕たちはあまり
    食料を持っていなかったから。何故って8時間の航海の計画を立てていたのに、それが19時間かかったんだ。