yuzuの記

優しい風に誘われて

木曽路の宿場町巡り ( 妻籠宿 )

2020-01-23 12:28:08 | 宿場町

 

 

中山道69次のうち江戸から42番目が妻籠宿です。

奈良井宿からR19を西に向けて1.5時間南下、

もしくは中津川インターから木曽福島に向けて30分の

長野県南木曽に妻籠宿はあります。

 

 

中山道と飯田街道の追分位置する交通の要所で

天保の頃には陣屋1、脇本陣1、旅籠31、住民418名余とあります。

 

 

どこの宿場町でもそうですが

宿はどれも小さくて大きな大名行列などがきたら

いったいどれだけの人が部屋に泊まれるのだろうか

足軽や下働きの人たちは風呂にも入れたのだろうかと

つまらない事を思ってしまいます。

 

 

またここは全国で初めて古い町並みを保存し

日本初の重要伝統的建造物保存地区に認定されています。

 

今日が昨日になり、昨日が過去になり

やがて過去が歴史になる積み重ねで

私たちは今を生きているわけですが

先人たちのご苦労を振り返る瞬間も

大事なことなんだなとつくづくと思うことです。

 

 

1月のこの日は時折雪の舞う、どんよりしたお天気でした。

町並みはいっせいにお休みらしく

開いているお店はほぼありません。

 

 

軒下に面白いものを見つけました。

干し柿とはまた違って、大きな渋柿をそのままわらに包んで干す

「 つっとこ 」 と言うのだそうです。

冬、軒下につるして熟してから食べるのですね。

 

 

私は妻籠宿で是非撮ってみたい所がありました。

それは脇本陣奥谷に冬の晴れた日だけに見られる光景で

曇天のその日は残念ながら諦めました。

 

 

それは囲炉裏に立ち上る煙とその背景に

高い格子から差し込んでくる光の束

まるで室内の光芒のようにも思える光景。

出来るなら冬の晴れ間に立ち会いたいものです。

 

 

この妻籠宿に隣接する馬篭宿へは

馬篭峠を越えて全長9キロ、歩いて2.5時間から3時間です。

近年欧米各国などからハイキングで巡る人が増え

外国人はもとより次第に人気となっています。

途中、宮本武蔵が修行したという男滝、女滝や

番所跡の一石栃、峠の茶屋など山中の立ち寄りどころがあります。

 

健脚の方、妻籠から中山道を馬篭まで

歩いての道中はいかがでしょうか ^-^


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
歩きました (夕螺)
2020-01-23 18:34:41
息子が小学生の時、夢であった息子との二人旅ができて妻籠に行きました。
歩きましたよ。。。。。
妻籠から馬籠まで。9キロもあるんですねぇ。
よく息子は頑張ったと今更ながら驚きます。

妻籠宿といえば、栗きんとん(^^♪
返信する
夕螺さん (yuzu)
2020-01-23 20:28:02
こんばんは~ ^-^

見て下さってありがとうございます ^-^
そうでしたか・・・
あの長い山越えを小学生の息子さんと歩かれたのですか ^-^
素敵な親子旅をなさいましたね~ 。
ほんとに小学生の息子さん よく頑張りましたね~ 。
父と子がどんな話をしながら馬篭から妻籠まで
越えたのだろうかって いろんなイメージが湧き上がりましたよ。^-^

コメント嬉しく拝見しました。
ありがとうございました。
返信する

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