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yuzuの記

優しい風に誘われて

比叡山延暦寺の深い秋

2019-11-24 06:58:03 | 景色

 

 

 今年の紅葉はいつもと違っていましたね。

時期が遅れていることも茶色のまま落葉するところもあったり

異常気象のしわ寄せでしょうか。

 こちらでもその例に違わず

軒並みピークは遅れていました。

 

そんな中で紅葉見頃情報から

滋賀県では比叡山延暦寺がいいとなっていました。

今年はまだ赤いもみじを見ていないし

どうかな~ と思いつつ16日行ってみましたよ。

 

 

 はい、境内は色とりどりの紅葉に囲まれて

ちょうど見ごろとなっていました~ 。^-^

 

 

 織田信長による焼き討ちという悲しい歴史を持つ比叡山は

名だたる高僧、名僧が修行したところですね。

最澄、日蓮、法然、親鸞、栄西、一遍上人・・・等々

それぞれ宗派も修行法も異なる僧たちが

ここで学び巣立って行ったと言います。

 

 

 今で言う総合大学のような任を担っていたとも言えますね。

 

 

 比叡山、そこは懐の深さを持つ高潔な寺院という印象です。

 

 

 私は特にここの黄色が好きで必ず階段を登っていきます。

 

 

比叡山は滋賀県で最も早く紅葉の見ごろを迎えて

頂上付近はもう深い秋の様に包まれています。

赤が際立つ中でこの一角の小さな黄葉は

ひときわ無垢で可愛い感じがしてほっこりします。^-^

 

ここでは深い秋の気配に包まれているようでした。

 


小入峠の紅葉

2019-11-16 17:05:06 | 景色

 

 

 小入峠に着いたのはお昼前、

おそらくは日の出や雲海を撮りに来た大勢のカメラマンは

大半が山を下りたことでしょうが

まだ10台~ 20台の車が残っていました。

明るい時の 小入峠は久しぶりです。

 

 

腰かけてお弁当を食べながら

だいぶ紅葉してきた山を眺めるのもいいものですね。 

前は妹やこうちゃんをここに案内したものでした。

 

 

 最近はクマの目撃情報も多く

登山者は一様にクマよけの鈴を鳴らして歩いています。

 

 

 この峠の頂上からは

日本海側へ降りて行くと福井県小浜市へ

琵琶湖側に下りると滋賀県の高島市へと繋がっています。

 

ここが紅葉や雲海の素晴らしいところだと

最初に発信した人はすごいですね~ 。

どちらに下りても狭くカーブの厳しい「酷道」なのですから ^-^

 


秋の郷愁

2019-11-14 07:10:30 | 景色

 

 

週末の土曜日、

小入峠(おにゅうとうげ)の紅葉はそろそろかな と

ゆっくりめの出発でしたが出かけてみました。

毎年AM3.00には出て日の出目的に撮っていたのですが

なんだか今年は紅葉も遅く気分も高揚せず

ドライブ程度ののりですね。

道中、松山千春のアルバムを初めて聴いていたのですが

なんでしょうね、千春の美しい伸びる高音と

歌詞のひと言ひと言がしみこんで来て

突然突き上げて来る寂しさにうろたえました。

・・・・なんだなんだ???・・・・

小入峠入口付近の里山で車を停めて

秋の感傷というけれどなんだろうこの感情は・・・

 

千春にやられてしまった感・・・

 

 

なんでも一生懸命のときはやり過ごすのに

ふっと心静かに凪いでいるときに

郷愁というのは滑り込んでくるもののようです。

 

ふるさとに似た景色が広がるここは

秋の深まりが感じられて静かです。

あの山やあの川、あの校舎はどうなったろうか

今は帰るところも無くなってしまったけれど

いろんな想いが突き上げて来ることです。

 

もろもろの私の不浄を許し洗ってくれるような

ふるさとはそんなおおらかな力と優しさがあるような気がします。

  


黒部渓谷トロッコ電車で 10/26

2019-11-05 07:50:16 | 景色

 

 

今年の紅葉は日にちの設定が大きくずれ込んで

一番良い時を逃してしまっています。

黒部渓谷のトロッコ電車もまだ10日ぐらいは早かったですね。

一応情報程度にご覧いただければと思います。

 

 

前回、下見した上でしたが季節は進みませんでした。

宿の人にそれでも折角だからと勧められて

宇奈月からトロッコ電車に乗ってみましたよ。^-^ 

 

 

黒部川に沿って建設された宇奈月ダム、出し平ダム、小屋平ダムがあり

この深い渓谷によくぞ造ったものですね。

写真は出発してすぐの新柳河原発電所です。

ヨーロッパ調の建物が特徴的ですね。

 

 

山はまだ全山紅葉までは間があるようです。

前の日雨だったことを思えばラッキーだと思いましょう。

 

 

トロッコ電車は朝6時から乗車券が買えますが

ピーク時からすると全く混雑も無く

スムースに乗ることが出来ました。

 

 

そう寒いと感じることも無く1時間20分後

終点の欅平駅に到着。

 

 

欅平からは、右は奥鐘橋を渡り名剣温泉を経て白馬岳登山道へ(1枚目)

左は根曲がりの木の森から猿飛峡への遊歩道と分かれます。

 

 

トロッコでも途中、野生のサル達と多く遭遇し

このような木彫りが全く違和感なく・・・

 

 

 遊歩道が雨に濡れて足元が滑る事や

紅葉がまだ早かったこともあり

欅平河原から奥鐘橋を見上げたり足湯を楽しんで

2時間後には帰りのトロッコに乗りましたよ。

 

またいい時期に来れますように・・・^-^

 

 


白川郷そぞろ歩き

2019-11-01 19:08:37 | 景色

 

 

傘もいらないほど雨も小降りになってきて

散策するにはありがたいことでした。

やはり傘をたたむと何か制約から解かれるようです。

 

 

どこでもまるで童女のように喜んでくれたので 

一緒に旅することが多い母娘だったけれど

ここ白川郷へは連れてきてあげてなかったなあ・・・

などと亡き母を思い出したり

これまで素通りしてきた景色はなかったろうか と

合掌造りの家屋を見直したりして 

いつもよりもゆったりと村なかを歩いたような ^-^

 

 

 この案山子はいつもは反対側の家屋の壁に居たものですが

今年は空地の方へ移動していました。

 

 

実もたわわな柿の木

茅葺の屋根にとても似合いますね。

秋らしいひとコマに目を細くしてながめます。

 

 

つたを上手くあしらったこの民家も

印象に残りましたね。

 

 

赤が少ないなと思っていた所

コキアの色づきが雨のしずくを蓄えて

これも風情ですね~ 。

 

 

 そんなこんな小さな感動を思い出袋に詰め込むように

また降りだした雨の中

吊り橋を渡って駐車場に帰る白川郷でした。

 


白川郷 始まりの秋

2019-10-31 07:10:12 | 景色

 

 

いつものように早朝、

まだ村の中を走れる時間帯に着きました。

白川郷は雨・・・

 

 

折角来たのだし と

覚悟の上とは言えカッパと傘で不自由な撮影です。

ま、こんな日もありますね~ 。

 

 

まだまだ紅葉は秋の始まり程度でしょうか。

あたりは全体に赤が少なくて茶色も目立ち

このまま落ちてしまうのでは・・・と心配になりますね。

慰めのようにこの木が色づいていました。

優しい可愛い葉っぱですね。

 

 

続々と観光バスがやって来たのでしょう。

10時も過ぎると観光客がどっと増えてきました。

雨でも予定を変えられない人たちなんでしょうね。

気候やお天気の都合があっても

休みや宿の変更はそう何度も出来るものではなくて

今年は悩ましいところでした。

 

 

前回の台風とこの雨で

コスモスもお疲れのようですね。

 

 

歩いている半数は外国からのお客様のようです。

 

 

今年は紅葉が遅れているようで

白川郷もまだ10日位はかかるのかな・・・と

でも、秋が始まりかけた雨の白川郷も

また味わいがあるものだと思いましたよ。

 

 

村全体はガスの為、高台からの写真は諦めました。

また雪が降った時にリベンジ出来たらと思っています。^-^

 

                                        撮影は10月25日

 


安曇野 常念岳のふもとで

2019-10-27 15:29:56 | 景色

 

 

乗鞍高原が私にとって 「まほろば」 であるように

安曇野は 「心の癒しどころ」 のような思いがしています。

7.8年前くらいから毎年尋ねるようになりましたが

どの季節に行ってみてもほっこりとした気持ちになって

さっぱりと帰ってきているような気がします。

ほんとに何気なさがとても心地よい・・そんなところですね。^-^ 

 

 

安曇野のシンボル常念岳は

飛騨山脈(北アルプス)南部、2857m の

端正なピラミッド型の山容ですが

私は春、桜の頃にこの道祖神の間から望む常念岳が

大好きなのです。

またそのころ、前常念岳の東壁に

黒染めの衣を着た念仏僧が左を向き鉢を持った姿で現れます。

その雪形が出ると安曇野では田植えが始まるのですね。

 

 

ここも大規模な整備のあと景色も多少変わりましたが

常念さんへとまっすぐに伸びた道が出来たのはいいですね。

 

 

10月11日現在

稲刈りの後もまだ新しい田んぼを

オレンジの小さな花が彩っていました。 

 

 

どこにでも見られるような花ですが

さあ、名前は何というのでしょうか ^-^

 

 

安曇野からは常念岳の全容が望めますが

例年ほとんど雪が降らないこの地を見守っているようですね。

また、春桜の頃に会いに来ましょう ^-^

 


キバナコスモスの里 ( 安曇野 )

2019-10-23 07:10:13 | 景色

 

 

国営アルプス安曇野公園では10/10現在で

中央口からの田園文化ゾーンでは

キバナコスモスは終わりかけ

コスモスも盛りを少し過ぎた頃でした。

係りのお姉さんから第2駐車場から歩いて5分の

岩原口からの里山文化ゾーンなら

今、キバナコスモスが満開ですよ と聞いて第2駐車場へと

車を移動し歩いてみました。

 

 

 岩原口すぐ手前に立派な門構えの

当時の豪商でしょうか、ず~ と続く塀も立派なお宅がありました。

重厚で時代を感じますね~ ^-^

 

 

アルプス公園と共通の入場券で入ると

キバナコスモスが一面に咲いていましたよ。 

まるでオレンジの絨毯のよう・・・^-^

 

 

振り返ると先ほどの旧家が見えますね。

ほんとに大きな広いお宅です。

 

 

ここは何年か前にNHKの朝ドラ「お日様」の

撮影地になったことでも知られています。

 

 

どこか懐かしい里山の景色は 

なんとも心和みます。

ここには下段に水車小屋、上に農家風あづまやが立っていて

ゆっくり景色を眺めるひとときもいいものですね。

 

 

忙しく生きてきたけど 私は何か忘れていなかったろうか・・・ 

そんな思いもふっとわいて ^-^

まわりを時がゆったりと流れます。

 

 

ここを訪れる人も少なくなったようですが

全体を歩くとゆうに1時間はかかるだろう広い敷地です。

夕暮れ時の棚田もきっといいでしょうね。 

 

キバナコスモスの里 いい時間でした~ ^-^。

 

 


高ボッチの夜明けふたたび

2019-10-20 10:05:20 | 景色

 

 

 

今回、8度目の高ボッチです。

諏訪湖の夜景と雲海、そして富士山の

夜の明ける様が高台から壮大に見渡せる場所。

夜中に着いて数時間車で仮眠した後

4時前から見晴らし台に登っていきました。

すでに多くの人たちがスタンバイしています。

今回は諏訪湖湖の景色や市内の夜景も見えました。

8度訪れて3勝5敗ですね~ ^-^

 

 

おはよう~ ♪

今年もやってきましたよ~ ^-^

この景色会いたさに何度も通うことになろうとは・・・

 

 

やがて、湖を覆った雲海が どんどん広がって

街の灯りを隠していきます。

富士山の周りがほんのりと赤く

日の出前の束の間の朝焼けが始まります。

  

この日は風もそう強くなかったので

体の冷え込みもいつもよりは楽でしたね。

ダウンと毛糸の帽子、手袋でしのげました。

 

 

ここに陣取っていた24,5人ほどのカメラマン氏達が

いっせいにシャッターを切る音が続きます。

駐車場では他府県ナンバーの車が多く

みんなほんとに遠くからやって来ているのに驚きます。

 

 

いくら好きなロケーションでも

山ではなかなかいい時ばかりではなく

むしろダメな時の方が多いものです。

だから何度も通うのかもしれませんね。 

 

お日様が顔を出して

1日の始まりを告げる厳粛な瞬間は

いつもながら感無量です。

 

今回、私は大きな失敗をしていました。。

2台のカメラとリュック、登山靴やら防寒の身支度で

車に三脚を置いてきてしまっていたのです。

取りに帰る時間ももうありません。

それでも三脚を持ってこれなかった後悔も

明るくなってくるとほんの少し薄らいでくれます。

 

 

 

 暗いロケーションの撮影には

三脚は絶対必須ですが、目の前の景色に申し訳ないことです。

全て木の杭に押し当てiso感度を上げて撮った手持ちです。

こんな愚かなことはもうしないようにしたいと思います。

反省・・・

 


コスモス彩々(国営アルプス安曇野公園)

2019-10-18 09:30:00 | 景色

 

 

国営フルプス安曇野公園にやってきましたよ。

コスモスはピークを過ぎていたようですが

それでも十分にゆっくりと楽しめました。

 

 

公園の奥まったところに、まだまだいっぱい咲いていますね。 

時折小雨もパラついて空の色が 出ず・・・残念

 

 

ここは年中何かしらの花が咲いて

困ったときはアルプス公園!! 

と言う感じで立ち寄らせてもらっています。

 

ここは背景に山々があったりで

ロケーション的には恵まれた場所ですね。

 

 

 コスモスの種類も多く多彩なのですが

どうも自分の好きな花に目がいくようです。

 

 

 

 

秋になるとコスモスをどう撮ろうか・・と

毎年意気込むのですが

その優しさ、可憐さ、儚さを切り取るのに

やはり今年も悪戦苦闘しています ^-^

  

 

 でも コスモスって

どうしてこう優しくて人を癒す花なんでしょうね。