yuzuの記

優しい風に誘われて

秋の郷愁

2019-11-14 07:10:30 | 景色

 

 

週末の土曜日、

小入峠(おにゅうとうげ)の紅葉はそろそろかな と

ゆっくりめの出発でしたが出かけてみました。

毎年AM3.00には出て日の出目的に撮っていたのですが

なんだか今年は紅葉も遅く気分も高揚せず

ドライブ程度ののりですね。

道中、松山千春のアルバムを初めて聴いていたのですが

なんでしょうね、千春の美しい伸びる高音と

歌詞のひと言ひと言がしみこんで来て

突然突き上げて来る寂しさにうろたえました。

・・・・なんだなんだ???・・・・

小入峠入口付近の里山で車を停めて

秋の感傷というけれどなんだろうこの感情は・・・

 

千春にやられてしまった感・・・

 

 

なんでも一生懸命のときはやり過ごすのに

ふっと心静かに凪いでいるときに

郷愁というのは滑り込んでくるもののようです。

 

ふるさとに似た景色が広がるここは

秋の深まりが感じられて静かです。

あの山やあの川、あの校舎はどうなったろうか

今は帰るところも無くなってしまったけれど

いろんな想いが突き上げて来ることです。

 

もろもろの私の不浄を許し洗ってくれるような

ふるさとはそんなおおらかな力と優しさがあるような気がします。

  


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