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yuzuの記

優しい風に誘われて

葛川 (かつらがわ)茅葺屋根の冬景色

2019-02-04 19:30:05 | 景色

 

 

 1月後半にこちらでは大雪の予報が出ました。

タイムリーなことにちょうど休みの日です。

雪の金閣寺が撮れると 朝早くから京都に向けて出かけたところ

山越えの大原三千院辺りまではいい感じの雪模様だったのが

京都東山位になると、もう路肩にわずかな気配だけ・・・

これではとても無理だと急遽引き返します。

今年の大雪警報はどうも相性が悪いようですね。

帰路を朽木方面に舵を切りなおすと

こちらは雪も降ってきて なんと格好の雪景色です。^-^

 

 

 葛川の曙橋あたりは 木々も美しく樹氷になっていました。

 

 

ここは以前かやぶき屋根の古民家が

紅葉に映えて綺麗な所でした。

ちょうど雪もやんだのでタイミングも良かったですね。 

 

 

 センターのおばさんによると

ついさっきまで写真家の方が待っていたけれど

雪が止みそうもないと諦めて帰ったということです。

心なしか雪の上の足跡が ちょっと寂し気に残っていました。

 

 

 ほんのひと山、峠ひとつ変わると

景色はあんなにも違って

朽木地区がどれだけ寒くて雪が多いのか分かりましたよ。

滋賀県の好きな景色をまたひとつ発見ですね。

 


ゆらり神戸の夜景

2019-02-03 12:33:16 | 景色

 

 

E君のお見舞いの帰り道

どこか重い屈託を抱えたまま走っていると

姫路から神戸間近になって

そうだモザイクの夜景に行ってみよう・・・と

三ノ宮あたりで高速を降りました。

 

 

夜景っていいですね。

心の濁したものが濾過されていくような気がします。

その煌めく透明感に包まれるようです。

 

 

以前、ご招待でこのクルーズを楽しんだことも

学生時代の青春の日々も

鮮やかに蘇ってきます。

 

 

いいことばかりがあるわけではないけれど

悪いことばかりじゃないよ。

 

 

明日は今日よりもっといい日にしよう。

もっともっとちっちゃな幸せを見つけよう。

 

 

神戸の夜景はとても暖かくて

その日の私にとっては優しい光景でしたよ。

 

 

もう一度もとに帰ると

照明が何度も変わって

スケートリンクも加わって冬の神戸らしい美しさでしたよ。

 


金沢城 年の瀬に

2019-01-27 14:26:01 | 景色

 

 

 兼六園から香林坊の宿に向かい

 夕食がてらふらっと金沢城に行ってみましたよ。

バスで兼六園方面に引き返すようになりました。

↑ は石川門です。

  

 

 石川門を入ってすぐに振り返ると

雑な写真ですが その先まっすぐ歩くと兼六園の入口ですね。

それだけ兼六園と石川門は隣接しています。

 

 

大晦日でしたが家族連れが目立ち

中でも お孫さんを連れたおじいちゃんおばあちゃんの姿が

多かったです。帰省なのでしょうか ^-^

三の丸広場では子供も大人も雪を投げて遊ぶ姿が見られました。

 

 

 私は小さな城下町で育ちましたが

仕事で各地に住みいづれも城下町が多かったですね。

お城は

姫路城、熊本城、岡山烏城、松山城、長浜城、松本城、大阪城、二条城等々

ゆかりの地でたくさんの城を訪れたものでしたね。

 

 

このお城は築城の祭、

キリスタン大名の高山右近の指導を受けたそうです。

いつも思うのは、人力と知略だけでこのようなお城が

よく建てられたものだと 石垣の岩ひとつにも

驚きと感嘆 が湧き上がることですね。

 加賀百万石の領主となった前田利家は

秀吉の片腕としての仕事で留守にすることが多く

ほとんど金沢城にはいなかったということですが

利家以後14代の領主が受け継ぐことになったのですね。

城にまつわる歴史を紐解くことも大いに興味がわくことです。

 

 

 場内は広いのでパノラマ撮影で遊んでみましたよ。

 

 

横へのスライドをやや上下すると・・・面白いものが

あは でもこれはやりすぎですね。 ^-^

 

 

大人しく元に戻しましょう ^-^

2018年大晦日の金沢城のひとときでした。

 


兼六園は薄雪の中

2019-01-25 13:20:28 | 景色

 

 

雪の多いと言われる石川県に来たものの

一面の雪景色とは言いがたいうっすらとした状況。

これでは雪吊りも白く積もった状態ではないだろう・・・

思いつつ まあいいかあ。

ふらっと兼六園を散策することにしました。 

 

 

 

 

 曇天の時折雨交じりの雪が降ってくるようなお天気。

雪吊りもちょっと物足りなげですね。

 

 

 やはり何日か前の雪が残っている、そんな風情です。

 

 

 雪に覆われた雪吊りの本来の美しさには遠いですが

2018年最後の金沢です。それはそれなりに味わいましょう。

外国からのお客様も多かったですよ。

 

 

年末のご褒美か、入園無料!!ありがたい ^-^

園内では それでも多くの観光客が行きかう中、

公園の整備も休みなく行われていました。ご苦労様です。 

 

 

 池は薄く氷が張り寒さは実感できますね。

旅は天候次第で情緒も大きく変わりますが

どんぴしゃで絶景に立ち会えるのもひとつの運でしょう。

そうそう来れないのです。足し算足し算・・・

良い場面を拡大して見ることにしましょう。

 

 

 

 

このあとすぐそばの石川門からお城へと歩いてみます。

こちらは雰囲気が良かったですよ。^-^

 

                                     撮影は2018年12月31日


白馬 大出の吊り橋 

2019-01-22 16:53:12 | 景色

 

 

年の瀬3日間の大雪注意報は

安曇野や白馬地区には影響も少なく、多少雪が舞う程度でした。

お天気さえ良かったら 岩岳に登り山々を撮るつもりでしたが

視界も悪く展望出来ないので諦めて

大出の吊り橋に向かいました。

駐車場に着く頃からまた雪が降り始めましたね。 

 

 

白馬には安曇野に続いて道祖神があちこちで見られます。

この吊り橋たもとの道祖神は

降る雪の中ふたりがいっそう支え合い かばい合っているかのような 

どこかあったかいものが伝わってきます。

 

 

 もうすでに先客がいたようですね。

吊り橋に何組かの足跡が残されていました。

 

 

 渡り切った右側の古民家は

もう長い間住む人も管理する人もいないのでしょう。

川に面した土塀は広い範囲で崩れ落ちて

この冬の雪の重さに耐えきれるだろうかと心配になります。

ずっと見てきた景色ですが、そう遠くないうちに朽ちて

ここの景色も変わっていくのだろう・・・と

一抹の寂しさがよぎります。

 

 

 雪に覆われているうちは まだ以前の面影のままです。

 

 

 村の中を流れる細い川も寒そうですね。

撮っている間に出会う人も無く

頬は痛いほどの風に襲われて名残は惜しかったですが

駐車場に引き返します。

  

 

雪景色目的の白馬行でしたが

公園のまだらな雪がどこか寂しい大出の吊り橋でした。

 


Morgen rot ( モルゲンロート 朝焼け )

2019-01-15 07:05:11 | 景色

 

 

年末年始の撮りためた写真をアップする予定ですが

その前に Mogen rotと呼ばれる珍しい朝に出会いましたので

ひとつご紹介させていただきますね。

 

ベランダ側からの強烈な赤い色に驚いて出てみると

絶句!!琵琶湖も対岸の山も空も

ものすごい赤に包まれていました。

ごくたまぁ~ にこんな日がありますね。

 

 

朝、7時前もうすぐ日の出です。 もしかしたら・・・

急いでカメラを持って玄関側の通路に出てみると

ああ やっぱり o(*^▽^*)o~♪

 

 

登山用語の Morgen rot に近い状態でしょうか。

ドイツ語で Morgen は朝、rotは赤。

朝日が出る前に山肌や雲が赤く染まること=朝焼けですね。

Abend rot(アーベンロート=夕焼け)とともに

山が最も美しく見えるときのことと言われています。

 

 

空もピンク色に染まって

その美しさはほんの3~ 4分で消えました。

高い山岳ではないので このような見え方をしていますが

この地で初めて見るモルゲンロートに

思わずテンション ↑↑↑ の朝でしたよ ^-^

 


明けましておめでとうございます

2019-01-03 19:31:46 | 景色

 

 

新年 おめでとうございます ^-^

皆さま素敵な初春をお迎えでしょうか ?

出かけていてご挨拶が遅くなりました m(__)m

2019年始動ですね~ 。

今年も変わりませず どうぞよろしくお願い致します。

年末から信州、北陸と好きな場所を辿っていました。

後日 また少しずつアップしたいと思いますので

良かったらご覧くださいね~ ^-^

 


今年も1年 ありがとうございました m(__)m

2018-12-29 07:00:20 | 景色

 

 

今年も1年 ほんとにお世話になりありがとうございました m(__)m

今、こちらは一面の雪景色に包まれています。

写真はほんの数日前 冠雪した比良山系ですが

これから大晦日にかけて大雪のようですね。

 

例によってこれから 長野、富山、石川と銀世界に向かいます。

皆さま どうぞ良いお年を~ ~ ♪

 


母の愛したミシガン

2018-12-28 08:10:45 | 景色

 

 

 もう今年もあと数日・・・

「平成」 も残り少なくなりましたね。

 

 

大津館から南の対岸を望めば

大津港にミシガンが停泊しているのが見えます。

ナイトクルーズは乗ってないけれど

昼間にミシガンは何度か乗ったものですね。 

 

  夕方6.30になると花噴水が始まって

出港したミシガンが花噴水の向こう側を

滑るようにゆっくり通っていきます。

 

 まさか滋賀に住むとは思っていなかったけれど

仕事を辞め母が一人暮らす実家を整理して

ふたりで1年一緒に生活出来ました。

わずか1年の介護しかできなかったけれど

後悔ばかりでこれで良し なんて思えなかったけれど

母の最期の時間をひとりにしなかった事だけが

私の救いになったのでしょうか・・・

もういいよ と言うように母が逝ってしまって

茫然と腑抜けのように1年喪に服して

そろそろ帰っておいでと 元の職場から呼んでもらいました。

赴任先が滋賀だったことから

この琵琶湖畔の北から南まで見渡せる所で 再スタートを切ったのですね。

 

 縁はどこでどう繋がっているかわかりませんね。

春桜の頃、秋紅葉の頃、田舎の母を連れ出しては

琵琶湖にやってきてミシガンに乗っていました。

その滋賀に住むことになろうとは・・・

 

「ねえ、もう一度ミシガンに乗りたいわ」

母が気に入って何度もリクエストしたものです。

子供たちがみな巣立って だだ広い家にひとり残されて

私や妹が帰ってくるのをただ待っていた頃

実家に帰ってどこに連れ出しても

まるで童女のように目を輝かせて

楽しい楽しいと言ってくれましたね。

湖上を滑るミシガンの後をユリカモメが追ってきて

すぐ顔の近くまで飛んで 母がほんとに幸せそうに見えました。

お母さん 目いっぱい楽しんでね・・・

 

 

いつものホテルにお世話になり

花噴水が始まると 私はカメラと三脚を担いで出かけ

繰り返した手術の為 そう歩けなくなった母は

部屋からその様子を眺めていたものです。

 

 

どうしてあんなにミシガンが好きだったの??

きっと家族といる時間が愛おしかったのでしょうね。

お母さんが愛したミシガンのいる琵琶湖で

今 私は暮らしていますよ。

 

もう年の暮れ、今日は雪ですよ。

怒涛のように時が流れた平成も

終焉に近づいています。

 


師走の河 煌めいて

2018-12-22 11:50:00 | 景色

 

 

久しぶりの大阪の河。

ここは中の島に来るとよく見ていた所です。

道路が緩くカーブしてその向こうに橋 。

灯りが点るとより風情が増しますね。

夕方から夜へと向かう空の色がとても好きです。

 

 

 河にはビルが良く似合いますね。

水の都 と呼ばれた大阪にはいくつもの河が

水路として活躍したのだろう姿を今に伝えています。

 

 

夜になると色々な演出もあり

いっそう情感がありますね。

雨の風情もその一つのようです。 

 

 

左手は 水上バスの乗船場。

右手は市役所横のイルミになります。

年末になると梅田からこの辺りまで

そぞろに歩いた忘年会帰りが、仲間が懐かしいですね。

 

 

赤や青、紫、黄色と変わる水面は

ずっと見ていると 煌めいて美しく

冬の凛とした河は心地よく心に届きます。