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どうも
腐女子の ゆゆ
です(`・∀・´)

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八幡「やはり俺の妹がこんなに可愛いのは間違っている」 その2

2013-09-21 11:52:10 |  やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/09/19(木) 00:20:19.07 ID:q3NCc0Quo

―――とあるゲームセンター

小町「ゲームセンターに着いたー!」

八幡「しかし相変わらずいろんな種類のゲームが置いてあるな」

小町「でも小町はーせっかくデートで来たんだしー?アレ…やりたいかな~?ちらっちらっ」

八幡「ん?もしかしてMJか?そういや小町と由比ヶ浜に声がそっくりのキャラと同卓できるシステムがあったような…」

小町「あーそういうメタなのはドラマCDで既にお腹いっぱいだから」

小町「そーじゃなくてアレだよアレ!」チラッチラッ

八幡「なんだよ、ファイナルファイトか?俺が予備校のスカラシップで発揮した錬金術がここで活かせるとは思えないんだが…」

小町「のこり体力がわずかの時に間違ってお肉とか入ってる箱を錬金してしまった時の悲しさと言ったら…って違うし!」

小町「もーお兄ちゃんは分かってるのにそうやってごまかすー!プリクラ撮ろうよ プ リ ク ラ!」

八幡「…こういう展開になりそうなのは読んでいたが、ついに妹とプリクラを撮るハメになるとは」

小町「まーまーお兄ちゃん、どうせ女の子とプリクラなんて撮ったことないんだし練習だと思ってさ、ね?」

八幡(一応戸塚とは撮ったことあるんだがな…まぁ一名いらない奴も写っていたが)

八幡「…しょうがないな。で、どのプリクラで撮るんだ?」

小町「じゃあこの『超ラヴ age↑↑MAX~美白300%盛り~』にしよう!」

八幡「なんだその偏差値のBFを軽く突き抜けたような名前のプリクラは。もはやツッコミ所しかなくてツッコむ気が失せるわ」

小町「でも小町の友達と撮る時によく使うけど中身はちゃんとしてるよ?設定間違えると白すぎて顔が飛んじゃうけど」

八幡「白飛び起こしてる時点でちゃんとしてないだろうが!もう兄妹二人そろって顔がスパークしてる写真とか撮れたら心霊写真としてテレビ番組に投稿して採用金もらうしかないな」

小町「もーいちいちへりくつ面倒くさいなぁお兄ちゃんは。間違えなきゃ大丈夫だから、早く撮ろうよ!」

八幡「へいへい」

???「あのーすみませんちょっといいですか?」

八幡&小町「?」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/09/19(木) 00:20:59.89 ID:q3NCc0Quo

店員「突然すみません、もしかしてお二方は付き合っていらっしゃいますか?」

八幡「いやちが…」
小町「はい!こう見えて私たち超ラブラブカップルなんですよー!」

八幡「おい…」

小町「もーそんなに照れなくても良いのにー///」

店員「ははは…実は本日男女カップル対象の限定イベントを行っておりまして、お二人のラブラブツーショットを受付にエントリーしていただくだけで、なんとプリクラの料金を一回サービスさせていただいております!」

店員「…ちなみに受付していただけないと一回5000円の撮影料を申し受けますがいかがなさいますか?」

八幡「なんだその無茶苦茶な設定は!」

小町「おぉ!これはしょうがないね!じゃあエントリーするんでお願いします!」

八幡「おい、俺の意見…」
店員「かしこまりました!お二人のラブラブツーショット期待してますので、ごゆっくりお楽しみください。それではー」テテテテテー

八幡「すごいスピードでどこかに行ってしまった…」

八幡「…で、どうすんだよ小町?この馬鹿に馬鹿を掛け算したような名前のプリクラに金を払う必要はなくなったけど、ラブラブツーショットって…お兄ちゃんちょっと頭痛くなってきたぞ?」

小町「んー?大丈夫だよ、お兄ちゃんは出来るだけその濁っている目を輝かせる努力をして立っているだけでいいよ?後は小町におまかせあれ!」

八幡「今の言葉で何一つ安心できる要素が無かったんだが…?」

小町「それにしてもこれは小町的においしいイベントですなぁ♪」ニコニコ

八幡「それにしてもこれは八幡的にくるしいイベントですなぁ…」ドヨーン

小町「とにかくもうエントリーしちゃったんだしこれは覚悟決めて小町達のラブラブっぷりを見せつけなきゃいけないんだから頑張らないとね、お兄ちゃん♪」

八幡「…もうどうにでもなれ」ハァ…
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/09/19(木) 00:21:32.79 ID:q3NCc0Quo

―――プリクラ筐体内

小町「さてと、まずはモード選択だね!ここはもちろん『友達』じゃなくて『恋人』を選んで…」

八幡(あぁぁ、なんかよくわからない間にどんどん物事が進んでいく…八幡怖い><)

小町「…よし、じゃあお兄ちゃん撮るよー!」

3…2…1…

八幡「…え?へ?」(やばい。妹相手なのにどんな顔すればいいかわかんねェ!)

小町「じゃあ最初はお兄ちゃんの腕に抱きつきっ♪」

八幡「うおっ!?」///

パシャリ!パシャリ!

小町「はら、お兄ちゃんもピース、ピース!」

八幡「お、おう」ピース

パシャリ!パシャリ!

小町「次は二人でハグしちゃおー」ダキツキー

八幡「お、おい!」///

パシャリ!パシャリ!

小町「じゃあ最後は…小町の大サービス♪」ほっぺにチュッ

八幡「…な?!///」ドキッ

パシャリ!パシャリ!

――――――

――――

――
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/09/19(木) 00:22:03.71 ID:q3NCc0Quo

――

――――

――――――

小町「…最後に『八幡&小町 デート記念』っと…よし、できたー!」

小町「それにしてもなかなか上手く写ってるね、お兄ちゃん♪」

八幡「…オーソーダナー」ウワノソラー

小町「?お兄ちゃんがドリップしてる…」

八幡「…トリップな。生気とか色んな物を抽出されちまったのは間違いじゃないが…」

小町「……最後のは小町もちょっと恥ずかしかったかな…でもポイント超高いかも?!」

小町「さてと、プリクラのデータはちゃんと受付に送信したし現像した半分はお兄ちゃんにあげるから大切にしてね!」

八幡「はぁ…こうなったら開き直って携帯に張り付けるしかないな」

小町「それは小町的にポイント高い!」

八幡(冗談を真に受けたよこの娘!?)

小町「じゃあ小町も携帯に貼るからこれでお揃いだね、お兄ちゃん♪」

八幡「…はいはい、おそろいおそろい」(もう恥ずかしさのキャパ限界だよ畜生!)

小町「……えへへ~///」

八幡「…っておい、さっそく小町が俺にキスしてる写真が店内の大型モニターに映し出されてるんだが…」

客A「リアジュウシネ!」 客B「アノコカワイイ…オトコハシネ!クソガ!」 客Z「ムフゥ…ハチマンヨ…ツイニ、イモウトギミニマデテヲダストハ……リアジュウホロビロ!!!ウラギリモノメー!!!」

八幡「…やばいヤバイ、もう色々と駄目でしょこれは…このゲーセンのソロプレイヤーの大半を敵に回したぞ?」

小町「いやーついに小町とお兄ちゃんの禁断の関係が公の場で明らかになっちゃったねー 小町も嬉しいやら恥ずかしいやら…///」モジモジ

八幡「…誤解を生むような発言はやめなさい!なんかあそこにいる知り合いのようで全くの赤の他人からすごい剣幕で睨まれてるから!」

客Z「ハチマン…ワレヲウラギルカー!!」

小町「別に小町は平気だもん~!満足満足♪///」ホッコリ
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/09/19(木) 00:22:55.03 ID:q3NCc0Quo

八幡(くそっ、これ以上ここにいると恥ずかしくて気がおかしくなりそうだ…とにかくゲーセンから脱出せねば!)

八幡「…そうだ小町、ここに来る最中に駅前で『緊急出張!わんにゃんふれあいワールド』っていう犬と猫に触れあえるイベントの紙が配られてたんだが、ここの近くで開催されてるようだしそっちに行かないか?」

小町「んーお兄ちゃんが行きたいなら別に良いよ?小町はプリクラ撮れて満足してるし」

八幡「よし、じゃあ行くか」

小町「レッツゴー♪」テヲニギー

八幡「おーって…おい」

小町「小町、疲れちゃったから手をつないで歩こ?」///

八幡「…い、イベント会場までだからな?」ドキドキ(これは妹の手、なんで緊張してるんだ俺は!?さっきのプリクラのせいか!?)

小町「照れてるお兄ちゃんもポイント高いゾ♪」///

八幡「て、照れてねーよ!/// 訳わかんないこと言ってると置いてくからな!」

小町「もーお兄ちゃんは捻デレてて素直じゃないなぁ~」ニヤニヤ

八幡「…うるせー///」(あークソ!小町が可愛いすぎて辛い!!!!)

―――――

―――

――

八幡(この後俺も小町もとっさに思いついたこの行動であんな展開になるとは思ってもいなかった…)

八幡(思えばこの時、どうしてあの事に気付かなかったのだろうか…)

八幡(深く注意して考えていれば回避することはできたはずなのに…!)

八幡(…いずれにしても避けては通れない問題ではあったけれども…)

八幡「やはり俺の妹とのデート選択肢は間違っていた…?」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/09/19(木) 00:23:43.82 ID:q3NCc0Quo

―――緊急出張!わんにゃんふれあいワールド会場内

八幡「なんかもうちょっと小規模なイベントかと思ってたら意外に大きいんだな」

小町「でもその分東京わんにゃんショーにも負けないくらいに沢山の種類の犬や猫がいるね」

八幡(…東京わんにゃんショー?あれこの展開は…)

小町「……もしかしたら雪乃さんや結衣さんもいるかもね」

八幡「…でも今は関係ねーだろ…今日は…小町と出かけてるんだからな……」ボソッ

小町「…お兄ちゃん……えへへ、うれしいな///」ギュッ

小町「…それでも小町は―――」

小町「……って、さっそくそれらしき怪しい人が道に迷った模範例のような動きで地図と睨めっこしてるよ?しかもあれは結衣さんも一緒に迷子になってるんじゃない?!」

雪乃&結衣「……???」オロオロ

八幡「…まったくなにやってんだよ……すまん小町、ちょっとだけ…いいか?」

小町「………大丈夫。私は大丈夫だよお兄ちゃん」

八幡「…悪いな…」

小町(……ここまで…みたいだね…)
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/09/19(木) 00:24:18.98 ID:q3NCc0Quo

八幡「お前らこんなところで何やってんだよ?」

小町「雪乃さん、結衣さん、やっはろー♪」

結衣「…やっはろー?」

結衣「ってヒッキーと小町ちゃん?!なんでこんなところに??でもちょっと…嬉しいかも…!」ナミダメー

雪乃「…ど、どうしてこんなところに比企谷君と小町さんがいるのかしら?」ドキッ

八幡「…それはこっちが聞きたいところなんだが…まぁ、おそらくこのイベントを知った雪ノ下が由比ヶ浜を誘って来たのはいいが雪ノ下が猫に夢中になってどんどん進んで行ってしまい、結果道に迷って今自分たちがどこにいるのかわからなくなっていた…という感じか?」

結衣「すごい…!ほとんど当たってる!なんで?ヒッキーエスパー?」

雪乃「…道に迷っているとは心外だわ比企谷君。私はただ会場の猫と触れ合っていたらいつの間にか知らない場所に出てしまってどうやって戻るのか考えていただけよ」プクー

八幡「…それを一般的に迷子っていうんだけどな」

結衣「でもヒッキーに会えてほっとしたよ!って…そういや今日は小町ちゃんとデートだったよね?邪魔しちゃったかな…」

小町「…いえいえ全然そんなことは無いですよ!今日はたまたま小町の買い物にお兄ちゃんを連れまわしてただけなんでそんなデートだなんて…」

八幡「……」

小町「だからここに兄を置いていくんで後は3人で楽しんでください!残念だけど小町は急用を思い出したので先に帰りますね」

八幡「おい、急用ってお前…」

小町「もーごみいちゃんでも地図くらいは読めるんだからちゃんと二人を案内してあげないとダメなんだよ?」

八幡「でも今日は…」

小町「……とにかく!二人が困っているんだからお兄ちゃんがなんとかしてあげないと!じゃあ小町は行くから…バイバイ…お兄ちゃん…」タタタタタ

八幡「……」

雪乃「小町さん、行ってしまったわね…でもなんだか悲しそうな目をしていたわ」

結衣「そうだね…元気に振る舞ってはいたけど、すごい無理をしてたような感じだった…ヒッキー、本当にデートじゃなかったの?」

八幡(小町の奴、また変な気を遣いやがって…)

八幡「………スマン、ちょっと20分だけ待っててくれないか?俺も急用思いだしたから…。すぐ戻るからここから動くなよ」

雪乃「…ふふ、行ってらっしゃい。あと迷子扱いはいい加減やめてくれないかしら?比企谷くんなんていなくても由比ヶ浜さんとなら、なんとか出来るわ」

結衣「そうだよ、ヒッキーなんていなくてもゆきのんとならなんとかなるもん!だからヒッキーは小町ちゃんの後を追ってあげて!」

八幡「…そうかよ…悪いな二人とも…」タタタ

結衣「あ、ちょっと待ってヒッキー!」

八幡「…?」

結衣「私たち…待ってるから…ゆきのんもわたしも…ヒッキーの事、信じて待ってるからね!」

雪乃「だから…安心して小町さんのもとに行ってあげなさい。私もその…月曜日…部室であなたを待っているわ…///」

八幡「…そうか、本当に悪いな…じゃあまた明日!」ダッシュ!

結衣「…本当にあきれるほどお互いの愛が強い兄妹だね。小町ちゃんがちょっとうらやましいかも…」

雪乃「ええそうね…それに振り回される私たちの身にもなってほしいものだけれど…」

結衣「それで…どうやってここから出るの、ゆきのん?」

雪乃「……この地図だと多分、右ね」ドヤッ
(右はどう見ても行き止まり)

結衣「……」(やっぱり助けてヒッキー!><)
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/09/19(木) 00:26:11.89 ID:q3NCc0Quo

八幡(…くそっ、小町の奴どこに行ったんだ…?あのまま直ぐに帰ったとは思えないし…)タタタタ

八幡(なら小町が行きそうな場所は…やっぱりあそこか…?)ダッシュ!

――――――
――――
――

夕方 とある公園

八幡「……やっぱりここにいたか、小町」ハァハァ

小町「……はぁ…あれだけおぜん立てしたのに小町を追いかけちゃうなんて…本当にお兄ちゃんはごみいちゃんだね…」

小町「全く、どうして…?せっかく小町はもうちょっとであきらめがつくところまで来れたのに…!どうしてお兄ちゃんは邪魔するの…?」

八幡「…それは…」

小町「…お兄ちゃん、覚えてる?昔一人が嫌で小町が家出した時にこの公園のベンチでずっと一人で座ってたら、あのお兄ちゃんが珍しく今みたいに血相を変えて汗びっしょりになりながら小町を探しに来てくれたこと」

八幡「…そうだな、覚えてるよ」

小町「じゃあその後帰り道で交わした約束も…覚えてる…?」

八幡「あぁ…忘れてない」

小町「そっか…いやーあれだけあざとくポイントポイントって言ってたらさすがのお兄ちゃんでも思い出すかなって期待してたけど…やっぱり覚えててくれたんだね…」

小町「でもねお兄ちゃん、小町がいくら頑張っても、小町がいくらお兄ちゃんを好きになろうと兄妹で結婚は出来ないんだよ?」

八幡「…知ってるさ」

小町「なら駄目だよ…せっかくお兄ちゃんをよく想ってくれてる女の子が2人もいるなら…そっちを大事にしなきゃ!こんな出会いお兄ちゃんにはもう二度とないかもしれないんだよ?」

八幡「二度とないは余計だ。あとな、確かに雪ノ下も由比ヶ浜も今では俺にとってすごく大切な存在だけど…」

八幡「だけど!それ以上に小町は俺の妹であって、俺は小町を―――」

八幡「俺は小町を愛してる!」

小町「……!!」

八幡「兄妹?血縁?近親?そんなの二人の愛に比べたらどうって事ねーよ!もうむしろこのまま駆け落ちエンドまで俺は想定してるぜ!例え世界が俺達の敵になろうと俺は小町をいつまでも守る!何があろうと小町を愛し続ける!」

小町「……ばかだなぁ、お兄ちゃんは…うん、本当にばかだなぁ…」グスッ

八幡「っておい小町…泣いてるのか…?」オロオロ

小町「……なんか嬉しくて…もう、ごみいちゃんのくせに本当に小町の計画の邪魔ばっかりするんだから…!」

八幡「…それは…お互い様だろが…」

小町「えへへ、お兄ちゃんありがと…小町もお兄ちゃんの事は世界の誰よりも大好きだよ!でもね、小町はやっぱり…お兄ちゃんとは付き合えない!」

小町「…本当はお兄ちゃんと結婚できたら死んじゃってもいいかな?ってくらい大好きだけど…でもやっぱりそれはできない」

八幡「……そうか」

小町「…だから…だから今日だけ、今日いっぱいだけ…」

小町「小町はお兄ちゃんのお嫁さんになっても…いいかな?」

八幡「…ああ!愛してるぜ、小町!」

小町「…小町も…小町もお兄ちゃんの事、大好きだよ!!」チュッ!
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/09/19(木) 00:26:52.85 ID:q3NCc0Quo

――――――
――――
――

こうして俺と小町はキスをして一日限定ではあったが結ばれたのであった。脳裏に某千葉の別の兄妹の話を思い出していたが、結果的にそれよりも中途半端なひどいオチで終わったのは申し訳ないと思う。

まだまだ目の前に残る問題も沢山あるけれども…だけどこの経験を通して俺も小町もようやく1歩を踏み出すことが出来たのだ。

ついでに後日談として雪ノ下や由比ヶ浜にこのことを伝えたら意外にも「そうなんだ、よかったね」の一言で片づけられてしまった…あれー?もっと驚いた反応をされると思っていたんだけどなー?

そんな訳でまた俺と小町は元の兄妹の関係に戻って俺はいつものあの奉仕部のある学校生活に戻っていったのであった…

八幡「やはり俺の妹がこんなに可愛いのは間違っている」

~終わり~

59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2013/09/19(木) 00:29:53.26 ID:q3NCc0Quo

―――後日談 奉仕部部室

雪乃「…それで、比企谷君?とうとう名実ともに実妹に手を出してしまった真のロリコンに成り下がってしまった訳なのだけれど、いったいあなたはその後小町さんになにをしでかしたのかしら?」

結衣「あ、それ私もちょっと気になるかもー?」

八幡「おい、結局詳細を聞く気満々だったじゃねーか!」

雪乃「別に比企谷君の行動自体に興味がある訳ではないのだけれど、もし万が一小町さんに何かがあったのなら一人の善良な市民として私が警察に通報しなければならないでしょう?」

結衣「まさかヒッキー小町ちゃんに本当に手を出しちゃったの!?」

八幡「ふざけんな!妹の貞操に手を出すほど落ちぶれてはいねーよ!ただ…なんだ…何回かキスしたり、一緒にお風呂入ったり、その夜一緒に寝ただけで…」

雪乃「なるほど。それがあなたのこの世の最後の言葉として受けとっていいのかしら?さようなら犯罪者企谷くん、この世にこんな重度のシスコンが本当に実在したことは忘れないわ」

結衣「…き、キス?!…わ、私もヒッキーとしたことないのに…!小町ちゃん…ず、ズルい!///」

八幡「…まぁ本当の事だし、なんとでも言ってくれ」

雪乃「そこで開きなおるなんて相当頭の方をやらかしてしまったのね、比企谷君。でもいいわ。それでちゃんと二人の間で結論は出たのでしょう?」

八幡「…まーな、その約束も結局あの1日だけってことで、今は俺も小町も他の兄妹に比べたら少し仲良すぎるくらいの関係には戻ったぜ」

結衣「以前よりも関係が悪化してる気がするよ?!」

雪乃「まったく…あなたたちは本当にどうしようもないシスコンとブラコンの兄妹なのね…。不本意な事なのだけれど、それも含めて私はあなたを受け入れるしかないようね…///」

八幡「…おい」

結衣「あー!私だってその…小町ちゃんやゆきのんに負けないくらいヒッキーのことを…ってもうコレ告白?!いや、今のは違うっていうか、その…///」

八幡「…わかってるよ。サンキューな、雪ノ下、由比ヶ浜。これで俺もようやく一歩を踏み出せるよ」

雪乃「私は特に何もしてはいないわよ?///」ドキドキ

結衣「そうだよヒッキー、私たちはヒッキーの事待ってただけだもん///」ドキドキ

八幡「そうか、じゃあ改めて言うぞ、俺は―――」

ガラッ
平塚「邪魔するぞー 実は今日私も由比ヶ浜を見習って女子力を上げるためにクッキー焼いてきたから是非試食を!(`・ω・´) 」

平塚「ってあれ?この空気…ちょっと私…タイミング間違えちゃったかな…?」アセアセ

雪乃「……ハァ」ヤレヤレ

結衣「……平塚先生の…ばか…」プイッ

八幡「……確信犯だろ…」

八幡「…やはり俺の青春ラブコメは間違っている。」

~終わり~


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