2007年シーズンをもって現役引退される古田敦也選手には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。もちろん2004年のあの騒動の時のことです。当時僕は大阪近鉄バファローズのファン。高校生だったので遠征はできませんでしたが、大阪ドームやグリーンスタジアム神戸に年間20試合強は行っていました。もちろん最大の趣味は野球観戦でした。そんな状況の中でバファローズが消滅するという話になったのですから大変なことです。自分のプロ野球ファン人生はわずか16歳で終了してしまうのか、これから新たな趣味が見つかるだろうか、無趣味になってしまうのではないだろうかと憂慮していました。
そこで立ち上がったのが選手会、そして選手会会長の古田敦也選手でした。バファローズの礒部選手会長、ブルーウェーブの三輪選手会長とともに中心となって両球団の存続を訴え続けてくれました。古田さんの本来の仕事は経営者と交渉することではありませんし、バファローズが消滅してもスワローズの古田さんには影響はないかもしれません。にも関わらず最大限の仕事をしてくれたのです。この時の「2球団だけの問題ではない。プロ野球全体の問題だ。」という姿勢には涙を流して感動したのを覚えています。もちろんストライキにも全面賛成・全面支持でした。
その後も球団消滅凍結の交渉は難航し、結局バファローズの消滅を阻止することはできませんでしたが、古田さんの汗がある一つの成果を生んだのです。新規参入球団、東北楽天ゴールデンイーグルスの誕生です。
バファローズの消滅はもちろん表現しがたいほどの悲しみであり屈辱でした。正直、新規参入球団ができてもバファローズが消滅したら意味がないと考えた時期もありました。しかし、古田さんを中心に選手たちが球団消滅の影響を最小限にしようと努力した結果が新規参入球団の誕生です。すぐにそう考えることができ、意思は固まったのです。「東北楽天ゴールデンイーグルスを大阪近鉄バファローズ以上に愛する」と。こうして僕は今もなおプロ野球ファンであり続けられているのです。その気持ちは今でも変わりません。この先も変わることはないでしょう。それは古田敦也選手への感謝の気持ちでもあるのですから。
古田敦也選手、
本当にありがとうございました。