この件を後から考えても腹がたつので、後日、岐阜県警本部へ電話して上記の苦情を全て話し、同時に疑問点を確認してみたのです。
(1)『提示』について。
岐阜県警本部によると、「警察官にきちんと見えるように『見せる』ならば、必ずしも手渡さなくてもいい。」という回答をいただいた。免許所を渡す事は任意であり、強制ではないという。当然窓越しでも構わない。
また、岐阜県警本部としては、「『必ず免許証を手に取って見なさい』というような指導をしていない」らしい。
(2)身分証明書(警察手帳)について
岐阜県警本部によると、「通常、警察官の服装や、車両によって警察だと認識していただいている。しかしながら、それでも疑問を持たれる場合、私としては身分証明書(警察手帳)を見せてもよいのではと思う。身分証明書を見せて欲しいという要求に対し、見せなくても良いという事はありません。」という回答を頂いた。
(3)飲酒検問の時、明らかに飲酒していないとわかった時でも
免許証を『提示』しなくてはいけないのか?
実はこの質問に対しては明確な返答を示して貰えませんでした。何やらむにゃむにゃと言葉を濁していました。それでもしつこく問いただすと、小声で「別の事件の検問も兼ねている場合もあります」と言っていた。それならそう言えば良いだろうに。
自分は特に警察に対し良い印象は持っていないという考えが底辺にあるのは事実です。だからといって敵対するつもりも無いのです。めんどくさいし。
実際、いろんな検問で「見せて下さい」という要求に対し、軽く見せればオーケーだったし、もっとよく見たい警官の人は、「もう少しよく見せて頂けますか?」とか、「裏も見せて貰ってよろしいですか?」という対応で、きちんと見せればそれでよかったのです。今迄は。
そこで先の事件なんですけど、あの時もきちんと『見せた』んですよ。岐阜県警の担当者は「状況が分からない」と言ったけど、あれで本当に「見えない」なら道も歩けないんじゃあないでしょうか。明らかに『イジメ』だと思いましたね。一度目の「見えない」迄はかなり冷静だったんですが、二度目の「見えない」にはカチンときてしまいまして、相当カッカしちゃったんですが、相手は慣れているのか次から次へと「脅し」てくるのです。本人にしては「脅し」ているつもりは無いかもしれませんが、こちらには「脅し」にしか聞こえないのです。あれが『常套手口』なんだろうね。
主なやりとりは前回の通りなんですが、岐阜県警の担当者もかなりのものでして、苦情をひとつひとつ言う度に「そうですか」と言うだけで実に素っ気無い。「脅されて怖かった」と言っても「状況が分かりませんから」と言って逃げるだけ。仮にこの人が検問をやっていた人に事情を聞いたとして、果たしてどちらの言い分を信用するんでしょう。
第一ね、その現場にいる『警察官らしき男』は何処の所属で誰ですか?と、聞いても、知らぬ存ぜぬの1点貼り。具体的な場所と時間が特定できているのに、何処の誰がその場で検問を行っているのかわからないと言う。それはわからないじゃなくて、調べる気が無いのだろう。
とにかく、県警に直接苦情を言うなんて初めてだったものだからかなりドキドキした。適当に処理されるかもしれないが、言うべき事は堂々と主張しなければいけないなと思ったのです。腹もたってたし。
どちらにしても、その時の状況が分からないので、判断はしかねるという言い逃れも忘れなかった。状況によるなんて言ってたら、何だって状況で片付けられてしまうなぁ。
そして、岐阜県警本部としてはこの苦情に対し厳密な調査をし、適切な処置を取りますと言っていたけれど、何をしてくれるんだろうね。それで、処置の結果が知りたいから名前と電話番号を言いますと言ていたが、担当者はまかせて欲しいという一点張り。
ワシとしてはその警官らしき男に、一言「ごめん」と言って貰えればそれで気が済むのだが、期待できそうにないなぁ。・・・・・しまった、電話の相手の名前を聞くのを忘れた!
※解説
この文章は100%実話です。むしろ内容はもっと多かったんで削った程です。岐阜県警に電話して苦情を述べたのも本当です。それで、この内容のやりとりを全てネットで発表してもいいかという問いに対し、「どうぞ」という回答を頂いたので、安心して発表しております。
最近、これと同じような苦情が多くなってきたのか、警察官に名札を付ける動きがあるようです。ホントか?
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