ゆうきのゆうき(keberanian Yuki、Yuki's courage)

サラリーマン社長(その前は広告担当)“ゆうき”の飯や読書をした時の、気が向いた時の思考のストックです。

葉室麟『青嵐の魚』『辛夷の花』

2022年04月05日 | 本と雑誌

青嵐の坂を読んだ。葉室麟の作品はどれだけ読んだだろうか。今回も感じた武士の心。
日本人に残る見栄とか、モラルを優先する心って武士の時代から残っている気がするんですよね。海外なら、自分の身の回りの人、自分自身の利益を優先したり、自分のやりたいことを優先しても何も言われない。日本もそうゆう考えの人もいるし、海外にもモラルを優先する人もいるんだけど、大きい反響として、究極、国のために、自分の家族以外の人のために特攻する流れとか、まさに切腹なんて、、、
なんでも振り切りすぎってよくないなって思うけど、武士の心、武士道は心のどこかでもって、カッコつけたり、周りの人のためになる気持ちを忘れないようにしたい。
ちなみに、もし溺れる人を発見したら、すぐに気合だけで助けに行くのはいくら泳ぎに自信があっても絶対ダメらしい。何か浮かぶものを持ってから助けにいく。?

連続して『辛夷の花』を読了。
男も女も周りの義を優先しようとする。
だけどそれは周りから見るとつらさがある。だから今度は周りの人間がその男と女自身の気持ちを義でつなげようとする。
素敵な世界である。
そして、今回の物語も勘定奉行がからむ。この頃もお金の守護神は能力高く、正義を持った人間が着くことが多く、そのお金の周りに様々な悪が群がる。そこに色んな物語が生まれる。いつの時代もCFOは大変だ。




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