
スポーツというものはルールの中での戦いでもあると思う。

もちろん戦うだけでなく、健康のため、楽しむためのスポーツというものもある。
ルールの設定が勝敗に大きく影響がある。
今、日本では少しメジャースポーツの一つになりつつあるラグビーは数年前まで毎年ルールが変わっていたし、それに合わせて戦略のトレンドも左右されてきた。
そしてルールの変更に至った理由を協会側は末端のクラブチームまで丁寧に説明してきてくれた。選手は最初は戸惑ったり、文句を言うがしばらくすると順応していた。
今回のDリーグ21-22シーズンのラウンド10。KOSE8ROCKSは、ただの
1試合というくくりではなく、とても意味のある試合だった。

ヘルニアの手術を受けたTAICHIの1年ぶりの復活試合。自己都合なのは十分
承知ですが、優勝したかった。結果は3位。プロである限り結果に拘らないといけなと
は思う。ただし結果だけに拘っていると、心の冷静をどこに持っていればいいかわからなく
なる。そのために、僕らはチームのビジョンを大切にしたい。
【ブレイキンの無限の可能性で、世界中の人を笑顔にする】結果を出してファンの方に
喜んでもらうのもそうだけど、僕らの演技を見て笑ってくれる、泣いてくれる人が
いることがわかったら、間違っていなかったと思うようにしたい。
できるのか。しなければ。悔しい。
選手たちはもっと悔しいだろう。
いつかこの悔しさを糧にしてほしい。
今のルールに不満があっても、ファンがそれに
文句を言ってもいいけど、僕らはそこで戦うのがスポーツだから。