お晩でがんす
先日一般住宅を建てさせて戴いた、娘が担当で私は付録だ、と言うより雑用係である
よくしたもので隠居に成ると自然と雑用係に成れるものだ、次から次ぎえと雑用がでてくるし見えてくる
そうすると 更に雑用が増える、際限なく増えるものだ、だから何処かで目をつぶらなければならない
これが現場である、かなり狭隘の現場で工事は色色と段取りが難しい
基礎工事も狭いので工夫が必要だ、そして隣地も近いので気を遣う、まずご挨拶に隣地の方々にお伺いしたら
一番近い隣地が同業者であった、これは職人の道からしても第一番にご挨拶が必要だ
そして建てる日は道路にレッカー車を設置しなくてはならないので、交通止めの許可を取る
現場の電線の状況や設置場所の適地などレッカー屋に見させる
偶偶レッカー屋が彼の同業者の知り合いであり話が非常にスムースに行った
現場のすぐ隣に空いている畑があって一時資材の狩り置き場に一日お借りしたい旨お願いに行くと
其処の奥さまがの御実家が当社の隣の区で然も当社の顧客であったので、これも又スムースであった
こうした裏の事情がいろいろあって上棟式の運びとなった
先ず三柱の幣神を作る、
主神は「天之八意思兼之命」と言う家や屋敷やその他の諸々をお守り下さる神様で
大日如来の化身とも言われ、智慧と学問と総合判断をつかさどる神様である
右側の脇神は「吾奈瀬之命」と言い火伏の神様だ
左手の脇神は、「彦狭知之命」、と言い水を司る神で大工や工匠の守護神である
其の三柱の脇にあるものは、水木の枝三本だ、棟木の一番高い頃に水があれば火事に成ってもすぐ消える。と言う
庶民の儚い希望と安心である、昔は棟木そのものを製材して使ったが、闊葉樹のために狂いやすく用材としては
あまり適当ではないのでだんだん廃れ今は枝だけに成った
茅葺の屋根の妻側に等彫りこんである、水、と言う字と同じ意味合いの物だ
夫夫の神々にお供え物を進ぜる、その量や数にも細かい仕来りと謂れがあるがここでは省く
臨時につくった仮の祭壇に奉献する
祭壇の下に置いてある菱餅は,箕落とし餅。だ、箕は身に語呂が合い、宝の餅が主人から落とされて、下で箕を持つ
嫁さんの元に上手く収まると、宝が身に入ると言う縁起だ
四方固めもぶじすんで愈愈慰労会が始まる、四方固めの事は後々又話す
今式の簡単な慰労会だ、それでも最近は此れさえもして下さらない家が増えた
職人たちと家族が席に着き宴会が始まる、今四季は全てノンアルコールで、、、定着した
形通りの施主の挨拶から、乾杯の挨拶、、お祝いの多当を戴き、お礼に「生き肴」を出して、お開きにする
昔から見ると情緒がなくなったが、下戸の私にはうれしい短時間だ
こうした機会を利用して若い職人達に色色と仕来りや由来や、どうして必要なのか、等をそれとなく話して伝える
此れも隠居爺の役目だと信じてしている、ただの煩い爺爺だと思われても、忍、の一事で伝承する
俺がしなくてもよいと思うが、では誰がする、誰かがしなくては絶えてしまう、、、、、、、、、、。
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
一度コメントを書きましたが変なところがあって書き直そうと思って色色している内にすっかり消えてしまいました
先日我が家でも上棟式をした
娘夫婦が同じ宅地内に建てた
地元の業者に依頼した
桜島が噴火した、映画を見ているようである
灰が降って困っている
家庭菜園はぜんめつだ
珍しくもう雪が二回も降った
折角さいた汝の花が全倒伏した
群馬も雪国に成ったとかがんばれ
ふんじゃあな
紅
最初の投稿を間違えて。焦って二度目を投稿したら
今度は二回もおなじげんこうで投稿してしまった
やっぱり、致仕加二歳は若くはないんですね
ふんじゃあな
何度も投稿戴き有り難うございます
勿論皮肉でもなんでもなく単純明快に感謝しています
私も幾度となくしています
矢張り同級生は同じ年だと言う事が実感できました
何々まだ若いと信じ、無理やりにでも信じさせて頑張る
ではまた、遊
二度有る事は三度有るで
もう一度コメントします
致仕がいろいろ調べて漸くわかりました、あなたの
博学には驚くばかりです
そしおて正確には「致仕加之二歳」とするらしいのですが???
ああこれですっきりした、ふんじゃあな