お晩でがんす
美男葛の実が鈴なりだ、本当に美男になるらしい
不思議な形をした実だし第一色がよい、
此の木の蔓から採れるねばねばの糊が和紙の繫ぎの糊に成ったが
子の糊に黒い色子と油を混ぜて「鬢付け油」の代用にしたところから、びんつけで髪が整い
良い男前になったと言うところからの命名だと言う、この実の生成がおかしい
此の写真でもわかるがまず最初に出来そこないの苺のような丸い大きな実ができる
其処から突起した丸い実が次々に出来てくる、そしてそれが席なしに出て皆くっつき合うと
最初の形になる、だからこれは未だ十九や二十歳の若僧美男だ
もう少し若い児童美男がこれだ
此れを見るとその成熟の仕方がよくわかる、面白い成熟の仕方だ
木の葉隠れの術を使っているが何しろ派手な仕度なのですぐわかる
鈴なり状態が見えると思う
もうかれこれ三十年もの間生きている美男葛だが三十年と言えば壮年葛なのかもしれない
初冬の野を飾る派手な実だ、有毒らしいので鳥も食べない
綺麗なものには毒がある、花でも実でも人でも同じだ、やはりほどほどがよい
私の様に、中の下位が最も無害なのだ
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
こめんとありがとうございます
無害、無害、と侮っているような人が案外有害であったりするものだ
年寄りでも有害の奴もいるし気を付けるに越した事はない
第一無害無害と連発するほど、年寄りを馬鹿にしてはいけない、本当にそうなったかと思い落ち込む
色色考察するに確かに無害かもしれないが・・・・
何か若返りの薬はないものか、、、、、、、、
今日も少し材木を担いだら、腰は痛い腕もいたい肩が張る、、、、、自分で自分を叱り飛ばしているが
全く効果がない、悔しいけれど認めざるを得ない
ではまた
なんでも師匠はご存知ですね
実の付き方も変わって居て、色々な形が出来て面白いです
ただ見ると美味しそうですが有害
いま時まで残っているのですから、毒は動物たちもご存知の様でした
＞私の様に、中の下位が最も無害なのだ
どんなに美男子でも…もうその御歳では無害無害