遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

放浪独り旅Ⅱ

2018年05月03日 | その他

おばんでがんす

キャンピングカーの出来は先ず先ずにできている、非常に快適である

そしてたっぷりの時間での就寝は快適な目覚めを醸してくれる、夜明けとともに鳥達に起こされての目覚めは良い

津南や、栄村と言った地域は今や有名な豪雪地帯だ、老齢化の進む中での雪下ろしが問題に成っているし

かといって雪下ろしを省略できる新式の家は中中新築が難しい事情もある、どこでも悩みは尽きないものだ

 栄村の林道を走る、だんだん西へ向かっている。野沢村林道へ入る

 

深山酢漿草が到る所にある、畑の酢漿草は質の悪い害草だがこちらは可憐な山野草だ

薄葉細辛は一寸奥山に入るとどこでも見られる大型の菫で、はっとさせる美しさを持った花だ

そして清流の小川の川辺には必ずと言って良い程繁茂しているネコノメソウが有る

花らしからぬ葉っぱの様な花が面白い

雪国の水は滋養分豊かな雪水のせいで花も茎も大きい

東一華草もとても見立てが有る、

もうとっくに終わてしまっている筈の片栗も雪解け後でどこでも咲いている

延胡草や東一華と共存している

いつ見ても何処で遇っても心ときめかせる花だ

 

杉林の中の岩の上にどうしても思い出せない名前の花が咲いている花壇から逃げ出した花なのだろうが

よくもまあこんなところで豊かに咲いているものだと感心した

 

蛇の目蜆か何か不明だがもう春蝶が飛来してきている。花があれば蝶が、蝶が居れば近くにお花がある

恋人同士が魅かれ合って行き遇う様な物なのかもしれない

自然の不思議な機微は種の繁栄と維持と言う永遠のテーマに沿ってあるところが面白い

 

 同じ林辺に、二輪草が群生している、適地適作なのであろう,百樹園などでは辛うじて生きているといった態だが、、、

葉も茎もそして花も大きい見事な咲きっぷりだ

道草の果てに、野沢温泉村についたスキー場の駐車場に車中泊の車が四五台停車している

此処は車中泊OKか?と聞くとOKで料金もいらないと言う、有り難い事だし気が休まるし、仲間が多い事は

気強い、忽ち話の輪の中に入れた、皆それぞれに工夫した自前のキャンピングカーで誠によくできている

設備も機能もとても考えられているし活用に慣れて居るのが参考に成る

私の和室キャンピングカーもみんなが見に来た、畳敷きの和室には驚きの声が続出した

何時の間にか十人ほどの集団で夕食ぱーてーが始まった、中には電子レンジから発電機迄持っている車もある

楽しい野沢温泉スキー場の宿泊である

ジャンプ台の端にある第二駐車場が宿泊地に成った、遠くは神戸から来てもう三泊だと言う中年のご夫妻も

いる。毎日スキーをしていると言う、殆んどが春スキーを楽しむ人たちだが、食事も話も酒も楽しんでいる

そして野沢温泉は日本でも五指に入る高温の温泉だ、原泉の麻窯は95度もあると言う

ご近所の人たちはここで煮炊きをしている、一大お勝手だ、

そして七つだか八つある共同浴場はだ皆お湯の神様にお賽銭を揚げるだけで入れると言う御利益付きだ

若者やスキーの人たちの朝は早い。飛行機の爆音で目が覚めた

東の空に飛行機雲が出ている未だうす暗いので散歩をして見た

一回りして2000歩をめやすに歩いた、途中気に成る清流の写真を撮った、両側に野蕗が有って近い将来

又おいしい蕗汁が食べられるであろう

周りの家庭菜園の方々も早起きだ、偶偶あったご婦人が山葵の小田を手入れしていた

野沢温泉村は温泉は無論のこと水の村でもある、街中や住宅の中を網の目の様に水路が通っている

だからこうした山葵田も作れるのだ

手入れをして間引きをした子苗を放り出していたので下さいと言ったら、こんなものは食べられないと言った

でも茎も葉も山葵味にして食べられるので勿体ないからと言ったらどうにするのだと言う話から

簡単にできる話になり、自宅が近いから自宅で実演してほしいと言う事になり。自宅へお邪魔した

こんな小さな山葵が取り持つ縁だ、昔実母の兄、つまり親の伯父さんは山中育ちで有ったので良く作ってくれ

たのを伝授してもらっておいた、自分でも時々作ってみたので、簡単な方法をご教授した

大好評で若い嫁さやん子供たちはサラダのかけて盛んに食べていたし御主人は今夜の酒の肴は此れにして欲し

いと言っていた、必然的に朝食を御馳走に成って車に戻った

土産にもらって来た山葵の茎葉をご近所ならぬ御近所車の一夜仲間にもふるまった、好評だ

御近車の諸氏はスキー客である、リフトを乗り継いで春スキー場へ向かう

珍しいし、した事も無い春スキーについて行ってみた、往復で680円のリフト代で見られた

其処は私の想像したものとは違う別の世界の様であった、何百と言う人が心から楽しんでいた

肝心のカメラを車中に置いてきたのが残念だ

何だか三日目の行程をを暗示するかの失敗だ

長話で有った

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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師匠らしい旅 (チョキ、チョキ)
2018-05-05 09:01:16
野沢温泉泊、楽しそうです
同じような趣味の方達とはさぞかし話があった事でしょう
その土地の方達が、直ぐ心を許して家まで上げて下さるのは、師匠の性格の良さと知識量ですね
ご飯までご馳走になるとは
さぞかし野沢菜が美味しかった事でしょう
温泉は確かに暑いですね~
あの辺りは、何処も質の良い温泉ですが、熱い熱い
春スキーでただ風呂を何度頂いた事か
楽しかった思い出を思い出しました

二輪草綺麗です
あ~~~
私もどこか行きたくなっちゃったわ~
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放浪独り旅2 ( 遊童子)
2018-05-05 22:24:18
ちょきちょきさんへ
こめんとありがとうございます
行きたくなったら行く、、、、
人は明日の事は解らないし明後日の事はなおさら
解らない、然し自分の希望していることは解る
それが実現可能なものか、とんでもない夢物語なのかも若っている
若しも20%の実現の可能性が有ったら挑戦してみてみよう
私は胃癌の手術をするときに、先生に尋ねた
手術をすれば助かる可能性は何%あるのですかと
当時消費税が3%で有った
それより高いですか低いですかと聞いた
先生はそれよりは5倍も6倍も高いと言った
然し例えば6倍でも18%だ
私は迷わずすぐ手術をしますと言った
それが運命の分かれ道であり30年生きて居る
先ず最初の一歩を踏み出さない限り二歩めは出せない、、
此れは悪魔のささやきではない
一歩を踏み出す勇気を応援する応援歌だ

では又
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