夕張JAZZ喫茶店FIVEPENNIES

夕張JAZZ喫茶店FIVEPENNIESのジャズコレクション

愛を奏でて

2011-05-11 01:55:50 | ライブ情報
愛を奏でて


ぬくもりコンサート第10回

「海の上のピアニスト」より
『Playing Love(愛を奏でて)』

生まれてから一度も船を降りたことがなかったにもかかわらず、ピアノでさまざまな曲を弾いた。
ある日、友人のトランペット奏者が、彼に聞いた。「いったいどこからその音楽が生まれてくるんだい?」
すると彼は、客席にいるいろいろな人を示し、「たとえばほらあの人は、こんな感じ・・・・」と言って、
次々とその客の様子をそのまま音楽にしてしまった。
 
 この「Playing Love 愛を奏でて」は、
 あるとき、レコード会社の男が、ナインティーン・ハンドレッドの演奏をレコード録音するために乗船した。
録音機を前にしぶしぶ弾き始めた彼は、ふと窓越しに美しい少女を見る。その瞬間、明らかにその少女に向かって
音楽は走り出した。そして甘く切ないメロディーが自然にできあがった。

 この曲は、本当にこの映画の場面と合っていて、この映画のこの場面でなければ、この曲の良さも感じられないと言っていいほどの名曲です。

 曲の冒頭部分では、いかにも「しぶしぶ・・・・」という感じ、そして、少女を窓越しに見たときから、音楽はとても甘い旋律に変わる。少女に対する甘い恋心、憧れ、そして彼の視界から少女が去ってしまったときの切ない気持ちが、旋律と音色にこめられており、まさにその「音楽」は、彼自身の「心」そのものだった。と、私は感じます。

 弾き終わると彼は、録音したレコードを渡すことを拒んだ。
「これは僕の音楽だ。自分のいないところで自分の音楽を聴かれたくない。」と。

やはり、音楽とは、時間芸術なのだーと感じます。

pianoforte 山本 真平
2011.4.29
at ゆうばりJAZZ喫茶 fivepennies


I GOT RHYTHM

2011-05-11 01:49:00 | ライブ情報
I GOT RHYTHM


ぬくもりコンサート第10回

GERSHWIN:I GOT RHYTHM
George GERSHWIN(本名=Jacob Gershowitz)は1898年9月26日にNew York-Brooklynで生まれ1937年7月11日L.A.で亡くなりました。
有名な"I got Rhythm"は1930に初演されたミュージカル
"Girl Crazy"の一節

Trombone 倉本 紗希
pianoforte 山本 真平
2011.4.29
at ゆうばりJAZZ喫茶 fivepennies


Jim Hall and Petrucciani live "Beautiful Love"

2011-05-09 22:20:11 | 夕張ジャズ喫茶店お気に入り音楽集
Jim Hall and Petrucciani live "Beautiful Love"


Jim Hallです。
ジム・ホール(Jim Hall、本名ジェームズ・スタンリー・ホール (James Stanley Hall) 、1930年12月4日-)は、アメリカ合衆国のジャズ・ミュージシャン、ギタリスト。現代ジャズ・ギター界の巨匠で、パット・メセニーなど多くのギタリストが、ジムからの影響を公言している。
ニューヨーク州バッファロー生まれ。幼い頃クリーブランドに引っ越す。1955年よりチコ・ハミルトン楽団で活動。1957年、初のリーダー・アルバム『ジャズ・ギター』発表。
1960年代は、サイドマンとしての活動が中心となる。1960年から1961年にかけてエラ・フィッツジェラルドのバックを務め、傑作ライブ・アルバムとして名高い『マック・ザ・ナイフ-エラ・イン・ベルリン』にも参加。また、エラのツアーに帯同して南米を訪れた際、ボサノヴァを知り、自分の演奏スタイルに取り入れる。1962年にはビル・エヴァンスとの連名で『アンダーカレント』を録音し、また、ソニー・ロリンズやアート・ファーマーのリーダー・アルバムにも参加。1969年、12年ぶりのリーダー・アルバム『ジム・ホール・イン・ベルリン』発表。
1972年、ロン・カーターと連名で制作したベースとギターのデュオ作品『アローン・トゥゲザー』が話題となる。ロンとは以後も度々共演。1975年には、チェット・ベイカーなどを迎えて録音したリーダー・アルバム『アランフェス協奏曲』が大ヒット。1976年、バンド・リーダーとしては初の日本公演を行う(サイドマンとしての初来日は1967年)。
1992年、ゲイリー・バートンのアルバム『シックス・パック』に参加。1993年にはギター独奏による『デディケイションズ&インスピレイションズ』発表。1999年にパット・メセニーとの共演盤『ジム・ホール&パット・メセニー』発表。
2003年、レーベルをArtistShareに移り、『マジック・ミーティング』というトリオ・アルバムの作成を発表。まだプロダクションが始まる前に先行販売しファンがアルバムに投資するという前代未聞のプロジェクトであった。2005年、ピアニストのGeoffrey Keezer(ジェフリー・キーザー)と共に『フリー・アソーシエィション』というデュオ・アルバムをArtistShareから発表。このアルバムは、ジムが教師をしていたThe New School for Jazz and Contemporary Musicで録音された。2008年、元教え子のビル・フリゼルと共にダブル・ディスクの『ヘミスフィア』を発表した。ArtistShareでリリースされたアルバムはファンの投資によって作成されている。

ゆうばりJAZZ喫茶 fivepennies