夕焼け空を見上げたら

ああ、きっと明日もいい天気

候補者

2019-08-02 | Weblog
新しく選挙で選ばれた参議院議員が、参議院に初めて登院したんだそうだよ。中でも特にニュースになってたのは、れいわ新撰組とやらの重い障害者の議員。

別に。障害者だから、議員の仕事はできない、なんて決め付ける気はないよ。世界には、物理学者の故スティーブン・ホーキングみたいに、障害のあるなしとは「無関係」に、ものすごい業績、成果を出した人がいるわけだし。

ただし、議員の仕事は無理だろ、と決め付けはしないけど、その反対に、障害があるから多少議員の仕事ができなくても仕方ないか、と甘い目で見るつもりもない、と。議員として、税金で活動費もらって、一般庶民は参加したくてもできない国の政策を決めるのに参加できるわけだから、障害があるとかないとかいう話とは「無関係」に、議員にふさわしい成果は出してもらわないと、障害とは「無関係」に議員失格ってことになるのを、忘れずに。

あと、本人がリアルタイムの意思疎通が難しい、ってことで、介助者が「代わり」に発言したり挙手したりするらしいんだけど、それが、本当に議員本人の意思なのか、議員の意思じゃなくて介助者が好き勝手にやってるんじゃないのか、って疑いは、どーやって晴らすんだろね。国会で発言することは記録されるし、ほんの一言や微妙な言葉遣いがトラブルになるなんて普通に起こるんだけど、介助者が「代わり」に発言してる言葉が一言残らず本人の言葉だ、言い換えとか短縮、省略は一切してない、ってのは、どーやって確かめるんだろね。

そういうあたりを考えてくと、行き着くのは、れいわ新撰組とかいう政党が、そんなこんなのいろいろな疑問をどんな風に解決するつもりで、重い障害者を参議院選挙の候補者に「選んだ」のか、ってことなんだけど。まさか、当選した後のことなんか何も考えてませーん、とか、重い障害者だとみんなわかってて当選できたんだから責任は有権者にありまーす、れいわ新撰組は責任ありませーん、とかいうのかなあ。

もしもこのナンチャラ新撰組がそんな「無責任」な政党なら、この先の選挙じゃこんな党の候補者には投票しないのが正解だね、きっと。
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