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総裁選その2 パー券にフタ

2024-09-17 | Weblog
自民党総裁選で、立候補者のほとんどは、こないだのパー券裏金事件を「再調査しない」とか「今さら調査したら独裁」とか言って、掘り返す、蒸し返す気ゼロみたいだよ。

そりゃそうだ。そんなことして、もしも離党者やら議員辞職者やらが出たら、この先自分が総裁になる自民党の勢力が「減る」わけだもんね。だから、総裁選立候補者としてどんな政策打ち出すかとは全然関係なく、とにかく過去の不祥事には「フタ」をする、もう蒸し返さない、だから自分を支持してね、ってこと。

だけど、よく考えたら、この理屈の中には日本国民、一般庶民は出てこないんだよね。気にしてる相手、気配りしてる相手は自民党議員だけで、一般庶民がパー券裏金事件に納得してないとか、国会の説明にも出席を拒否するような連中は議員辞めろと思ってるとか、そーいう話は無視。とにかく、自民党の「数」と「権力」と「金」を守るのが最優先で、一般庶民なんか次の選挙までには全部忘れる、電気代とかガソリン代とかをちょっと安くしてやれば自民党にシッポを振る、と思ってるんだろね。

まあ、旧態依然のダメダメ自民党の今までのやり方見てれば、そんなのは簡単に予想できたわけで。だから、次は、そんな何も変わらない自民党の何も変わらない新総裁が総理大臣になって、解散総選挙とかをやったとき、また自民党に投票するのか、さすがに今度は無理ゲーって思って野党に投票しとくのか、一般庶民が決めること、と。
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