ドイツ街歩き、私たちのアンティークコレクション

ヨーロッパあちこちまったりのんびり街歩き、収集したアンティークをマイペースにご紹介します。たまに手料理。

ハッピーイースター!

2022-04-16 08:04:00 | 私たちのアンティーク
こんにちは、
'Frohe Ostern'!
今週は'イースター(復活祭)'ですね!
ドイツの人々にとって、とても大事な行事。街中はうさぎや、カラフルな卵のデコレーションで彩られて春満開!明るい雰囲気ですよ


我が家もちょこっと飾り付けします。
やはりウサギさんと、カラフルな卵。それと、アンティークのマルクトで譲っていただいたエッグスタンドなんかを用意してます。



そして、昨日はキリストが十字にかけられた'聖金曜日'Karfreitagという日でした。
肉を食べず伝統的には魚料理が多いそうで、私たちもそれにならってフライなどをいただきましたよ。

コロナの規制も緩和して、久しぶりにレストランでのんびりと食事を楽しめました。ドイツは月曜日までイースター休暇です。
みなさまも良い週末を!

Wir wünschen Ihnen ein schönes Osterfest und alles Gute!

いつもご拝読と、いいね!をありがとうございます。

この間買った物③

2022-04-13 09:43:00 | 私たちのアンティーク
こんにちは、
今日は先日に引き続きアンティークの陶器たちをご紹介します。
こちらはチェロを奏でる中世のドレス姿が素敵な貴婦人、ドレスデンの作品。


後ろ姿も優雅です。

こちらはペンダントトップ、やはりひとつひとつ丁寧に絵付けされています。
裏側にはメーカーのロゴが入っています、
下段にあるこのライオンのようなマーク、実は先日この小さなマークを頼りにこのペンダントトップがどこの出所か調べたのです。そしてArzbergの'Schlottenhof'というところのものだということを探し当てました。
さらにその名前から歴史を調べてみたところ、


このように記されています、元々ここは1858年'Seltmann'によって創業されたメーカーで代替わり、株式市場暴落によって売却、その後1932年にまた一部を買い戻し、1934年には'Schlottenhof'へ改名、活動するも1964年に再投資不足のため閉鎖。
ということで1934-1964年の間に作られたもののペンダントトップのようです。
ネットを使うと外国の古美術でも小さなヒントから検索できるので、お宝鑑定ごっこをするのが私たちの楽しみのひとつです
本当に小さな小さなお宝たち。

こちらのお皿も同じ地方の一枚づつ絵付けされた古い物です。金の縁取りがエレガントなお皿、ケーキや何か甘いものでも乗せて使ってみたいと思います。それではまたの機会に..

いつもご拝読といいね!をありがとうございます。


この間買った物②

2022-04-06 11:10:00 | 私たちのアンティーク
こんにちは、
今日は先回に続き、マルクトでご縁のあったアンティーク雑貨をご紹介してまいります。

まずは、お嬢さんから。
実はこのコ、ドイツではなくSri Lanka🇱🇰スリランカのメーカーではないかと前オーナーと話していました。
なかなか躍動感のある陶器のお人形です。


無邪気な表情が可愛らしいですね♪

ちょこんとお座りしている2匹のわんちゃんも陶器でできていますよ、オランダ'Delft'のものです。

白色の釉薬を下地にして、スズ釉薬でひとつひとつ絵付けされています。この濃く鮮やかな青は'デルフトブルー'と呼ばれています。
以前にご紹介した同デルフトの猫さんにもありましたが、背中には立派なモンモン模様。

カッコいいですね。
モンモンって何?と聞く彼..

下に敷いているプレートはゴブラン織りの小さな額です、

縁を金の飾りでガラス板がはめ込んであります、裏底はしっかりとしたウッドです。

伝統的なゴブラン織りは現在も盛んで、タペストリーなんかはアートでもあり日用品でもある、ドイツの家庭にはとても親しみ深いものだそうですよ。

長くなってきたのでまた続きは次の機会に..
いつもいいね!ご拝読をありがとうございます。





この間買った物ご紹介

2022-04-05 00:18:00 | 私たちのアンティーク
こんにちは♪
ドイツはサマータイムに切り替わり、すっかり陽射しが初夏♪ ノースリーブでちょっと肩を日焼けしちゃったり♪

..していたのに..!
エイプリールフールにはマイナス氷点下!雪!! 
'Aprilwetter'(4月の天気)まったく気分屋さんですね、また湯タンポ入れました
皆さまはお花見ができましたか🌸

先日のアンティークマルクトでご縁あって我が家に来てくれたコたちをご紹介します。お手入れして並べてみたのがこちら。
じゃーん。
今回はドイツ代表メーカー勢揃いです! まず、お人形から。
アンティークドールといえばダイヤモンドに亀がトレードマークの'Schildkröte'社、

右の2人は'トルツロン'という安全性を考え作られた不燃性のプラスチック素材で、おそらく1950-1960年代のもの。
比べて左のコはさらにさかのぼり1920年前後に作られました、素材は卵の殻のように(キュッと軽く握れば簡単にパキパキッと砕けて散ってしまいます..!)とっても繊細な'セルロイド'製です。

写真のため同じように腕をあげてみたんですが、ちょっとポージングにも世代感?違いが出ていますね..

ドイツの古いお人形は首付け根あたりにメーカーのマークが入っていることが多く、ちょっと失礼してお召し物をめくってみますと..
小さな背中に亀のマークが見えますか、
ちなみにこの可愛いらしいお衣装は前オーナーさんの手編み!立派な亀マークが見やすい様あえて背開きのボタン仕様(こんな小さなセーターに!きちんとボタンが結える!✨)のデザインを作られたそうです。身長たった18センチのお人形ですよ。

お次に、こちらのコたちは
'E.S(Emil.Schwenk)'社

W.Germany(西ドイツ)時代のものです、やはり背中にマークが入っております。


おおよそ1950年代に作られたそうです、素材はトルツロン。
いずれも稀少価値が高く、ドイツ国内でもコレクターにはたまらないお嬢さんです。

そしてこちらは日本でもおなじみ'シュタイフ'社のオウムさん、ドイツで'Papagei'といいますが..


お人形の話でつい熱くなり長くなってしまったので、このコとその他についてもまたの機会に登場してもらおうと思います..

ではまた近いうちに、
Bis bald!
いつもいいね!ご拝読をありがとうございます。




🇩🇪春のアンティーク市

2022-03-21 13:22:00 | 私たちのアンティーク

こんにちは!yutakazuです。

とってもお久しぶりです!

皆さまおかわりありませんか?
すっかり春めいたドイツは、まだ肌寒くはあるものの、日差しがあたたかくてとても過ごしやすいです。街はコロナ禍の規制も緩和されてきて、週末にはカフェやマルクトなんかも立ち並び、穏やかな雰囲気。

ライン川沿いでアンティークマルクトが開催されていたので、さっそく私たちも散歩してきましたよ。
出店物の写真(投稿の許可も快諾いただきました)を少しご紹介します。

ブース空間にいっぱいのアンティーク雑貨。

1960年以前の物ばかりだそうです。
ちっこい細々したものに惹かれます..。お宝探し✨


ヴィンテージシュタイフのボンボンシリーズやドールハウスのお人形もいっぱい。

お人形はもちろん、乗っているワゴン車も大変貴重なものだそうです。

高価な銀や真鍮も人気でよく売れていました。


実際に使用されていたシャンデリアのガラスパーツたち

様々な形、キラキラです!

マルクトでは出店者さんたちのレコードも流れていて、'古き良き物を懐かしみ愛好する'方達の語らい合いも、風景のひとつ。やっぱり古いものに心惹かれます..

次の機会にはまた買ってきたものなんかもご紹介したいと思います。

マイペースな活動ですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。 みなさんのページにも遊びにおじゃまさせてくださいね。