ロングドライブ

「VW PASSAT VARIANT」と「PEUGEOT 3008」でのロングドライブ記録です。(2019/09/11)

北欧スウェーデンとデンマークの旅(その3)

2017年04月26日 | ドライブ

2016年10月11日

スウェーデン滞在は今日が最終日。今晩にはデンマークの首都コペンハーゲンに戻らなければならない。
今日は、今回の旅行の1番の目的地「SAAB CAR MUSEUM」を訪問することが最大の目的だ。ミュージアムの開館時間は11:00am。ヨーテボリから「SAAB CAR MUSIUM」のあるトロールヘッタンまでは、E45ルートで約1時間。つまり11:00amの開館に間に合うようにするには、多少余裕をもってホテルを9:30am位に出れば良いことになる。

そこで先ずは朝食をとることにした。昨日同様”モーニング”はホテルのバイキングである。


チョット朝からハイカロリーとは思ったけれど、とにかく美味しいからついつい取りすぎてしまった。(笑)


食後部屋に戻ると、一休みしていよいよ出発である。2泊したこの部屋ともこれでお別れ。これからトロールヘッタンを経由して、デンマークのコペンハーゲンに戻る。


E46を走行中。今日も天気はどんよりと曇っている。


約1時間かけて「Saab Car Museum」に到着した。


到着は11:00amより少し前だったので、まだ開館していなかった。
このミュージアムは、勿論SAAB社が造ったものだが、同社が無くなってしまった今は、トロールヘッタン市(?)が買収して経営していると聞いている。要は「お役所」なので、時間もきっちりしているのではないかと思ったが、後で受け付けのお兄さんの愛想の良さに、もしかすると民間に管理運営を委託しているのかも知れないと思った。

 

この9-5モデルは、ギリギリ日本でも発売されたが、ボディサイズで全長が5mを超えていたことなどからほとんど売れることなく終わった感がある。


日本では発売されなかったが、スバル(旧富士重工)がGMに買収された時、スバルで製造されたインプレッサベースのSAAB9-2。


このように後ろ姿はインプレッサそのものである。


ミュージアムの外壁に掛けられた垂れ幕。


ミュージアムの外の駐車場にも、ヨーテボリより多くのSAABが生きているように感じられた。

トロールヘッタンを後にすると、今回の旅で玄関口となったデンマークのコペンハーゲンに戻ることにした。


帰路の途中で立ち寄ったパーキングエリアの施設。屋根が茅葺(かやぶき)のようになっていて、まるで日本の田舎にいるかのような錯覚を感じた。


パーキングエリアのVolkswagen PASSAT VARIANT(レンタカー)


VW PASSAT VARIANTの後ろ姿


スウェーデンとデンマークにかけられた橋。

コペンハーゲンに戻ると、空港に向かい、2泊3日の付き合いだったPASSATを返却することとなった。

日本ではレンタカーのルールとして、返却時はガソリンを満タンにして戻すのが通常である。しかし、当地ではその必要はないようで、満タンにしていないことを告げると、特に問題なく返却を受け付けてもらえた。

今回の総走行距離:約800km、消費ガソリン: 約44.3L、燃費:約18.0km/L

上の数字を見て、私は驚いてしまった。日本車のハイブリッド車や軽自動車などでは当たり前のように宣伝される数字だが、まさかあの「VW」でもこのような数字が現実のものとして出されるとは信じられなかったのである。
そこで、携帯したノートパソコンで「Volkswagen PASSAT VARIANT」 を日本のサイトで調べてみたところ、エンジンは1,400ccのターボで、パワー:150ps、トルク:25.5kgm、JC08モード(日本の燃費基準):20.4km/Lとなっていた。本国仕様と日本仕様では多少の違いがあるとは思われるが、基本的仕様はほぼ同等として良いのではないかと思った次第である。
近年、欧州車ではダウンサイジングが進んでいるということはそれとなく知っていた。そして日本に入って来る欧州車、特にVWでダウンサイジング(低排気量化)が進んでいることも知っていたが、往復約800kmの道程を無給油でしかもガソリンメーター上で約4分の1残して返却したのには、本当に信じられない思いだった。しかも、乗っていてパワー不足を感じることは1度もなかった。これだけ走ることができるのであれば、わざわざハイブリッド車を考える必要はないのではないかと思ってしまった。 



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