ロングドライブ

「VW PASSAT VARIANT」と「PEUGEOT 3008」でのロングドライブ記録です。(2019/09/11)

北欧スウェーデンとデンマークの旅(その4)

2017年05月26日 | ドライブ

2016年10月12日ー13日

北欧旅行最終日はコペンハーゲン市内観光。そして夜には帰国の途に就かなくてはならなかった。

コペンハーゲンで宿泊したホテルの朝食は、地下にある食堂で、やはりバイキング形式の朝食をとることになった。ここでのチーズもスウェーデンでのそれと同様に、種類が豊富で美味しかった。
朝食を食べ終わると部屋に戻り、荷物をまとめてチェックアウトをした。ホテルのフロントは、チェックアウトの客と、丁度到着したチェックインの客でごった返していた。何とかチェックアウトの手続きを終わらすと、ホテルに荷物を預けて市内観光に出かけた。
市内観光は歩いて行ける所が原則となった。一部公共交通使用も考えられたが、基本的には”徒歩”とした。

ホテルを出ると、先ず向かったのは「コペンハーゲン中央駅」だった。時間は朝の通勤時間に当たっていたせいか、駅に到着する路線バスが多く見られた。

また、駅構内に入るとここにも多くの人影が見られた。「多くの人影」とは言っても、東京で普通に見られる通勤時間帯の「人影」とは当然ながら数が違う。単純に比較するなら、この時見られた人の数は、さしずめ新宿駅の深夜、終電前位の感じではないだろうか。

駅の構造として、駅構内は1階にあり、ホームは地下にある構造のように思われた。ホームに降りた訳ではないが、ホーム番号を示す表示が写真のように階下へ降りる階段を示していたのである。

コペンハーゲンで有名な観光施設の1つとして「チボリ公」がある。駅を後にすると間もなく、この公園が現れた。公園の入り口には、もうすぐやって来る「ハロウィン」の飾りがされていた。

残念ながらこの日は定休日に当たっていたようで公園の門は閉ざされていたが、この時はまだ朝早い時間のため開園前と思っていた。定休日と分かったのは帰り道、ホテルに向かっている時に再び公園の前を通った時だった。

公園の前を通り過ぎ、道を渡った反対側の通り沿いには、かの有名な「アンデルセン」(アンデルセン童話)の像があった。デンマークを代表する有名人の像が街角、しかも比較的大通りに面した歩道にあまり目立たない感じで置かれているのが、コペンハーゲン、否、デンマークらしいと思ってしまった。

大通り沿いのアンデルセン像の後ろにコペンハーゲン市役所があり、

その裏側に通る路地のような道を進むと

聖母教会」があり、

さらに進むと「ストロイエ」という広場のような場所に出る。ここは歩行者専用の場所のようで、車の姿は納品などの商業車も見えなかった。

さらに進むと「アブサロン大司教の騎馬像」があり、

その先には「トーヴァルセン美術館」(写真手前建物)が、その隣には「クリスチャンスボー(クリスチャンボー)城」(写真奥、塔のある建物)があった。

この城は現在デンマーク王室及び政府が迎賓館として使用しているそうである。

城の前には国王フレデリク7世の騎馬像が迎える形となっている。

この国の全ての城がそうなのかは知らないが、取り敢えずコペンハーゲン市内にある城・王宮は高い壁だがそこに幾つもの窓があり、多くの部屋が作られたものと想像された。少なくとも中世ヨーロッパ(特に英・仏・独など)の城として紹介されるものとは異なる容貌だった。差し詰め日本で例えれば、京都にある現在の「二条城」と同じような意味合いなのかも知れない。

城を出てシュドハウネン河に沿って北上すると、「ニューハウン」という地区が現れる。写真でも分かるように、川沿いに立ち並ぶ建物はカラフルな色合いをしており、観光地としても有名である。飲食店やアンティークショップなどが軒を並べ、コペンハーゲンで最も活気のある町と言われている。

橋の欄干に沢山の錠前が付けられていた。多分、日本で言えば絵馬かお御籤と同じなのかも知れない。

更に進むと「アマリエンボー宮殿」に行き当たる。

ここは現在もマグレーテ2世(女王の住まいとなっていて、女王が在宮の時は、屋根の上のポールに国旗が掲げられるそうである。そういえば、この時も国旗が掲揚されていたように思う。女王が在宮されていたのかも知れない。

大きな広場を囲むように建物が造られていて、

広場の奥には「フレデリクス教会」とそこに繋がる参道(?)があった。

広場の中央には宮殿の造営者である「フレデリク5世の騎馬像」があり、教会に向かって建てられていた。

そうこうしている間に、観光名物ともなっているようである、衛兵の交代式が始まり、観客(多くの観光客:ここで今回初めて日本人ツアーにも遭遇した)の列に加わることにした。

衛兵の交代式」のイメージとして、私は衛兵が城内の各所にいるその場所でそれぞれ交代の儀式をするのではないかと思っていたが、それだけではなく、ブラスバンドによる演奏などもあり、かなり観光客を意識したパフォーマンスと思われた。交代式は毎日正午から行われているらしい。
交代式を見学した後宮殿を後にすると、更にシュドハウネン河に沿って進み、有名な「人魚姫の像」を目指した。

やがて「カステレット要塞」の公園に着くと、川沿いを進み、

ようやく目指す「人魚姫の像」に出会うことができた。しかし、観光名所のここにはかなりの観光客が集まり、それぞれ記念写真の撮影を行っていた。記念撮影の合間を縫って私の撮ったものが写真である。
流石にこの観光地は各国のツアーにも含まれているようで、観光船に乗った中国のツアー客も盛んに川側から写真を撮っていた。

人魚姫を後にすると、オスタポート駅の側に出てオスター・ヴォルト通りをコペンハーゲン中央駅方向に進み、途中「ローゼンボー宮殿」を見てからストロイエに戻り、チボリ公園の脇を通ってホテルに戻った。
20,000歩以上を歩いてコペンハーゲンの街を歩いたためかなり疲れてしまい、ホテルのラウンジで暫く休憩してからタクシーで空港に向かうことにした。
ホテルに頼んでタクシーを手配してもらうと、やって来たベンツEクラスのワゴンタイプに乗り込んで空港に向かった。

夕方7:00発のドーハ(カタール国)行きでデンマークの地を発つと往きと同じルート、ドーハ乗り換え羽田着で無事帰国することができた。



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