へるしーな日々

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旧中仙道の高札

2010-02-27 17:36:45 | Weblog

旧中仙道の鵜沼地区では、去年から町屋館なども出来、この春には脇本陣も復元される予定になっているそうで活気づいている。

出先から歩いて帰る途中に立派な高札をみつけた。少し前から出来ていたが、なかなかゆっくりと見ることが出来ずにいたものだ。

 

江戸時代に実際に高札として掲げられた物の資料をもとに、読みやすい文字で書き直したものらしい。最初の高札は、キリシタンに関するものらしい。(上の写真をクリックして、ご覧ください)

キリシタン禁制の時期のことだが、その訴人に銀500枚だの銀300枚だのとある。 


クリックで拡大します

豊臣秀吉の時代にキリシタンの禁制令が出て、明治6年にその令が解かれるまで、信者は迫害を受け続けたと思われる。

ちょっと調べてみると・・・ 

くずれ(崩れ)

切支丹禁制以降に隠れキリシタンが発覚した事件をいう。その主な
ものとして、以下が挙げられます。

・郡(こおり)くずれ「明暦3(1657)」長崎の大村で608名が捕縛、
  うち411名が斬首される。
・豊後くずれ「万治3(1660)」翌年までに、いまの大分県で220名が
  捕縛される。
・美濃くずれ「寛文元(1661)年」この年から7年間、美濃・尾張で合計
  3000名余りが処刑される。
・浦上一番くずれ「寛政2(1790)年」長崎の浦上で191名が捕縛
  される。
・天草くずれ「文化2(1805)年」前年からこの年までに天草4村の
  計5202名が切支丹であると発覚する。(
あと省略)

とある。罪もない沢山の人がキリシタンというだけで、
殺された時代があったんですね~  恐い恐い!

自由な現代に生きていてよかった~と思える歴史の資料でした。

 

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