先日見てきた 能面展 では、能面にもいろんな種類があるのを知りました。
あまりなじみがなくて、知っているのは小面(こおもて)と翁(おきな)の面くらいでしょうか。
岐阜面遊会の主催で、20点余の作品が展示してありました。その日は見学の人が少なかったので、ゆっくりじっくり鑑賞させていただきました。
翁
かろうじて知っている小面(こおもて)を正面から撮るのと↓
ちょっと下がって角度を変えて撮ると、表情が変わります↓
能を舞う人(舞う?というのかどうか)は、顔の角度で表情を表すのでしょうか。
能面辞典によると
能は、能面を身につけて行う、一種の仮面劇です。能面は「おもて」といわれ、曲の位(くらい)を支配するほど能楽師にとって重要なものです。
能面の基本型は約60種、今日では、二百数十種あるといわれています。
たくさんの種類があるのですね~
この日、展示されていた面を種類別にアップしてみます。
[男面]
邯鄲男
平太
中将
猩々
[異相面]
大とびで
大べしみ
黒ひげ
[女面]
増す髪
うば
はじめにのせた、小面も女面ですね。
能は、継承されている演劇としては「世界最古」といわれる日本独自の舞台芸術だそうです。世界無形遺産に指定されています。
その能の舞台で使われる能面、大事な日本の文化を支えているものと学習しました。
でも~ 綺麗ですね
角度を変えてみると表情が変わる 凄いものだと思いつつ眺めています
敬意を表します。
勉強させてもらいました。
聞くとはなしに聞いた一人の見学者の言葉を紹介します。
「私は、不治の病にを持っています。このまま
何も考えずに生活すれば、病気は更に進むと
思い何かをやらなければ、ダメになってしまう
と・・・能面の制作を始めました。
4年経ちますが元気です」
能面には、悪魔を駆逐する鬼神が宿っているのでしょうか。
全快をお祈り致します。
怖いです。
数年前、狂言師?だったと思うのですが、
アジアの楽器に合わせてまうのを見たことがあります。
とても優雅な動きで、機会があったら、能や狂言をと思ったものですが、
地元では、、、無いのです。
たきぎ能を何度がみたことがありますが、能面をつけて
役になりきっているのをみると、恐い気持ちになったことが
ありますよ。
目と口だけが空いていて、怖いというのもわかります。
少しの角度で表情が変わる・・・
よくできています。
コメントありがとうございます。
能面に対する造詣が深いなんて、とんでもないです。
能面展に出かけたおかげで、にわか知識を得ることが
出来ました。
見学者のお話を聞かせていただきありがとうございます。
何かに打ち込むというのは、思わぬ力が出ることもあるのですね。
その方は、病気を忘れて、まだまだ能面を作り続けて
いかれるやもしれません。
やっぱり怖いですね。
私は薪能を何度が見たことがありますが、能面の効果は大きいですよ。
面の角度やしぐさで、喜怒哀楽を表す、素晴らしい日本の
舞台芸術ですが、謡などの知識がないので、じ前に筋書きを
読んでいないと筋が理解できないです。
たいてい解説があるので助かります。
コメントありがとうございました。
カメラの被写体としても、色々な意味で興味を持ちました。ありがとうございます。
お能というと薪能。
それしか知らなくて、(^_^;)
立原正明という作家ごぞんじですか?
彼の亡くなる寸前まで新聞に連載していた小説が
途中まで本になってるのですがその中に能面を打つ作家のことが出ていて…。
ふっと思い出したのですが、本の題名も忘れてしまって…。
今調べてみましたがヒットしません。(^_^;)
何という題名だったか…。
気になってとても官能的な本だったのです。
このたくさんの面を見ていたら思い出しました。
小面の写真、角度の違いで表情が変わって見えますね。
不思議な気がします。
能面展は、初めてですが奥の深いものだな~と思います。
写りはよくないのですが、自分の備忘録として
残したいと撮ったものです。
見ていただきありがとうございました。
昔読みましたよ。
能の家元に生まれた主人公が悩み煩悶する話でしたね。
官能的な印象は覚えていますが、記憶が薄れています。
コメントありがとうございます。