川口淳一郎著 はやぶさ、
そうまでして君は
生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話
めったに読まないジャンルの本ですが、ジィジが読んで返そうか・・・と言っているのをとどめて、読んでみました。
ー 7年60億kmの”満身創痍の旅”を終えて大気圏に突入した「はやぶさ」
小惑星「イトカワ」の砂が入ったカプセルを切り離し、大きなキラメキを残しながら夜空に消えていった -
「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーである著者 川口さんは、2010年12月にこの本を出されました。
2003年5月はやぶさ打ち上げ、2005年9月イトカワに到着、11月1回目のサンプル採取には失敗、試行をくりかえし採取を試みます。
その後12月には燃料もれで地球との通信が不能となる。
行方不明になってしまったんですね~
年が明けて2006年1月に地上との通信が復活。サンプルが入ったカプセルを収納し地球帰還のための準備にはいります。
そこから4年以上の年月をかけ、地球帰還軌道にはいり切り離されたカプセルは、2010年6月14日オーストラリアのウーメラ砂漠で回収されました。
その間の数々のトラブルに対処し、試練を乗り越えてこその快挙ですが、これが出来たのは
「絶対に諦めてたまるか。何があっても地球に帰還させる」
という強い気持ちがチームのみんなにあったからだと思われます。
科学者である著者ですが、ロボットである、はやぶさに対して、いつしか人格のある 彼 のような気持ちを抱くこともあられたことが、読み進んでいて感じられました。
川口さんは本の終わりに、「はやぶさ」のことを歌に詠んでおられます。
まほろばに 身を挺してや 宙纏う(そらまとう) 産(うぶ)の形見に 未来必ず
科学にうとい、やーやにもおもしろく読めました。
いまや各地で 、はやぶさのカプセルが展示され、多くの年齢層が関心を持っているようです。
子供たちにも科学に目覚めるきっかけを与えることになるかもしれませんね。そうなってくれるといい!と思います。
興味をお持ちの方は是非、ご一読を!
イオンエンジン、私は、この本で知りましたが、以前から知る人ぞ知るモノだったのですね。
本を読んで興奮できるs.tさん、お若い!
高校生の頃、スクーターのような乗り物で、宇宙を飛び回るマンガを読んだ事があります。その時の推進力は、確か「イオンエンジン」であった事を思い出しました。今夜は、興奮して眠れそうもありません。(s.t)
はやぶさのカプセルの展示、見損なってしまいました。
5/1までだったのですか。
大人も子供も夢をもらった気持ちです。
科学に興味を持つ子供が増えるといいですね。
まほろば は良い所、この場合は宇宙でしょうか・・・
そちらは、又寒さが戻ったとか・・・体調を崩さないよう
お気をつけてくださいね。
航空博物館の方へは、出かけられず残念に思っています。
残念!!!
素晴らしこと成し遂げられて、更なる未来に壮大な夢を抱いて充実の人生ですね。
5日まで、ハヤブサの展示が航空博物館でありますね。混み合っているようですが、見てこようかなと思っております。
凄く壮大な歌ですね?
川口さんの言うまほろばとは何処を指すのか…。
考えてしまいました。
こちらはまた寒さが戻ってきたみたいで桜はちじ困ってしまいました。
早速、読んでみようと思っています。
(s.t)
読んでみると、おもしろかった~です。
花や野菜を育てることは楽しいでしょうね。
畑のある方はいいなと思います。
よい息抜きにもなるのではないかしら?
私に「読む?」って言ったけど何だか難しそうで断りました
何だかこの頃読まなくなりました
今は畑で花 野菜を育てる事に興味を持っています
(お遊びで収穫は期待薄ですが)