鵜沼宿脇本陣アート展 -染めるという表現ー を観てきました。
山根 よ志枝さん という岐阜県在住の方の作品です。
ー 古来から伝わる染色技法で季節の草花、身の回りの物などを表しました。
歴史を感じる趣の中でお楽しみいただければと存じます - と、
案内にありました。
脇本陣という、和風の建物の雰囲気と着物がよく調和して、よかったですよ~
やーやも30代の頃は、着物に親しんだ一時期がありましたので、興味津々で眺めてきました。
室内は、照明が暗いのでその点が撮影には、いまひとつでしたが・・・、
許可を頂いて写してきましたので、ご覧ください。
吉祥文様(藍型)
松に柳桜藤文様(振袖/紅型)
燕麦(型絵染)
染めの分野は全くのしろうとで解りませんが、昔からある型染の技法を、自ら下絵を描き、型を彫り、
染める諸行程に創作性を生かした独自の芸術的領域を持つ型染を 「型絵染」 というのだそうです。
渋紙という和紙に下絵を描いて、カッターで切っていくのだそうです。菜の花の柄ですね。
切り絵のような要領でしょうかね~
素敵な作品に感嘆のため息をつきながら・・・観てまわりました。
エンゼルトランペットの屏風(型絵染)
仲春(型絵染)
花籠に柳の模様の額もはなやかな感じで、室内を明るくしていました。
タペストリー 宝づくし(型絵染)
タペストリーも、いろいろ展示してあり、洋風な部屋にもあいそうな作品もありましたよ~
真ん中の柄はざくろとカマキリかしら・・・
予備知識もなしに観てきましたが、楽しかったです。合間に説明をいただけたことがとてもあり難かったです。
13日まで開催されていますので、興味を持たれた方は、おでかけください。
すいていれば山根さんの説明を受けることができるかも・・・
会場 : 中山道鵜沼宿脇本陣
岐阜県各務原市鵜沼西町1-137
tel 058-379-5055
会期 : 平成23年3月3日~13日
午前9時~午後5時(最終日13日は午後3時まで)・
7日は休館
入場無料