江東奇譚

中年男の果てしない思い入れを綴っております

大魔神の振る舞い。

2012年01月28日 18時05分09秒 | インポート

その男は、転校生だった気がする。

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男は走る。その能力は半端ではなかった。

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普通、走るというのは、人間値として走る、それだ。

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しかし、この男はそういったことを許さない。

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オレが、オレこそが。オレなんだぞと、走る、快いざわめき。

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カーブへ、そして直線へと。リキが発令される。

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筋肉、たわめかせ、風はそしらぬふり、の横暴ぶり。

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肉体は時空を説き伏せ、昇華され、

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彼の姿はもはやない。






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