愉快で楽しい休日's !!

若干、人生を迷走している感があるものの、旅や登山やランニングを通して思いっきり楽しんでる記録を綴ってます♪

《スペインCamino2013》7月19日

2013-08-25 20:10:34 | Camino de Santiago 2013
この日は今回の旅の目的地であるBurgosまで歩きます。
すなわちCamino歩きの最終日。
噛み締めて、楽しんで歩きます

朝、ベランダからの日の出を待ちます。
とっても幻想的で素敵な日の出が現れました


一本道を大勢の巡礼者が同じ目的地目指して歩いています。


この旅では手ぬぐいが大活躍!!
すぐ乾くし日差し除けにもなるし本当に重宝
今日は友人である噺家の橘家蔵之介師匠にもらった手ぬぐいと共に歩きます。


しばらく行くと、珍しく道の選択が2つに分かれます。
Burgosへ郊外の公園側から入る道と、高速道路に沿って市街地から入る道。
私達は前者を選択。
途中Burgos空港脇を通ります。


ここ以外でも道脇にフェンスがあるとよく目にする光景でしたが、木の枝をクロスさせた十字架が無数にあります。巡礼者達が作っていったものです。


郊外の町に入ると一本道ではなくなり、どちらに行ったらよいか迷いそう。
でも大丈夫!!
Caminoの目印がこれでもかと記されています!!

しばらして公園に入り、東屋を発見。
そこでしばし休憩する事に。背負っている行動食を食べ切ってしまいます。
この休憩は最高の判断でした。
今まで、出会った友人達が続々と通り、なつかしの再会を果たします。
Jean Francoisや、Santo Domingoのランドリーで知り合ったチャーミングなスペイン人夫婦とも再会。
旅の思い出にJean Francoisに蔵さんの手ぬぐいを渡しました。
「蔵さんの手ぬぐい、世界を渡る」です!?


ここで新たな出会いも。
Caminoオリジナルバンダナを見せてくれた、オランダから一人で来ている女性。
出会いの繰り返しです


しばらく行くととても気持ちの良い公園の散歩道に入ります。
街のおじいちゃん・おばあちゃん・子供たちが思い思いに散歩しています。
”Bon Camino!!(良いカミーノを)”と私達に声を掛けてきてくれます。
私達は”Gracias(ありがとう)”と返します。
この挨拶はcaminoで巡礼者同士や町の方々から巡礼者とで交わされるとても暖かい人と人との交流です


Burogosの大聖堂(世界遺産)の尖塔が視界に入ってきました♪


我々の今回の終着Pointに到着です!
壮大な大聖堂に圧倒されます。


ホテルに荷物を置いて、ここからはこの旅初の巡礼ではなく、観光です。
カテドラルと並んでBurgosのシンボルであるサンタ・マリア門


カテドラル(巡礼手帳を見せて通常の半額♪)の中も圧巻。
メインの教会の他、中には更に複数の年代の違う教会があります。
中央の尖塔部分の内部の彫りはまるでレースの様です。


カテドラルの見学を終えて外に出ると修道僧と再会。


この日は偶然にもBurgosの街のお祭りでした。
街中が活気にあふれています。


祭りを見学後、バルにて軽食。
その後、広場のバルに移動し、無事旅を終了した祝杯を♪
夜中の12時時近くですが空席が無い程、街が人で溢れています。日中の何倍もの人達。


ホテルの窓から外を見ると・・・
通りがバルの所で通行不能な程人で溢れるていて賑やか!!
これ夜中の2時過ぎ!!都会に来たとは言え凄いな~


翌日は飛行場のあるBilbaoに移動します。


《スペインCamino2013》7月18日

2013-08-18 23:30:19 | Camino de Santiago 2013
早朝出発。
ベットルームの外で荷造り。
あっ!!ウガンダ君だ。改め神父様だ!
という事で最後にご挨拶&記念撮影
寝起きなので寝ぼけ顔&髪ボサボサ…


この日はOca(オカ)の丘越えです(ダジャレではなく)
本当に大変だった!!
最初は気持ちの良い山道です。


急な丘を越えた


と思ったら今度は長~い下り道


途中、きっと先を歩いていた巡礼者が作ったと思われる小石を集めて作った道しるべを発見♪
目の前にいない見ず知らずの仲間に力をもらった。


そしてしばらく行くと、San Juan de Ortega村が見えてきた。


ここで休憩
続々と巡礼者がこの村に到着します。
昨晩のアルベルゲで一緒だったイギリスから来た巡礼僧も到着。
彼は、ここに到着する前も木陰を見つけては聖書を読みながら歩みを進めていました。


私達が目指す方向はBurgos。
道路標識を見ると、右に行っても左に行ってもBurgos。
わかりにくいよ!!


でも、Caminoの道しるべをみつけた。
巡礼者にとっては道路標識よりもカミーノの道標が頼り!!
さー出発です


そして、またひたすら歩きます。


次の村であるAgesが見えてきました。
私達3人はそれぞれマイペース。
S子ちゃんはペースが速く、大分先を歩いています。
でもこれが私達のペース♪


とっても可愛い村。


道しるべも可愛い。



Agesでは休憩せず、先に進みます。
次の村はAtapuercaという村。
この村は80万年前の人類の化石が見つかった村で、世界文化遺産に登録されています。
観光バス向けなのか道がアスファルトで舗装されています。
かえって歩きにくい・・・


この村でLunch
本日の行程をここで終えてアルベルゲにチェックインするか先に進むかを3人で真剣に検討。
相当悩んだ結果、頑張って先に進む事としました。

丘越えは1つでは無かった・・・


急な山道、ここは歩きの私達より自転車の方が辛そう。


一つ超えても、次の村は見えなく・・・また次の丘を越えを3回以上繰り返した


しかし途中の風景はとても素敵




複数の丘を越える24.6Kmを歩きヘトヘトになりながら、Cardenuela Riopicoに到着。
この村に二軒あるはずのアルベルゲを探す。
一軒目は感じの悪いバルのおじさんに連れられたジベジメした穴倉みたいな所…
慌ててもう一軒あるはずのアルベルゲを探しに逃げる様に立ち去りました。
逃げ先アルベルゲはとても素敵でした。
2階部分に3部屋あるのですが本日この2階に滞在するのは私達だけ
という事でまたまたテラス部分含めて好き放題に独り占め


テラスからのとっても素敵な眺め♪


Privateテラス(!?)でまったりと食べるこの旅でブームになったアイス♪


ここのアルベルゲでの夕食は滞在する巡礼者が全員一つの机を囲み、一緒に食事をします。
スペイン人、イギリス人、ドイツ人、ベルギー人、イタリア人、韓国人と本当に多国籍です。
皆が教育問題や、この巡礼で考える事等の意見を交わします。
ベルギー人のおじさんは今回3度目のCaminoだそうです。
皆に退職してCaminoについての本を執筆する事を薦められてます!?


翌日はこの巡礼の「歩き」の最後の日です。
思いっきり楽しみます

↓アルベルゲの全貌


《スペインCamino2013》7月17日

2013-08-13 00:46:20 | Camino de Santiago 2013
この日は目的の為、ちょこっとスキップ
Santo Domingo de la CalzadaからBeloradoという村まで約23Kmをバスで移動。
悲しい事実は、23kmは歩くと約1日分。でもバスだと30分・・・
しかし、自分達の体調と巡礼道を先に進む為、この様な選択も有りなのです。
(バスの車窓から知り合った仲間が歩いているのが見えたりします)

10:10よりBeloradoからの歩きをスタート


Beloradoは私達にとって通過村でしたが、こじんまりとして素敵な村でした。


道しるべをたよりに


今日も歩きます♪


一面麦畑です。
Santo Domingoは州境で、ここを境にワインで有名なラ・リオハ州からカスティージャ・イ・レオン州に移ります。
風景もガラット変わり、農作物もブドウから麦に変わります。


途中、岸壁に作られた教会が見えたりします。
(後に本で確認した所、ビルヘン・デ・ラ・ペーニャ教会という名前でした)


最初の村はTosantosというのどかな村。
なかなか「第一村人」を発見できず、先に目についたのはニワトリ。
よく見たら、その先で第一村人が昼寝をしていました。
本当にのどかだ~
↓おじさんの足の先っぽ見えるかな?


次の村(Villambistia)の噴水(!?)の水が気持ちいいい~


そして次の村(Espinosa del Camino)のバルの庭にてLunch
いつもの、生ハムサンドイッチと事前に購入していたオレンジとオリーブ。
オリーブはガチャガチャで購入しました♪


まだまだ歩きます。


子供が自転車で頑張ります!!

Caminoの巡礼の手段は3つあります。
1.歩き 2.自転車 3.騎馬
道中、騎馬を手段としている方には遭遇しなかったけれども、馬糞を何度か見かけたので、実際いるのだと思います。

そして、本日の滞在村となるVillafranca-montes de Ocaに到着


本日は高級Hotelも併設しているとても素敵なアルベルゲに滞在しました。
アルベルゲに期待をしていなかっただけにビックリ&嬉しい♪


二段ベット部屋は€5、私達はちょっとリッチにシングルベット部屋€10
この部屋を選択したのはAzofraのアルベルゲでも一緒だったお酒大好きなおばちゃま2人組みとの計5人だけ。
でも二段ベット部屋はほぼ満床だった様子。


外には談笑スペースやお庭があって快適
夜には🎸ギター持参の巡礼者の周りに人が集まり、皆で歌ってました。


毎日の日課の洗濯物も皆で一緒に干します。
気持ちよ~く乾きます♪

同じタイミングでチェックインしたウガンダ出身のウガンダ君(私たちが勝手にあだ名をつけた)が、ことあるごとに私達に話しかけてきてくれます。「楽しい子だね。女の子大好きなんだろうね♪」なんて3人で話していました。

村の教会に立ち寄りました。

教会の中を参拝していると、ウガンダ君がやってきて、「ミサやって欲しい?」と聞いてきたので、参列したいと答えました。
教会の人に頼んでくれるのかな?と思いながら待っていると・・・
ウガンダ君が神父様の格好で現れました!!
なんと彼は巡礼中の神父様だったんです!!
彼の話し方、話しの内容(道を歩くCaminoに合わせて「モーゼの道」の話しをしてくれました)、仕草は穏やかで包容力が有り、とても素敵なミサを受ける事が出来ました。
「女の子大好きなウガンダ君」なんて言ってごめんなさいね。
でも、教会もハイテクの時代です。神父様は聖書ではなく、i-padをタッチしながら説教をしています!!

夕飯はアルベルゲの巡礼メニュー(€10)
ホテル併設のアルベルゲの食堂は高級レストランの風格♪

翌日は丘越えが待っています。
頑張ります!!

《スペインCamino2013》7月16日

2013-08-11 18:24:51 | Camino de Santiago 2013
この日はAzofraから出発です。
早朝からやっている村のバル(昨晩夕飯を食べたお店)にて朝食を食べてから巡礼スタート。

今日は比較的短距離(15Km強)です。
が、とっても印象的で記憶に残る「歩き」となりました...

朝はひたすら歩きます。
(ちなみに昨晩の洗濯で乾かなかった靴下をザックにぶら下げて乾かしながら歩いています)

そして道は延々続きます。


そして、次の村であるCiruenaに到着

このカミーノ道はどの村も素敵で印象的なのですが、この村は別の意味で印象的でした。。。
人気(ひとけ)の少ないゴルフ場に、画一的な新興住宅。そのほとんどが空家。ゴーストタウンのようでした。
ゴルフ場のカフェで一休み。

空模様が怪しくなり、行くか留まるか悩んだ結果私達は先に進む事としました。
が、この判断が・・・
突然のゲリラ豪雨。
ポツッと空から雨が降ってきて、ザックから雨具を出し始めたものの間に合わずずぶ濡れ~
ザックにくくって乾かしていた靴下はもちろん再度びしょびしょ(涙)

そして、光と音の間隔がほとんど同時になり!!!!
とっても怖かった。
けど、他の巡礼者達は気にせずグングン先に進む。怖くないのでしょうか?

雨が止み、後ろを振り返ると、極地的豪雨を物語る光景が広がっています。
境目がクッキリしてます。


しばらく峠を進むと、高台に出ました。
両側ぶどう畑の長い一本道の先に本日の目的地、Santo Domingo dela Calzadaという街が見えてきました。
本日はこの街のパラドール(歴史的建造物を改装した国営ホテル)に滞在します。


またしても見えてから街の中心街まではまだまだ先・・・
目印に従って進み、ようやく到着!!


本日宿泊するパラドールの前まで到着
でもまだチャックインせず(出来ず


昨晩、AzofraのアルベルゲでNちゃんと同室だったハンガリー人のシルビアさんと再会

そして、Jean Fransoisとも再会

行く先々で友人が増え、再会するのがとても楽しい

ずぶ濡れのドロドロの状態で由緒正しいホテルに入るのは気が引ける・・・
という事でせめて靴だけでも!?という言い訳を作り新しい靴を購入

「荷物が増える=自分が背負う負荷が増える」という事でこれまで買い物はグッとこらえていたが、「必要な物だもん」と言ういい訳を得て、ルンルンで購入。(でも子供用の靴

靴を買ったお店のお姉さんに教えてもらったお勧めのレストランでランチ
もちろんワイン込み(赤・白それぞれ1本ずつ持ってきてくれました♪)


いよいよパラドールにチェックイン


部屋はこんな感じ。


でも私達が使うとこうなります

ずぶ濡れになった服を洗い、椅子と椅子の間に紐をかけて即席洗濯干し場

荷物を置いて街の教会を見学。


教会の尖塔まで登るとスグ隣のパラドールがよく見えます。


しばらく街を散策しているとまたしても大雨が!!
私達は今朝の教訓で、空の色の変化、風の強さ、匂いを感じ取り、降り出す直前に屋根のある所に逃げ込みました。(だんだん野生化していく!?)


夜はバルで軽くお食事して、パラドールを満喫しました。


《スペインCamino2013》7月15日

2013-08-04 22:15:00 | Camino de Santiago 2013
昨晩滞在したアルベルゲ

朝5時起床6時出発です。
まだ外は暗いです。

暗くてCaminoの道しるべが見つからず
どこから村を出たら良いのか?迷子…
村の中をウロウロ...😲
同じ状況の他の巡礼者と出口捜索をしていると、車で通りかかった地元のおじさんが教えてくれました。

早朝出発の素敵な所は
👇こんな素晴らしい景色に遭遇できたり

涼しくて、心地良く快適&良いペースで歩けることです。
朝陽を背に今日も歩きま~す♪

次の村であるVentosa(ベントッサ)で朝ごはんの予定「頑張れば弁当さ」とダジャレを言いながら😛

今日は道中面白い出来事が有りました。
Ventosaはとても小さな村。
私達がバルで朝食をとっていると、同じタイミングで入村したフランス人夫婦の奥さんの方が一人で泣きながら歩いてます。事情を聞くと旦那さんとはぐれたとの事。その場にいた巡礼者達で手分けして村中捜索に出るものの見つからず...皆が出した結論は「きっと先に行ったんだよ」との事!!!
「え~??そうなる?奥さん置いて行っちゃうかな?」と私達日本人は思ってしまうが、皆の意見は合致で彼女に先に進む事を勧めます。
でも万が一彼がまだ村にいた場合を想定し、バルの店主に彼女が先に進む事を伝えておくことになったが、誰もスペイン語が話せない...
そこで、私とNちゃんの「フランス語→日本語→スペイン語リレー」で夫婦の名前や旦那さんの特徴等を店主に伝え、皆次の村に向けて出発!!結果は後ほど

捜索隊にも加わったJean Francoisと再会を祝して記念撮影

その後の道は前夜の豪雨でぬかるんんでる!!靴はこんな感じに

それでもひたすら歩きます。

そして、次の町、Najera(ナヘラ)に到着。
赤土の山々に囲まれた情熱的な印象の町でした。

ここで本日のランチ
通りを見てたら例のフランス人夫婦NorvertとChristineが昼食終え、仲良く歩き始めている所を目撃!!
みんなの読みは正しかったんだ~
でも会えて良かったね
私達も先に進みます♪

朝は涼しくて快調に歩けたが、昼を過ぎると陽射しが強く、歩くペースもガクンと落ちます

本日の滞在村Azofra村に到着。

本日のアルベルゲの外観。

中庭が広く、池もある。
洗濯物干して、周りのベンチで滞在者達は思い思いに過ごします。

今日の滞在者は皆同じぬかるみを越えてきた為、靴は全員泥だらけ!!

そして、建物の中はこんな感じ。
二人用の個室になってます。
とてもきれいで過ごしやすいアルベルゲです。

個室の中はこんな感じ。

共用キッチンと広い食堂が有り、
自炊する人も大勢います。

生後数ヶ月の赤ちゃんを連れて巡礼している家族もいます。(写真右手で赤ちゃんがハイハイしてます。)
彼らは自転車(二人こぎ自転車)での巡礼。

この村もスッゴく小さいけど、とっても素敵で印象に残る村でした。