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岡村幸保 人間讃歌・ビバサイエンス・自由闊達オカピーLOG              

幸福度上位は北欧諸国たち、なぜか?

なぜ北欧諸国が、幸福度の上位になり、日本は下位なのか?
マスメディアでは発信されない秘密が、
京都の福山和人弁護士の今年の全京都統一メーデー集会でのご挨拶でわかりやすく解ります
(Facebookよりシェアさせて頂きます)

↓↓↓

「少し海の向こうの話をさせて下さい。国連の2023幸福度ランキングのトップはフィンランド、2位はデンマーク、3位はアイスランド。北欧諸国が独占しています。これらの国では保育・教育・医療・介護が全て無料。だから誰も貯金しません。フィンランドでは大学の学費が無償なのはもとより学食まで無料。学生は腹が減ったら大学に来い。飯を食ったらついでに勉強していけという主義だそうです。
ちなみに我が日本は幸福度47位と寂しい限りです。

北欧の高い幸福度の原動力は何か? 
1つ目は女性の社会進出が進んでいる事。例えば34歳の女性、サンナマリンさんがフィンランドの首相になった事は記憶に新しいところです。
2つ目は、市民の政治参加が進んでる事。デンマークは投票率が80%を切る事がないそうです。政治は政治家がやるもので市民はお客さんではなく、市民自ら政治をつくるという考えが社会に共有されています。
そして3つ目に、余り知られてない事ですが、これらの国では労働組合の組織率が極めて高いという事があります。
労働者全体に占める労働組合員の比率は、フィンランドが65%、デンマークが67%。例えばレストランに入れば、従業員の3人に2人が組合員。アイスランドに至っては何と組織率90%❗️ 街ゆく労働者のほぼ全員が組合員です。それだけではありません。労働組合が締結した労働協約の適用率に関しては、フィンランドもデンマークもアイスランドも全て約90%。

こうした高い組合組織率や協約適用率、これがあればこそ、ストライキが起こった時に、俺たちも支援して連帯のストをやろう、こういう気風に結びついている。
その結果、経済が停滞するかと思いきや、国民一人当たりのGDPはノルウェーが世界2位、アイスランド8位、デンマークが9位で、日本は30位と北欧諸国に大きく水を開けられています。
国民の幸福度を上げることに労働組合が果たしている力には極めて大きなものがあります。

翻って日本の労働組合組織率は残念ながら16%にとどまっています。職場で皆さんの要求を実現する取り組みを発展させて頂いて、労働組合ここにありと、その姿をみんなに見せていこうではありませんか❗️
自由法曹団京都支部はこれからも闘う労働者と労働組合の良き伴走者として全力で頑張る決意を表明して、メーデーにあたってのお祝いと連帯のメッセージとさせて頂きます。ともに頑張りましょう❗️」



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