真の動物福祉牧場を目指して

徳流河の動向

ここでいったん時を遡って、「勝利の女神ドゥルーガ」こと徳流河が、インド-ダラムサラーでの「史上最大の葬儀」の後に辿った動向を描きます。

流河(ルーガ)は中国政府から最重要指名手配犯にされているので、海外に居ても常にその動向は秘密警察にチェックされています。
ダラムサラーでの秀祥(しゅうしゃん)の葬儀では、ルーガは主賓として演出をリードしたので、流石に秘密警察も手を出せませんでしたが、彼等は暗殺をも辞さないので油断はできませんでした。

そうした追跡をかわすタメ、ルーガは「戦いの女神カーリー」と一緒にメーヴェで移動し、ダラムサラーからヒマラヤ方向に飛んで一旦はシャングリラ地方に潜伏します。

ここは「長寿の里フンザ」が有名な山間地で、山奥は車が入れず昔ながらの原始的な暮らしが行われているので、潜伏するには持ってこいの地です。(物価も世界一安く、1日百円で贅沢に暮らせます)
またシャングリラ地方は、100歳以上で健康体を維持している人の割合がとても多く、これは体内でマイナスイオン水素を生む特別に微細なケイ素(シリカ-クリスタル)が「氷河のミルク」に含まれているからの様です。ザ・水素の答え

この「若返りの水」で育てられた野菜や果物はとても美味しく、桃源郷と言われるだけあって杏子の木が沢山植えられていて、春は日本の桜とよく似た華やいだ景色になります。
シャングリラ地方は歴史的に、インドとパキスタンが領有権を争って来ましたが、近未来では和解が成立し、インドの特殊部隊SFF(スペシャル-フロンティア-フォース)の秘密基地も置かれるとします。

SFFのエースであるカーリーは、秀祥の指示で中国革命を目指す「女子革命突撃隊」との橋渡し役を担い、モンゴルに居るパールワティーを姉の様に慕って、ドゥルーガとも義姉妹の関係を結んだので、インド神話に於ける三位一体の女神のコンセプトを引き継げました。

ルーガとカーリーは、上空一万メートルを鳥の様に音もなく滑空できるメーヴェに乗って国境を自由に越えられ、台湾に戻ってからすぐに日本へと渡ります。
これは台湾では中国の秘密警察が跋扈しているので危険なタメですが、日本とインドは協力関係を強めていて、是非とも「勝利の女神」を日本に迎えたいとの誘いがあったからでした。

ルーガは幼い頃から日本に憧れを抱いており、日本語の歌を愛聴してカバー曲も作って来たので、この招待を非常に喜んで、彼女のバンド「ライト-リバイバル-パーティー」の次回作のタイトルは「ジャパン-ライト」に決まります。
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