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真の動物福祉牧場を目指して

妊婦のカイラス巡礼

 「Sun」の物語では、前回の見出し画像に挙げたような若くて敬虔な「妊婦のカイラス巡礼」を三賢者が見出す予定ですが、今回はまず「カイラス巡礼」の概要から語らせて貰います。

 ここで言う「4つの宗教」というのは、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教、ボン教のコトで、前者2つについては多くのカイラス巡礼にまつわる解説が成されているのでそちらに譲りますが、後者2つについては殆ど解説されていないので、わたしが想像力を働かせて物語る必要があるかと思います。

 まずジャイナ教についてですが、これは仏教と同時代に成立し現在でもインドで400万人の信者が居るとされ、性格的には仏教と似ていますが、より厳格に「不殺生」と「無所有」と「不煩悩」をテーゼ(命題)にしています。

 「不殺傷」は農業(雑草を殺す)や工業(環境全体を殺す)の職に就くコトを禁じるほどの徹底ぶりで、「無所有」は服の所有まで戒めて全裸でいるコトを最上とするレベルで、「不煩悩」は一切のポルノに触れるコトを禁じてセックスすらも快楽目的であってはならないと戒めています。

 恐らくここまで厳格な宗教は他には無く、そうした「ヤバイ教団」がカイラス巡礼を行うからには、標高4000超でも真っ裸で巡礼する(勿論走って)くらいの気概は見せるべきでしょう。

 次にボン教徒のカイラス巡礼を描きますと、この古代宗教はアニミズム(動物崇拝)なので、犬や猫やヤクは勿論として、鷹や禿鷲や雪豹まで手懐けてカイラス巡礼を行うとします。

 さて、「聖母マリア」はそんなカオスなカイラス巡礼の中から見出されるのですが、仏教徒として純粋に輪廻転生を信じ、これから産まれて来る子供に良いカルマを与えたいと願う母親の巡礼ほど、美しい祈りを捧げる存在は他には無いかと思います。
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