日本での平和行進は現在2派に分かれており、それは伝統と格式を重んじる「東京-広島平和行進」と、ヒッピー系の旅人を特に歓迎してくれる「命の行進」です。
しかし「命の行進」のリーダーだったエネルギッシュな老僧はもうかなり前に遷化され、今はわたしと同世代(アラフォー)の尼僧が跡を継いでいます。
もう1人エネルギッシュな尼僧を紹介しますと、彼女はアメリカでご修行されてニューヨーク州に立派な仏舎利塔を建てた人物で、もうかなりの歳なので跡取りを募集しています。
彼女は軍事施設の門の前で「臘八接心(七日間断水断食で終日唱題する)」をやるようなクレージーな尼僧でした。
そんなニューヨークの尼僧が5年に1度開催して来た「NTP(核兵器不拡散条約)ウォーク」にわたしも参加しましたが、その時の「平和行進のリーダー」の座は90歳超の老僧に譲られていました。
彼は戦災孤児としてお寺で育った生え抜きの老僧で、わたしは通訳としてこの高僧の随員になれたコトを誇りに思っています。
彼の法名は行哲といい、行哲上人はアフリカ開教に生涯を投じた伝説的な高僧として讃えられる一方で、30年以上がんばっても実を結ばずに撤退を余儀なくされたので、日本山では財政負担の責任を問う声も聞かれます。
しかしそんな日本国内の声などあまり気にせず、自由に平和行進を企画する若さがアメリカやインドの日本山にはまだ見られ、アメリカではトラディショナル(伝統的)な平和行進にニューエイジ系の陽気なピースウォークもよく合流し、行哲上人はそんな若者たちから慕われるチャーミングなリーダーでした。
さて「平和行進のリーダー」に求められる資質は、エネルギッシュでクレージー、そしてチャーミングな人物だとしましたので、聖母マリアことアデもそんな風に描きます。
アデは「女戦士アデ(自叙伝)」をモデルにしたとても強い女性で、カイラス120周を達成して産んだ子が三賢者によってトゥルク(活仏)に認定されました。
アデには「三賢者の贈り物」として利施、敬施、そして道施が与えられ、それはキリスト教の三賢者が聖母マリアに与えた贈り物よりも偉大だとしました。
利施はプラチナ-カードですがチベット高原ではあまり使える場所がなく、アデはスマホも持ちませんが難民たちは持っていて、それで一応なんでも買えました。
しかし住所がないとネットで買い物は難しく、チベット高原の僻地には配送サービスもないので、プラチナ-カードはほぼ宝の持ち腐れになります。
それでもアデは「平和行進のリーダー」として多くの難民たちから尊敬され、チベット独立の道を切り拓くリーダーへと成長して行きます。