今回は物語とはあまり関連しませんが、ジャックソン-ブラウンの稀代のギタリストとしての腕前が善く表れている歌を3曲挙げます。
「Linda Paloma」からとし、これはジャックのボーダーレスな音楽性が伝わってくる名曲です。
因みに最近の「紅白」もボーダーレスをテーマとする様になったので、次回にはぜひこうした本物の歌を日本人アーティストに披露して欲しいと思っています。
ジャックはカリビアン音楽も好きなようで、アメリカとは断交状態のキューバにも音楽仲間が居るコトを『ゴーイング・ダウン・トゥ・キューバ』で詠っています。
これも実に特徴的な歌で、こうしたオンリーワンの歌には真の才能を感じます。
また因みに、最近の朝ドラでも音楽によってボーダーを失くすコトがテーマと成っていました。
これは使徒ジャック-ブラウンのテーマでもあり、それが善く伝わってくる名曲として最後に「In The Shape Of A Heart」を挙げます。
この歌はギターソロの弾き語りバージョンが特に素晴らしく、ジャックこそが現代の「ナショナル-ギター」と呼ぶに相応しいと思えるほどです。
この「国を代表するギタリスト」の称号はかつてピート・シーガーが受けており、ジャックは彼の跡を継ぐ現代のトルバドール(歌聖)と言えます。
因みにジャックソンはわたしの父と同い年の75歳で、そこにも親しみを感じます。
そんな彼をモデルにしたジャックには、「銀河鉄道の旅」でも歌によってボーダーを失くす活躍を続けて行って貰おうと思います。