「おもひでぽろぽろ」は当ブログの当初に紹介しましたが、有機村として名高い山形県高畠村(今は町)で、最初に有機農業を成功させた農業青年と、そこに都会から嫁いだ女性(主人公)の実話です。
映画では詳しい農法までは描かれておりませんが、ディープに知りたい方はぜひ「EM農法」を読んでみて下さい。
この本は、本当の「国土への愛」を教えてくれます。
「ぽろぽろ」は「郷土愛」と、国民の健康を支える「食」の大切さを教えてくれます。
身体を作っている「食」の半分以上が外国産の日本で、「愛国心」が薄れるのは当然の成り行きと言えるでしょう...
「平成狸合戦ぽんぽこ」も実話を元にしており、私が産まれた40年前頃の多磨ニュータウン開発がその舞台で、住みかを追われた狸たちの「抵抗と順応」が描かれています。
「ぽんぽこ」は狸を擬人化したファンタジーですが、狸たちは江戸時代の人間文化に強い愛着を持っており(多磨エリアは新撰組発祥の地)、「伝統と革新」の葛藤として描かれています。
昔の多磨エリアは美しい田園地帯で、車も少なく野生動物達と人々は共存していました。
それが今では高層マンションが立ち並び、車社会に成ってそうした情緒は失われてしまいました。
イギリスではこうした昔の情緒を大切にしており、キンクスの「緑の村を守る会」という名アルバムがそれを善く伝えてくれます。
しかしこの運動が真に必要なのは中国かと思え、その画一化と自然破壊の惨状は、巨大な人口が一気に「発展」を目指した為に、深刻な歪みを生んでしまっています。
河川や海の汚染はその最たるモノで、今は国の方針で経済を犠牲にしてもなんとか生態系を回復させようとしていますが、一昔前は本当にヒドいモノでした。
「崖の上のポニョ」はこうした水系の汚染に立ち向かうマッドサイエンティストと、彼を応援する「海の女神」が登場するファンタジーで、ポニョは女神の幼い娘です。
ポニョは人間の男の子と仲良くなろうとし、そこにマッドサイエンティストが引き起こす「生態系の大爆発」が被さって、物語はかなり訳の分からない展開を見せますが、最後は人間の代表(男の子の母親)と女神が握手してハッピーエンドとなります。
私が「ポニョ」で特に興味深いと思うのは、「生態系の大爆発」を引き起こす「海の精」です。
アニメほど劇的な「爆発」は起こせませんが、こうした技術は実際に確立されており、地球温暖化を食い止める有効な手段になると期待されております。
さらに「海の精」は健康分野でも注目されており、今の所その「超ミネラル」パワーを良く引き出せている製品として、「EM蘇生海塩」が挙げられます。
蘇生海塩の驚異―血液がよみがえるEM熟成塩
最後にまた世界情勢に話を持って行きますと、日本でも「核シェアリング」が必要ではないか? などという議論が行われる様になりました。
しかし本当に我々を守ってくれるのは「核兵器」ではなく、宮崎駿さんのような世界的なヒーローの存在だと私は思います。