見ました、ケサンの主演映画『豊山犬』（Ｃさん、ありがとう！）
もう、これ、いいです・・・まず、映画自体がとてもいい感じ。そして映画の中心であり、全体である、ケサン演じる豊山（プンサン）がものすごーくいい。
あまりネタバレになってもあれですが、ちょっと浮世離れしたような設定でありながら妙にリアリティがあるんですよね。何度も映画のネタになってるとはいえ日常では縁のない、南北の人の行き来や工作員の存在。軽々と軍事境界線を越える豊山の存在も、かなりファンタジック。
でもそんな設定にもかかわらず画面を浮世にぐっと引きとめてくれるのは、ファンタジーであるはずの豊山のリアルな視線であり、仕草であり、息遣い。終始無言で表情も大げさでないのに、見ていると気持ちが流れ込んでくるってのは、ケサンの一番得意な演技かもしれませんね。ドラマでは役に柔軟に合わせてましたが、この映画では彼が役をぐっと捕まえて引き込んだというか、役の方がケサンに入り込んでるような感じかな。ケサン＝豊山としか思えないし、ケサン以外の豊山はありえない。あまりいい言葉が見つからないけどケサンペンであることを誇りに思える、とってもいい演技でした。
映画自体も好きな感じです。ドンパチもあるけど＾＾；向け合う銃口も、流される血も、南北の姿を象徴しているようだし、どちらにつくでもなく物言わず淡々と鉄条網を飛び越える豊山は、あの地に暮らす人々の象徴かな。と、私はこの辺までしか感じませんでしたが・・・自由な深さで見ればいいんでしょうね、きっと。最後に全部を越えて自由に飛ぶ鳥の姿が印象的でした。
さあ、次は大きなスクリーンで是非見たい！！
満足度の高ーい作品、演技でした＾＾
もう、これ、いいです・・・まず、映画自体がとてもいい感じ。そして映画の中心であり、全体である、ケサン演じる豊山（プンサン）がものすごーくいい。
あまりネタバレになってもあれですが、ちょっと浮世離れしたような設定でありながら妙にリアリティがあるんですよね。何度も映画のネタになってるとはいえ日常では縁のない、南北の人の行き来や工作員の存在。軽々と軍事境界線を越える豊山の存在も、かなりファンタジック。
でもそんな設定にもかかわらず画面を浮世にぐっと引きとめてくれるのは、ファンタジーであるはずの豊山のリアルな視線であり、仕草であり、息遣い。終始無言で表情も大げさでないのに、見ていると気持ちが流れ込んでくるってのは、ケサンの一番得意な演技かもしれませんね。ドラマでは役に柔軟に合わせてましたが、この映画では彼が役をぐっと捕まえて引き込んだというか、役の方がケサンに入り込んでるような感じかな。ケサン＝豊山としか思えないし、ケサン以外の豊山はありえない。あまりいい言葉が見つからないけどケサンペンであることを誇りに思える、とってもいい演技でした。
映画自体も好きな感じです。ドンパチもあるけど＾＾；向け合う銃口も、流される血も、南北の姿を象徴しているようだし、どちらにつくでもなく物言わず淡々と鉄条網を飛び越える豊山は、あの地に暮らす人々の象徴かな。と、私はこの辺までしか感じませんでしたが・・・自由な深さで見ればいいんでしょうね、きっと。最後に全部を越えて自由に飛ぶ鳥の姿が印象的でした。
さあ、次は大きなスクリーンで是非見たい！！
満足度の高ーい作品、演技でした＾＾