こんにちわ、ユウキです。
さて、一応完成しました3Rシリーズ第1弾。レイズナー。
今回も御馴染み機体解説と写真、キットレビューを中心にお届けします。

SPT LZ-00X レイズナー
<機体解説>
まず、「SPT」という機体についてだが、TV作品「蒼き流星 SPT レイズナー」(1985年~1986年放映)という作品に登場する人型機動兵器がこのSPTである。正確にはSpacePoweredTracerと呼ばれる作中の敵「グラドス星」で使用されている宇宙用強化服である。その全長は平均約5mという大きさで、これは「ガンダム」が平均約17mくらいと考えれば2回りも小型であり、ロボットアニメの中でも極めて小さい部類に入る。
機動性に富んでおり、グラドス軍との戦争状態が始まった状態での地球の兵器では命中させることすらできない。ちなみに、この番組の設定では地球とグラドスが戦争に入ったのが西暦1996年という設定なので、劇中に登場する兵器は現実で使用されてる兵器と同レベルであると考えられる。
よって、仮に今SPTが襲来してきたらもちろん地球は征服・滅亡されることは明らかだろう。
さて、機体の解説に入る。
本機はSPTの軍事活用の一翼を担った、地球からの漂流民ケン=アスカ博士によって製作されたSPT最新鋭機である。汎用目的で製作されているので、大気圏内、宇宙と活動範囲を選ばない。
これはSPTすべてに言えることだが、操縦のサポートにはAIが使用されており、音声による指令が可能である。また逆にAIからの操作指示もされる。そのため全くの素人でもある程度の操縦は可能である。
グラドス軍はこれらのSPTを使用して地球を支配しようと、軍を進めるが、地球とグラドス星の戦争を良しとしないケン=アスカの息子「アルバトロ=ナル=エイジ=アスカ」によって、同時期に開発された「SPT-BB-02U ベイブル 」「SPT-BD-03U バルディ 」と共に強奪され、地球にグラドスの進攻を伝え、防衛措置を取るよう勧告するため、そしてグラドスと地球の友好を築くために地球へ飛び立った
エイジはレイズナーのサポートAIを「レイ」と呼称し、操縦をしている。
しかし、この「レイ」とは別のAIがこのレイズナーには搭載されている。それが「フォロン」である。このフォロンはレイズナーの機体損傷が限界に達すると、レイに切り替わり機体管制を受け持つようになり、機体の存続を最優先する作戦行動を取り始める。そのため、操縦者であるエイジの操縦すら受けつけず、周囲の危険要素をすべて排除する行動を取る。
エイジは地球人もグラドス人も「殺さず」に戦闘を常にしてきた。エイジの目的が地球人とグラドス人との友好だったためである。
しかし、エイジの姉の婚約者でもあり、エイジ自身もグラドス軍の仕官学校時代の先輩にあたる「アーマス=ゲイル」との戦闘において、レイズナーは大きな損害を受け、システムがフォロンに切り替わり緊急システムである「V-MAX」(後に説明)が発動。エイジはゲイルを自らの意思に反し「殺して」しまう。
固定兵装は
ナックルショット×2
(両手に装備されてるナックルガード型電磁発生装置。装着し殴りつけることで同時に電磁を叩き込み、外装・内装を砕く兵器)
カーフミサイル×2
(ふくらはぎ、つまり「Carf」に装備されている有翼自己知能搭載型ミサイル。)
携行兵器は速射型レーザードライフルで、メインにはこれを使用した高速戦闘を得意とする。
そして武装として定義するかは曖昧だが、「V-MAX」という装備がある。これは先述のフォロンが管制する一種のオーバードライブ装置で、発動と同時に蒼いバリアフィールド(LCMパウダーと電磁波がその正体だが)が機体を包み、機体の大幅な運動性の向上により、あたかも「流星」の如く敵に対して体当たりを加えるというものである。さらに、高速戦闘により自身の打ち出したカーフミサイルを追い抜き敵機に突撃するという離れ業や、接近してのナックルショットでの攻撃など常軌を逸した行動も可能になる。
このV-MAXの威力は絶大で、すべての危険要素を排除し尽す。
もちろん、弱点が無いわけではない。
使用には莫大なエネルギーを使用し、使用後は各部内蔵メカの急速冷却が必要となる。その際、一切のコントロールが出来ない棒立ち状態になる。さらに冷却後も、一定時間は70%の能力でしか活動できなくなる。
当初はフォロンにより発動が制限されていたが、後にフォロンと和解したエイジは自身の意思でこの装備を発動させることが可能になった。その際はレイにより管制が行われるようになった。
このV-MAXと機体本来の性能の高さ、エイジの操縦センスの高さから劇中ありとあらゆるSPTを戦闘不能に追い込む強さを見せる。
しかし、レイズナーを上回る性能を持つ新型SPT「SPT-ZK-53U ザカール 」を駆るグラドス軍地球占領部隊長の「ル=カイン」との戦闘で、「V-MAXスーパーチャージ(レッドパワー)」の前に大破してしまう。
その後、地球側で作ったレイズナーに大破した基のレイズナーのコンピューターを移植し、ル=カインと再戦している。この地球製新型レイズナーは区別するために「ニューレイズナー(強化型レイズナー)」と呼んでいる。
ニューレイズナーは従来の同機に比べ、各部に増設されたバーニヤやアポジモーターのお陰で、ザカールにも匹敵する運動性を手に入れ、同時にV-MAXも強化された。
また、この機体を基にした後継機「レイズナーMK-Ⅱ」というプランも考案されており、飛行形態への変形とV-MAXの強化発展装備「V-MAXIMUM」が装備された強力な機体だったが、実際には建造されず、実戦に投入されることはなかった。
<プラモ解説>
いやぁ。1/48というビッグサイズで作りではありましたw
大きいレイズナーがこうも簡単に手に入る時代になったのはいいことです。
まぁ、細かいことを言い出すとキリがないんですが、このキットの難点を以下に。
①スタンドがない
劇中では宇宙を飛んでいるか、空を飛んでるシーンが印象的なレイズナーだけにこれは痛い。スタンド買うか、自作しかないんですよね。俺も結局自作。あのスタンドって専門店とかでしか売ってないし、通販も面相臭いし何より金がない。
②バランスが妙
うーん。これは設定画と実写で全く違うので意見が分かれる部分ですが、設定画は頭がデカくてもそれが格好いいデザインでした。一部では青と白のカラーリングに頭デカチンで「ドラ○もん」とか言われたくらいでしたが、逆に魅力であるとも言えます。
今回のこの3Rは最近流行の「小顔で手足長いモデル体型」になっていて、設定画はもちろん、作中絵とも微妙に違うなんともいえないデザインに。まぁ、これこれでアリですし、頭でデカくする自体は大した作業じゃないですし。(面倒なのはその後だし。表面処理とか塗装とか)
③案外狭い稼動範囲
ポーズとらせにくいです。動きません。最新のマスターグレードに比べると見劣りします。足首は意外と接地性低いし。ならスタンド付けろよ、という話になるわけです。
というわけでお値段の割にはおまけが少ないな、というキットです。
出来自体はいいんですが、実に惜しい。もう少しでグっとくるキットだったんだが。
以下写真で。

「レイ、地形分析!」「レディ」
とりあえずマスターグレード「エールストライクガンダム」のスタンドでこの時は代用してお約束の飛行ポーズ。

「レイ!ナックルにエネルギーを回せ!」「レディ」

「レイ!V-MAX!発動っ!」「レディ」
お約束のあのポーズ。

強制冷却と。せっかく内部メカも塗り分けたのに、いざハッチ展開しても見えにくいのが痛い。苦労したのに。
改修なんですが、下手に頭部バランスいじりだすと、おそらく他の部分も改修が必要になり結果的に大改修の恐れもあるので下手にバランスはいじらずに、エッジ立てや、スジ彫りでイメージアップする方向で。この辺は戦闘機をイメージしたっていうデザインが活きますね。
で青いパーツには極度に白で墨入れしてます。これはちょっとやり過ぎたかもしれないと反省。V-MAXのイメージを表現したかったんですが、ちょっとゴテゴテしすぎたかも。
旧キットの出来があまりにアレなので、レイズナー好きな方には是非。
ってか、デジカメ新しいの欲しいなぁ。今のは壊れて久しいし。携帯カメラじゃいかに300万素画素でも、接写できないからアップで撮った写真も掲載できない。
欲しいものは沢山あるんですが・・・・ねぇw
さて、一応完成しました3Rシリーズ第1弾。レイズナー。
今回も御馴染み機体解説と写真、キットレビューを中心にお届けします。

SPT LZ-00X レイズナー
<機体解説>
まず、「SPT」という機体についてだが、TV作品「蒼き流星 SPT レイズナー」(1985年~1986年放映)という作品に登場する人型機動兵器がこのSPTである。正確にはSpacePoweredTracerと呼ばれる作中の敵「グラドス星」で使用されている宇宙用強化服である。その全長は平均約5mという大きさで、これは「ガンダム」が平均約17mくらいと考えれば2回りも小型であり、ロボットアニメの中でも極めて小さい部類に入る。
機動性に富んでおり、グラドス軍との戦争状態が始まった状態での地球の兵器では命中させることすらできない。ちなみに、この番組の設定では地球とグラドスが戦争に入ったのが西暦1996年という設定なので、劇中に登場する兵器は現実で使用されてる兵器と同レベルであると考えられる。
よって、仮に今SPTが襲来してきたらもちろん地球は征服・滅亡されることは明らかだろう。
さて、機体の解説に入る。
本機はSPTの軍事活用の一翼を担った、地球からの漂流民ケン=アスカ博士によって製作されたSPT最新鋭機である。汎用目的で製作されているので、大気圏内、宇宙と活動範囲を選ばない。
これはSPTすべてに言えることだが、操縦のサポートにはAIが使用されており、音声による指令が可能である。また逆にAIからの操作指示もされる。そのため全くの素人でもある程度の操縦は可能である。
グラドス軍はこれらのSPTを使用して地球を支配しようと、軍を進めるが、地球とグラドス星の戦争を良しとしないケン=アスカの息子「アルバトロ=ナル=エイジ=アスカ」によって、同時期に開発された「SPT-BB-02U ベイブル 」「SPT-BD-03U バルディ 」と共に強奪され、地球にグラドスの進攻を伝え、防衛措置を取るよう勧告するため、そしてグラドスと地球の友好を築くために地球へ飛び立った
エイジはレイズナーのサポートAIを「レイ」と呼称し、操縦をしている。
しかし、この「レイ」とは別のAIがこのレイズナーには搭載されている。それが「フォロン」である。このフォロンはレイズナーの機体損傷が限界に達すると、レイに切り替わり機体管制を受け持つようになり、機体の存続を最優先する作戦行動を取り始める。そのため、操縦者であるエイジの操縦すら受けつけず、周囲の危険要素をすべて排除する行動を取る。
エイジは地球人もグラドス人も「殺さず」に戦闘を常にしてきた。エイジの目的が地球人とグラドス人との友好だったためである。
しかし、エイジの姉の婚約者でもあり、エイジ自身もグラドス軍の仕官学校時代の先輩にあたる「アーマス=ゲイル」との戦闘において、レイズナーは大きな損害を受け、システムがフォロンに切り替わり緊急システムである「V-MAX」(後に説明)が発動。エイジはゲイルを自らの意思に反し「殺して」しまう。
固定兵装は
ナックルショット×2
(両手に装備されてるナックルガード型電磁発生装置。装着し殴りつけることで同時に電磁を叩き込み、外装・内装を砕く兵器)
カーフミサイル×2
(ふくらはぎ、つまり「Carf」に装備されている有翼自己知能搭載型ミサイル。)
携行兵器は速射型レーザードライフルで、メインにはこれを使用した高速戦闘を得意とする。
そして武装として定義するかは曖昧だが、「V-MAX」という装備がある。これは先述のフォロンが管制する一種のオーバードライブ装置で、発動と同時に蒼いバリアフィールド(LCMパウダーと電磁波がその正体だが)が機体を包み、機体の大幅な運動性の向上により、あたかも「流星」の如く敵に対して体当たりを加えるというものである。さらに、高速戦闘により自身の打ち出したカーフミサイルを追い抜き敵機に突撃するという離れ業や、接近してのナックルショットでの攻撃など常軌を逸した行動も可能になる。
このV-MAXの威力は絶大で、すべての危険要素を排除し尽す。
もちろん、弱点が無いわけではない。
使用には莫大なエネルギーを使用し、使用後は各部内蔵メカの急速冷却が必要となる。その際、一切のコントロールが出来ない棒立ち状態になる。さらに冷却後も、一定時間は70%の能力でしか活動できなくなる。
当初はフォロンにより発動が制限されていたが、後にフォロンと和解したエイジは自身の意思でこの装備を発動させることが可能になった。その際はレイにより管制が行われるようになった。
このV-MAXと機体本来の性能の高さ、エイジの操縦センスの高さから劇中ありとあらゆるSPTを戦闘不能に追い込む強さを見せる。
しかし、レイズナーを上回る性能を持つ新型SPT「SPT-ZK-53U ザカール 」を駆るグラドス軍地球占領部隊長の「ル=カイン」との戦闘で、「V-MAXスーパーチャージ(レッドパワー)」の前に大破してしまう。
その後、地球側で作ったレイズナーに大破した基のレイズナーのコンピューターを移植し、ル=カインと再戦している。この地球製新型レイズナーは区別するために「ニューレイズナー(強化型レイズナー)」と呼んでいる。
ニューレイズナーは従来の同機に比べ、各部に増設されたバーニヤやアポジモーターのお陰で、ザカールにも匹敵する運動性を手に入れ、同時にV-MAXも強化された。
また、この機体を基にした後継機「レイズナーMK-Ⅱ」というプランも考案されており、飛行形態への変形とV-MAXの強化発展装備「V-MAXIMUM」が装備された強力な機体だったが、実際には建造されず、実戦に投入されることはなかった。
<プラモ解説>
いやぁ。1/48というビッグサイズで作りではありましたw
大きいレイズナーがこうも簡単に手に入る時代になったのはいいことです。
まぁ、細かいことを言い出すとキリがないんですが、このキットの難点を以下に。
①スタンドがない
劇中では宇宙を飛んでいるか、空を飛んでるシーンが印象的なレイズナーだけにこれは痛い。スタンド買うか、自作しかないんですよね。俺も結局自作。あのスタンドって専門店とかでしか売ってないし、通販も面相臭いし何より金がない。
②バランスが妙
うーん。これは設定画と実写で全く違うので意見が分かれる部分ですが、設定画は頭がデカくてもそれが格好いいデザインでした。一部では青と白のカラーリングに頭デカチンで「ドラ○もん」とか言われたくらいでしたが、逆に魅力であるとも言えます。
今回のこの3Rは最近流行の「小顔で手足長いモデル体型」になっていて、設定画はもちろん、作中絵とも微妙に違うなんともいえないデザインに。まぁ、これこれでアリですし、頭でデカくする自体は大した作業じゃないですし。(面倒なのはその後だし。表面処理とか塗装とか)
③案外狭い稼動範囲
ポーズとらせにくいです。動きません。最新のマスターグレードに比べると見劣りします。足首は意外と接地性低いし。ならスタンド付けろよ、という話になるわけです。
というわけでお値段の割にはおまけが少ないな、というキットです。
出来自体はいいんですが、実に惜しい。もう少しでグっとくるキットだったんだが。
以下写真で。

「レイ、地形分析!」「レディ」
とりあえずマスターグレード「エールストライクガンダム」のスタンドでこの時は代用してお約束の飛行ポーズ。

「レイ!ナックルにエネルギーを回せ!」「レディ」

「レイ!V-MAX!発動っ!」「レディ」
お約束のあのポーズ。

強制冷却と。せっかく内部メカも塗り分けたのに、いざハッチ展開しても見えにくいのが痛い。苦労したのに。
改修なんですが、下手に頭部バランスいじりだすと、おそらく他の部分も改修が必要になり結果的に大改修の恐れもあるので下手にバランスはいじらずに、エッジ立てや、スジ彫りでイメージアップする方向で。この辺は戦闘機をイメージしたっていうデザインが活きますね。
で青いパーツには極度に白で墨入れしてます。これはちょっとやり過ぎたかもしれないと反省。V-MAXのイメージを表現したかったんですが、ちょっとゴテゴテしすぎたかも。
旧キットの出来があまりにアレなので、レイズナー好きな方には是非。
ってか、デジカメ新しいの欲しいなぁ。今のは壊れて久しいし。携帯カメラじゃいかに300万素画素でも、接写できないからアップで撮った写真も掲載できない。
欲しいものは沢山あるんですが・・・・ねぇw