ゴールデンウィークは読書三昧(と言うほどは読めませんでしたが・・)
その中の一冊「世界で一番売れている薬」は高脂血症のクスリ”メバロチン”の開発物語です。
遠藤章博士の生い立ちから、青カビへの着目、活性物質のスクリーニング、薬効・薬害の測定、商品化と著者の山内喜美子さんの筆は一挙に読ませてくれ、研究開発部門の事業化にも携わったこともあり、こういうこともあったよな・・と納得させられました。
ノーベル賞にも値する発見も社内に目利きがいないと評価されず、会社を去るしかなくなる。
遠藤章博士は「時代が早かった。」と淡々としているそうですが・・
日本人には独創的な発明がないと言われがちですが、それを評価でき支援する人や組織が育っていないことも開発競争で後塵を拝する原因だと思います。
過去を語るのは誰でもできますが、状況が見えない世界で価値の定まっていないモノを評価してGoサインを出せる先見性と勇気を持ったマネジメントはなかなか居ないものです。
小柴昌俊さんが「本気になって自分をぶつけってみよう」でご自身の研究生活を語っておられますが、本気になってやっていると人に認めさせる力が出てくるモノだと思います。
次の時代を担う若者に、人に認めさせ、積極的に支援させる情熱を期待します。
売れた(売れそうな)商品・分野には注目するが、その分野を切り開いた人は評価できない。
”ファースト・イン・クラス”と”ベスト・イン・クラス”をバランス良く評価できる社会にしたいですね。
その中の一冊「世界で一番売れている薬」は高脂血症のクスリ”メバロチン”の開発物語です。
遠藤章博士の生い立ちから、青カビへの着目、活性物質のスクリーニング、薬効・薬害の測定、商品化と著者の山内喜美子さんの筆は一挙に読ませてくれ、研究開発部門の事業化にも携わったこともあり、こういうこともあったよな・・と納得させられました。
ノーベル賞にも値する発見も社内に目利きがいないと評価されず、会社を去るしかなくなる。
遠藤章博士は「時代が早かった。」と淡々としているそうですが・・
日本人には独創的な発明がないと言われがちですが、それを評価でき支援する人や組織が育っていないことも開発競争で後塵を拝する原因だと思います。
過去を語るのは誰でもできますが、状況が見えない世界で価値の定まっていないモノを評価してGoサインを出せる先見性と勇気を持ったマネジメントはなかなか居ないものです。
小柴昌俊さんが「本気になって自分をぶつけってみよう」でご自身の研究生活を語っておられますが、本気になってやっていると人に認めさせる力が出てくるモノだと思います。
次の時代を担う若者に、人に認めさせ、積極的に支援させる情熱を期待します。
売れた(売れそうな)商品・分野には注目するが、その分野を切り開いた人は評価できない。
”ファースト・イン・クラス”と”ベスト・イン・クラス”をバランス良く評価できる社会にしたいですね。