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集団的自衛権の独り言

2014-05-29 17:13:10 | ブログ
衆議院予算委員会での与野党の質疑で、「中谷元氏(自民)現在の安全保障環境を考えると、集団的自衛権の行使が許されないことで、不利益が生じないと言い切れるのか。安部晋三(自民)日本の近海で紛争が起こり、その国から逃れようとする日本人を日本に輸送する米国の船を自衛隊が守れなくていいのか。明らかに不利益。」(朝日新聞記事抜粋)。
ある海上自衛隊員が米国艦船に日本人の民間人を乗せることはあり得ないと発言している。日本のにわか首相たるものが、たとえ話にしても根拠のない話である、これで外務大臣秘書官の経験があるというのが不思議だ。
1985年(昭和60年)森喜朗政権、外務大臣:河野洋平、イラン・イラク戦争時、3月17日(月)に48時間の猶予期限以降にイラン上空を飛ぶ航空機は、無差別に攻撃するとサッダームフセイン大統領が突如宣言した。イランにいる在留外国人は一斉に出国、在留邦人も脱出しようとしたが乗せてくれる飛行機がない状態だった。各国の航空会社は自国民を優先して搭乗させていた。
日本航空にチャーター便の派遣を依頼をしたが客室乗務員組合員の安全が保障されない理由に要請を拒否。後に経営危機になったら政府支援を受ける厚顔無恥の会社(余談)。
このとき日本政府は日本人を見捨てた。誰も責任を取ってない。
このようなときでも集団的自衛権は有効なのですか。
行使するなら自衛隊員より民衆に役に立たない政治家全員が人質になって民間人を救え。