8月17日(月)曇り28℃ 朝方☂
お盆はあっという間に過ぎ去り、昨夕は「送り火」を焚きました。
弘前市に移住して42年目、すっかり津軽文化と生活になじんでいます。
昨年春に実家の母が92歳で逝去し、新盆のはずでしたが新型コロナ禍もあって
弘前の義父も実父も今生きていれば93歳、大正13年=1924年生まれです。
人生って何が起きるのかわからないもんだということをこの二人の父が示してくれました。
弘前の義父は大柄で、健康そうに見えていました。しかし夏のある日、家族は汗をかいているのにストーブを点け始めました。
結局4月に入院し「白血病」と診断されて、7月に逝去しました。68歳でした。
義父は22歳の時に赤紙が来て特攻予備で招集、汽車に乗車して向かう途中に敗戦が決まったというわけです。
時間軸がずれていたら、もっと早死にしたのかもしれませんね。
長岡の実父は糖尿病を患い「眼底出血」の治療のために、長岡市から新潟市まで自動車を運転して通院していました。
胸騒ぎがあり、夜父に電話してみましたが母が出てもう就寝したといいます。
「眼底出血」は車の運転は危ないからバスで行ったほうがいいと伝えてもらうことにしました。
翌日の午後2時ごろ、母から電話で「お父さんが亡くなった」というのです。
結局通院の帰りに下り坂にある橋のコンクリート製橋の欄干に衝突して胸を打ち、即死だったようです。