HIghWireでのJaxen氏とBigTree氏。
Moderna社の治験で
18〜55歳、基礎疾患無し、服用中の薬無し、非喫煙者
というスーパー健康な若い人にGrade3の副反応が出ちゃったよ
と話題にしていたので、どんな副反応だったのか気になってはいました。
そりゃだって、COVID-19にかかっても、（少なくとも日本の）若い人は重症化しないんですから。
もしワクチンで健康を害したら本末転倒です。
しかも、Grade3が3人いたというのですから。
Grade3はどんな有害事象か。
日本語の資料を探したところ
『Grade 3 重症または医学的に重大であるが, ただちに生命を脅かすものではない; 入院または入院期間の延長を要する; 活動不能/動作不能; 身の回りの日常生活動作の制限**
**身の回りの日常生活動作(self care ADL)とは入浴、着衣・脱衣、食事の摂取、トイレの使用、薬の内服が可能で、寝たきりではない状態をさす。 』
次のレベルのGrade4は
第1回目の接種：
Grade 4 生命を脅かす; 緊急処置を要する
なかなかシリアスな有害事象であると言えますな。私的には。
HighWire によると「Modernaの第1相治験成功」のプレスレリース後に、
アメリカの各MSMはトップニュースとして扱い大興奮の様子でした。
ところが、Clinical data を詳細に見て、実はGrade3の被験者が3人いた
とRFK氏がインスタグラムですっぱ抜いたのです。
大騒ぎになりました。
その後、MSMは後出しじゃんけんのような記事を出し始めたのです。
今度は
驚いたことに、そのGrade3だったという29歳のHaydonという男性が登場しました。
CNN と CNBCに登場したそうです（なんか臭うな）。
He experienced a severe reaction to Moderna’s Covid-19 vaccine candidate. He’s still a believer
By Matthew Herper May 26, 2020
By Matthew Herper May 26, 2020
どんな有害事象だったか、詳細に書かれています。
第1回目の接種：
次の日腕がひどく痛んで肩が上がらなかった。その後数日のうちに回復。
第2回目の接種：
1回目より早く腕の痛みがやってきた。
1回目より早く腕の痛みがやってきた。
10:00 夜になって寒気がしてきた。 指先が冷たかった。
眠りについたが数時間後に発熱で目が覚めた。
1:30 am 発熱。 熱は39℃代になっていた。
1:30 am 発熱。 熱は39℃代になっていた。
3:45 am 依然発熱。 39℃. 吐き気と筋肉痛。
5:00 救急外来に行く。タイレノールを処方される。
病院を手配してくれると言ったが、断って帰宅。
彼と（同居中の）彼女は7：00amに家に着き、Haydonはその後昼まで眠る。
体温は 38.6℃だった。
トイレに立ったが気分が悪くなり嘔吐。
部屋に戻る途中に失神。
彼女が頭を支えてくれたので、床に打ちつけることはなかった。
彼女が救急車を呼んでくれて、救急医療を受けその後回復。
だったそうです。
彼は、かつて経験したことの無い気分の悪さだったと言っている。
失神した際打ち所が悪かったり、まわりに誰もいなかったりしたら
最悪の事態になっていたかもしれません。
Haydonは、有害事象はワクチンの濃度が高すぎたせいと結論づけ、ワクチンの適性濃度を決めるのも治験の大事な目的と強調しています。
で問題は彼のコメントです。
「それでも僕はワクチンを信じています。
ワクチンを信じているからこそ、Modernaの臨床試験に応募したのです。
ですからSARS-COV-2の感染実験に参加してもよいと思っているくらいです。」
ワクチンって、信仰の対象なんですか？
ワクチンをめぐる
すべてのトラブルの原点がこれの気がします。
