2020/05/27
『イタリアで新型コロナウイルス感染症(COVID19)に苦しんだ圧倒的多数は、高齢者や基礎疾患のある人だった。同国保健当局が報告した。
イタリア国立衛生研究所(ISS)は詳細な週次の報告を含む新型コロナの感染拡大に関するデータを調査し、広範囲にわたる研究成果を発表した。
これによると、死亡した人の約96%には持病があり、平均年齢は約80歳だった。
また、今月21日までの死者の約10%のサンプル調査に基づくISSの最新週次調査によれば、60%近くが3つ以上の基礎疾患に苦しんでいた。
高血圧の持病があった人は68%余り、糖尿病は約30%、心臓病は28%だったという。』
だんだん全貌が明らかになってきましたね。
多くの場合COVID-19は自然軽快する(コロナウイルスですから)。
重症化する頃には免疫機構がウイルスと戦い終わった後なので、ウイルスは消えている。 ここでウイルスの増殖を抑える薬は意味がない。
ほとんどの人、特に乳幼児・若年層は無症状か自然軽快する(コロナウイルスですから)。
たとえ無症状でも、
・高リスクである高齢者に感染を拡大する?
・極めて稀だが重症化する
ことを理由に、PCR検査で陽性となった時点で予防薬を処方したら
薬には肝臓障害や腎臓障害などの副作用、へたすると催奇性まである。
薬害問題に発展しそう。
結論として
重症化した人のピンポイントの治療法の確立が重要。
と思います。
【日本の国内の発生状況】
(令和2年5月20日18時時点 )
日本も、イタリア国立衛生研究所のように、重症化した患者の基礎疾患の有無
(あと国籍も)をデータにしてくれるとありがたいのですが。