新型コロナワクチンの副反応として話題になっている脱毛症。
に関する考察。
以前こちらの記事
で紹介した論文。
Potential antigenic cross-reactivity between SARS-CoV-2 and human tissue with a possible link to an increase in autoimmune diseases
"抗SARS-CoV-2抗体と人の組織の交差反応 : 自己免疫疾患を増加させる可能性"
"抗SARS-CoV-2抗体と人の組織の交差反応 : 自己免疫疾患を増加させる可能性"
の図を振り返ってみます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/08/3b2cf93f93e48d36b194d61fc489f380.png)
左のAが、抗SARS-CoV-2のスパイクタンパク質・モノクローナル抗体と人のタンパク質との反応。
右のBが、抗SARS-CoV-2の核タンパク質(Nucleoprotein)・モノクローナル抗体と人のタンパク質との反応。
グラフの左端の緑の棒が、ネガティブコントロールの値を示しており
赤い横線以下が、反応が無いと見なせる。
毛髪というとケラチンを思い浮かべるのですが、ケラチンはありませんね。
しかし、横軸の左から9番目に、コラーゲンがあります。
A:SARS-CoV-2のスパイクタンパク質抗体とcross-reactしています。
かなり高い値だと思います。
Bでも反応が見られますが、Aに比べるとかなり低いです。
今回の脱毛症は
SARS-CoV-2の中和抗体が、コラーゲンを抗原と認識してしまっている可能性があるということでしょう。
そして、こんな情報がありました。
『肌によいと言われているコラーゲンですが、頭皮の70%を構成する成分であり、育毛への有効性が分かってきています。』
詳しくは読んでいませんが、
「髪の毛が生える仕組みとコラーゲンの作用点」など
色々詳しい解説があるようなので
ご参考までに。
残念なことに、Aristo Vojdani, Datis Kharrazianらの
『SARS-CoV2に対する抗体はヒトの自己免疫疾患標的タンパクに対しても交差反応性を示し、ワクチンによる自己免疫疾患誘発作用の潜在的な可能性を示している。』という危惧が実現してしまったというか、警告が有効に生かされていないという事です。
とにかく、
脱毛症の可能性もあると伝えて、ワクチン接種を選択するかどうか判断してもらわなくては。
経営者にも。職域接種でも。
教職員、保育園の先生にも。
ワクチンを奨めた側は、どう責任を取るのか。
子宮頸がんワクチン(ガーダシル)の場合、VLPタンパク質のDNAにケラチンとの相同性が存在している。