ぽかぽか容器

元バレー坊主。

川崎大会

2015年08月05日 | 日記
ま、いっか。

とか書きましたが、ただでさえ話題の乏しい私生活で、
わざわざ日記の題材を放棄してどうする?
ということで、川崎大会。


即席チームには違いなかったんですが、
何度かご一緒したメンバーに加え、
この日は、私の所属チーム自慢の元気印が同行してくれて、
期待通り活躍してくれました。

若い女の子なので、チームにとったら姫のような存在なのですが、
ま、余談ですが、
私にとって、ソフトバレーで「姫」といったら一人しかおらず、
もうずいぶん以前のチームメイトだった女の子。
もうこのブログも見ちゃいないだろうけど、
姫、元気かなぁ


だから、今のチームのその子は、
さしずめチームの「お嬢」
過去にバレー部でリベロの経験があり、拾いのマイスター。

対戦相手の絶妙のフェイント、
ブロックの位置から見て
「あ、やられた!」
と思った次の瞬間、床をスライディングして、着床寸前のボールを拾い上げる彼女の勇姿。

こういうプレーって、本当にチームの士気を高めます。
逆に、そのファインプレーからの攻撃を決められなかったとき、
ブロックにかかるならまだしも、
スパイクアウトやネットを越えなかった時など、本当に自分はなにやってんだっっっ!
という気持ちになります。

言うまでもないことですが、
私は本当に毎度毎度、
なにやってんだろう
と、痛感しきりであります。

だから、お嬢と一緒にプレーしてる時より、コート外でそのファインプレーを見ていた方が楽しかったです。

自分の手柄でもなんでもないのに、
チームメイトだというだけで、なんか誇らしかったし。


やはり混合の華は、女性陣の
「拾い」

とか、ずいぶん高いところから偉そうなことをほざいていますが、

その「拾い」に相応しい「決定力」
を持たない私は、
そのようの素晴らしい女性プレイヤーの方々と、
ご一緒させていただく資格があるのでしょうか?

先々週練馬大会、昨日川崎大会

2015年08月03日 | 日記
どちらも、外は猛暑、
炎天下では気の遠くなるほどの暑さでしたが、
どちらの会場も空調完備。

特に川崎の会場はなかなか強力なエアコンだったようで、
昼休みに居眠りしてたら寒いくらいでした。
で、この大会、フルセット無し、
予選リーグはデュースも無し。
午後からの順位決定戦でも、
デュースは有り、フルセットは無し。

これ、熱中症対策だと解釈してたら、
なんと、その空調の電気代対策だったそうで、参加チームの参加費で賄えるような額ではなかったそうです。
(実際、3時前に終了)

ま、広義に於いて熱中症対策とも言えそうですが。

その前の週は練馬大会。
参加資格40歳以上のクラス。
空調完備でもなお暑い中、何度もフルセットを戦い抜いて、
結果は準優勝。
全勝同士の対戦だった最終戦で負けただけでした。

ま、対戦した相手チームの内、2チームが条件違反の失格扱いで、
仮に負けたとしても、記録上は不戦勝だったのですが、
実際に対戦をして勝ったので、
若干の気持ち悪さは残りましたが、
勝ちは勝ちだと、メンバー全員で納得しました。

この条件違反の内、1チームは、途中体調不良でプレー継続不可能となったメンバーの交代要員がいなかったことによるもので、
気の毒ですが、仕方のないことと思います。
が、もう1チームは、参加資格を勘違いして登録してしまったとのことで、具体的には、参加資格40歳以上の条件を、コート内の年齢合計(160歳以上)と誤って解釈したそうです。

ただこれって、申し込みの段階で主催者がチェックすべきことで、
申し込み締め切りから大会当日まで、
それなりに期間があったのだから、対処できなかったのかな?
と、思ってしまいます。


さて、その大会の内容ですが…

まず、言うまでもなく、
女性陣は大活躍でした。

そもそも混合は、ゲームを支配しているのは女性陣の「拾い」であって、
その先にある攻撃がどれほどダイナミックで、
威力のあるものだったとしても、
その完結へと連携する「繋ぎ」がなければ、そもそも成立しません。

アサルトライフル
アーマライトM16。

ゴルゴ13が持てば、およそ2km先のコインを撃ち抜くことができますが、
私が持ったら、逮捕されます。
じゃなくて、5m先の的にすら当たらないでしょう。

まあ、私の場合は、そんな高性能な兵器には相当せず、
古い海賊マンガとかに出てきそうな、
広口のツボみたいな形状で、デカくて黒い鉄球を撃ち出す、大砲みたいなもんで、
破壊力はそこそこあるものの、
そもそもあまり命中しません。


そんな中(どんな中?)、
大活躍だった男子が、
このしょーもないブログの読者でいて下さる、
ゆけむりさん。

最終戦、対戦相手は、私もよく知る、
同年代の混合チームとしては、かなりの強豪で、
訓練されたコンビネーションがあり、
正直、即席のチームが太刀打ちできるほど、甘いチームではありませんでした。
だから結果は、ストレート負けでした。

でも、2セット目、
デュース16対16の接戦にまで持ち込めたのは、紛れもなく、要所のゆけむりさんのビッグプレーのおかげです。

相手アタッカーは高さもあり、速攻もあり、
翻弄されかけて、得点を離されそうになると、一枚ブロックで相手エースを止めてくれたり、
厳しいラリーの応酬を、相手の高いブロックを掻い潜ってスパイクを叩き込んでくれたり、
その度、気合いの入ったガッツポーズで、チームがみるみる鼓舞されていく様を、
私はコートの外で確かに見届けました。

訓練を積んだチームプレーに対し、
個々の能力だけで(即席チームで)戦おうというのは、そもそも結構な無茶な行為だと、私は思っています。
だから目的は、試合の雰囲気を満喫し、気持ちよくプレーをすることに終始することです。

だからといって、勝てばやはり気分がいいし、
負けて元々と思って、いいかげんなプレーをしているわけでもありません。

最終セット、明らかにそのコートの主役だったゆけむりさんを見て、

私のような、ひねた、いじけた考えなどなく、
どのような状況でも全力でプレーすることが、この人の信念なんだろうな、
って、純粋に感じました。

訓練を重ねたチームを相手に、
私が出た1セット目、見せ場もなくずるずると敗退しました。
この結果が、すべてを表しています。

「全力」という技が、
強豪を土俵際まで追い詰めたのです。

なんだか、中途半端に手先の技術の修練にばかり腐心して、
歳だの、身体の痛みだの、
言い訳に終始していた私は、

達人に極意を叩きつけられたような気になりました。


恥ずかしながら、

まだまだ勉強です。
身体の続く限り。


川崎大会は…


ま、いっか。