sayukiの腎臓癌とあれこれ

2016年8月健康診断で腎臓に腫瘍が見つかって生活は一変!第二の人生が始まります

自ら命を絶った人の話④

2020-07-31 08:45:50 | 思い出
こんにちは。
いつもありがとうございます。

私の身近な人で、自ら命を絶った人の家族の現在です。

彼の死後、保険金が入り、借金の一部は返済することができましたが、まだ負債はかなり残ってしまいました。

廃業も考えたようですが、関係者のバックアップもあり、奥様が代表に就き、事業は継続することになりました。

奥様は実は大変明るくパワフルな人で、その他にも仕事を掛け持ちで毎日忙しく働いています。
幸いガンの予後も良く、再発もなく過ごしているようです。

ご主人の死後すぐに、どこかの勘違いオヤジに口説かれたと大笑いしていました。

子供ふたりは独立し、親元を離れました。家に縛られることなく、好きに生きていきなさい、という奥様の方針です。親子の仲は良く、連絡は密にしているようです。

息子に先立たれたお母様はそのまま長生きして天寿を全うされました。結局最後まで息子の嫁、残された奥様が介護をして看取ったようです。

こうしてみると、残された奥様の負担ってたいへんなことだと思うのですよ…

事業、負債、自分の病、子育て、姑の介護…

しかもその間に何か勉強して資格を取ったらしいとも聞いています。

頭が下がります。

次が最後、考えさせられたこと、です。

自ら命を絶った人の話③

2020-07-28 09:18:46 | 思い出
こんにちは。
いつもありがとうございます。

自ら命を絶った人の話の続きです。

残された家族。
高齢のお母様、奥様、二人の子供です。

お母様は悪い人ではないのですが、少しワガママで口うるさいタイプ。

子供はすでに高校を卒業していました。

奥様は…数年前にガンの手術をして、経過観察中の状態でした。

想像です。本当に他人の憶測なんですが…

男はこうあるべき、と育てられ、息子、夫、父親としてもそう振る舞ってきた自分がいて、それが事業に失敗して借金を抱え、深酒のために身体の調子が悪く働けなくなり、今まで働くことさえ認めなかった妻、しかも癌の経過観察中の妻、それと子供たちに頭を下げて働いてもらわなくてはいけない。
高齢の母親にも例えば年金を出してもらわなければ生活できない。

絶望が彼を襲ったのでは。

未遂を繰り返した頃、家族も一生懸命見守ったり、病院にも云ったりしたそうです。

落ち着きを取り戻したと思った矢先の出来事と聞きます。

決め手は保険金と言われています。少しでも家族に残したかったのではないかと。

残された家族の現在は続きに。





自ら命を絶った人の話②

2020-07-26 10:05:37 | 思い出
こんにちは。
いつもありがとうございます。

私の身近な人で、自ら命を絶った人の話の続きです。

彼の性格ですが

一言で言うと明るくてスポーツマン。お酒を飲んでは冗談を言い、おしゃべりも好き。営業職タイプの昭和の男!でした。

そんな人がなぜ?と思いますよね。

育った環境ですが、ご両親、姉妹に愛されていました。末っ子の長男なので大切に大切に育てられたようです。ですから甘やかされた?かもしれませんがワガママなんてこともありませんでした。

気になることといえば、昭和の男なので、プライドが高く、例えば男はこうあるべき!という意識は強かったと感じました。家事は一切しないし、妻が働いて家計を助けるなんて許さない!と言っているのを聞きました。

でも当時はそういう男性は多かったんですよ。ですから特に変わっていた訳ではないんです。

まわりで色々言うのは無責任ですが、自信があった健康と、何よりもプライドをかけていた仕事、この2つが崩壊していったことが彼を追い詰めたことは想像できます。事業に失敗し、お金の問題も抱えていました。

でもそれだけではなくて、色々なことが重なったんだろうな…

残された家族のことは次回に。



自ら命を絶った人の話①

2020-07-24 22:19:32 | 思い出
こんにちは。
いつもありがとうございます。

テレビの中で知っている俳優さんが亡くなるとショックですよね。若くて美しく才能もあって、お仕事もあって。
心が痛みます。

もう15年ほど前ですが、私の身近な人で自ら命を絶ってしまった人がいます。

彼は40代、母親も妻も子供もいました。

何がそうさせてしまったのか。

仕事がうまくいっておらず、借金があって、そして長年の飲酒が祟り、身体の調子も良くなく、精神的にも不安定で入院したりもしていたと聞きました。

何度か未遂を繰り返し、そして。


思い出すと悲しくなってきました。

少しずつ更新していきます。





大正生まれの方の訃報が続く

2020-07-04 16:57:14 | 日記
こんにちは。
いつもありがとうございます。

最近大正生まれの方の訃報が続きます。

4月に私の伯母。大正13年生まれの95歳。
5月に夫のお友達のお母様。大正14年生まれの94歳。
6月に入り夫の伯母さん。同じく大正14年生まれの94歳。

皆様老衰といってもいいくらいおだやかな最期と聞いています。

ただし共通しているのは、どの家族も2月くらいから全く顔を合わせる機会がなかったということ。

コロナの影響です。

90年以上の人生で、最後に家族と会う機会がなかったなんて残念すぎます。

6月に亡くなった夫の伯母さんは生涯独身でした。というわけで夫が喪主だったのですが、これからの手続きがそれはそれは大変でして…

最後は現実的な話になるものですね。