ゆうむつ船長の航海日記

宮古島の離島、伊良部島で話題の青の洞窟ツアーや地元での釣りのことなど、海に関する情報発信。島を満喫する方法など。

明日からまた!

2015-08-25 | 近況
はいさ~い♪*\(^o^)/*

昨日までの台風が嘘のようにまた穏やかな朝を迎えた伊良部島よりこんにちは~




どうも僕です。


台風後のあと片付けも済ませ、いよいよボートを海に帰しました。



しかし海はまだ少しのウネリと濁りがあり、マリンツアーの再開は明日からです。




が。。





この台風のおかげで飛行機がキャンセルになり、マリンツアーのキャンセルも多いです。



まぁこればかりは仕方がないですからね~


本州までシーカヤックで迎えに行くわけにもいかないしw笑




(電車か!つってw笑)




何はともあれ、いよいよ明日から久しぶりの海!o(^▽^)o



張り切って行ってきますね!(^^)





それでは!




伊良部島観光ガイドゆうむつ
青の洞窟スペシャルツアー

夜が明けて

2015-08-24 | 近況
おはようございます。





島の西側を通るというひねくれ台風コーニーは、久しぶりに緊迫した不安な夜を過ごしました。



風向き的に佐良浜はそれほど影響を受けないと思ってましたが、やはり心配なのは暴風雨にさらされたボートです。


ニュースでは石垣島や八重山などで8月の観測史上最高風速71mの暴風が吹いたとのことで、不安は増すばかり。


居ても立ってもいられなくて、まだ少し薄暗い中、行ってきましたよ。



すれ違う車はみんな海仲間

所々で街灯が消え、停電していることを確認しながら港が見える高台に行くと、やはり佐良浜港はそれほどの影響を受けてないことがわかり、ホッとひと安心です。


台風対策でガチガチに固定したSEIKAI号も、心配をよそに変わらずココにありましたよ。






陸揚げしてから彼此6日目の朝、今月になって2回目の台風対策です。



今年の台風には本当に参りました。




明日から少しずつ落ち着く予報になってますが、マリンツアーの再開は、実際の海の様子を確認してから判断したいと思います。








それでは!



伊良部島観光ガイドゆうむつ
青の洞窟スペシャルツアー

今月2発目!

2015-08-20 | 近況
おはようございます。







ご存知の通り“また”です。






台風接近に伴い、島の周辺海域は大きなウネリや波が高く、濁りも酷くなっておりますので、マリンツアーはボートエントリー、ビーチエントリーともに中止となります。


天気は良く、見た目では海に入れそうなポイントも幾つかありますが、安全のため、マリンレジャーをお考えの方は、地元の漁師、またはマリンガイドのアドバイスを受けてからのエントリーをお願い致します。











ふぅ。。





これで3年連続ツアーが中止になったお客様もいます。






自然のことなので仕方がないことは重々承知してますが。。








「台風さん、もう勘弁して下さい。」




てか、何もこんな曲がり方しなくても、ねぇ。。(≧∇≦)






気持ちの切り替えには少し時間がかかりそうです。






それでは!





思うこと

2015-08-10 | 近況
本日の青の洞窟ツアーもそろそろ終了となる16時頃、伊良部漁協の組合長から海難事故の捜索要請が入りました。



場所は伊良部島の渡口の浜



ビーチで泳いでいた観光客が流されたとのことです。


渡口の浜までは青の洞窟からボートで30分。
台風後の荒波も考えると40分はかかるだろうと予測して、これからツアーを中止して現場に向かっても間に合わない。。




渡口の浜に近い港にボートを停泊しているマリンショップ仲間や漁師に電話を入れ、とりあえず現場に行ってみるよう伝えると、すぐにボートを沖に出してくれた。



ツアーを終え、車で現場へ急行すると、懸命な捜索活動が続いている。









組合長からの連絡が入ってから1時間以上が経ち、空からの捜索もある中、ライフジャケットを着用してないことはすぐにわかった。




しかし何故?



何故こんな荒波のビーチで泳いでたの?



何故?



海の恐ろしさは体感できません。
海では自らが危険な目に遭った時には、すでに取り返しの付かない状況になっていることが多いです。
自らの泳力を過信することは絶対にあってはなりません。

泳ぐ時は誰かと一緒に、体調が悪い時は泳がないこと。

そして何より大切なことは
『安全なポイントであること』です。










「自分ならこの程度の波は大丈夫だから、シュノーケリング案内して下さい。」


台風前や台風直後の海が大時化の中、そのような問合せを受けたことが何度かあります。

海に携わり、海の仕事をしている人間なら、怖くて、恐ろしくて近付けないポイントです。





でも思うんです。




そんな人達は、本当の海の怖さを知らないのです。

これまで海で楽しい思いばかりをしてきたのだと思います。

僕らのように海が日常にない方たちは、荒波の恐怖よりも“楽しさ”ばかりをイメージしているように思うんです。


そして、
“なんでこんな荒波の中で?”を知らない方は、実は結構多いです。

この島に、僕の周りにも数えたら何名かいます。

海の恐怖を知らないこと自体が本当はとても恐ろしいことなんだけれども、なかなか周知されていないし、楽しいアクティビティばかりが連想され、危険意識が浸透しない。



だから思うんです。


誰でも簡単に近付けるビーチで波が高い時は“遊泳禁止の看板”を掲げること。




そんなことを言ったら地元のサーファーに煙たがれるかもしれないけど、僕が言いたいのはそんなことじゃない。

地元の海の怖さを知ってるのは、いい波を待つサーファーであり、荒波の中でも漁に出掛ける地元の漁師です。


かと言って
(じゃあサーファーはどんな荒波でも入っていいの?)なんて思わないで下さいね。


普段からそのポイントに入って、波の強さや潮の流れ(流れる方向や潮の速さ)を肌で感じているサーファーと、昨日、初めて島に訪れ、ただキレイなビーチだからと、少し波が高くてもライフジャケットも着けずに海に入る人間とでは、持っている知識が全然違います。


通い慣れたポイントだからと言って、絶対な安全はないけれど、少なくとも地元のサーファーはボードという浮力もあれば、長年やってきた先輩や仲間から危険なエリアは教わっている。


それならライフセーバーがビーチに常駐して、特にリーフカレント(離岸流)が発生しているポイントには近付かないように注意喚起したり、浮力の確保を促したり、万が一の事故に備えて救助艇があったり、監視していたら良い。

だけれども、もともと財政が厳しい宮古島市では予算がなかなかつかないんです。


だからこそ
誰でも簡単に近付けるビーチで波が高い時は“遊泳禁止の看板”を掲げることが必要だと思うんです。


今回の事故でもわかるように、海の恐怖を知らない方は、知らないうちに最悪の結末を迎えてしまっています。

今日のような荒波のビーチで泳がなければ防げた海難事故です。
例えばライフジャケットを着用していたなら、最悪の事態は避けれたのかもしれません。


僕はね、思うんです。

小さな伊良部島だから、そんなにビーチが多いわけでもない。
ビーチで波が高い時は“遊泳禁止の看板”を掲げることは、そんなに難しいことではないんじゃないのって。

例えば『今日の伊良部島オススメビーチ』を伊良部大橋の伊良部側に掲示し、“オススメのビーチ以外は危険であること”も添えることで、海難事故の未然防止に繋がるのではないでしょうか。


2度とこのような悲惨な事故を起こさないために。



今回の事故で亡くなった方のご冥福をお祈り致します。。










追記:本日より再開したツアーの様子は、後日改めてご紹介させて頂きます。




それでは!


長期休暇の過ごし方

2015-07-11 | 近況
はいさ~い(^o^)/



台風のおかげで夏なのに冬眠してましたよ!












島民なだけにね。








なんつってw







ごめんなさい、完全に休みボケです。


休み過ぎて頭がオカシクなってる感じな僕です、すみません!(^^;






直撃だった台風9号も、これと言った被害もなく、無事に通過していきました。


被害と言えば、トップシーズンに仕事が出来ず、スタッフのお給料や必要経費の支払いなど、やり繰りが大変なことでしょうか。



荒波で海に出れないので、ここぞとばかりに、普段は出来ない作業を進めてきましたよ。




まずはシャワー室や更衣室のペンキ塗り。





出来る限りキレイにしたいと思いながらも、少しずつ塗装が剥がれ、所々コンクリートが剥き出しのところもありましたが、湿気の多いこの島で乾かす時間を考えると、毎日使うシャワー室はなかなか塗装が出来ませんでした。


建て替えの時はタイル張りで決まりですね!





それからボートのオイル交換!

エンジンオイルは年に3回交換してます。


それからボートの船底を高圧洗浄機でキレイに洗い。





あとは船底塗料を塗るだけですが、船底塗料は藻などが付着した時に少しずつ剥がれ落とすことが目的で、完全に乾すことはNGなので、船底の塗装は下ろす2時間前にすることに。


シュノーケルやマスクなどの軽器材もバラバラにして普段は洗えない箇所もキレイに洗剤&消毒液にドブ浸け後に苦戦しながらも組立て完了!



台風中は、ネット環境の不具合により、お問合せ頂いたメールへの返信が出来ませんでしたが、溜まりに溜まった事務作業も含めて、先程完了しました。




探せば他にもやることは沢山ありますが、とりあえず必要なことはやり切った感じです。






が。。




まだまだ波も高いしウネリも凄~い伊良部島!(≧∇≦)



青の洞窟ツアー再開は運航管理者との最終協議にて決定しますが、この風や波だと明日も厳しそうな予感が。。




台風のおかげと言ってはなんですが、今日は朝から保育所に通う子供たちの運動会を観に行くことが出来ました。





悪天候のため、佐良浜小学校体育館へ場所を変更しての運動会です。


家では暴れまわって、派手に散らかし放題で怒られてばかりの子供たちも、運動会ってなるとみんな真剣モード!

かけっこにダンスと、みんな僕の想像以上に上手でした!(^^)

親の知らぬ間に、子供は色んなことをどんどん覚えて、色んな経験をして、色んなことが出来るようになって、そのうち追いつかれるんだろうなぁ。


それに比べて僕たち大人は、学ぶことやチャレンジすることに意欲がなかったり、やってもないくせに出来ない理由を探しては、自分だけ出来ないのも嫌なので、出来ない仲間を見つけて一緒に諦めたり。


年長さん全員フラフープが出来てたよ!

本当驚いたし感動した!


もしもそれが大人ならどうだろう。
例えば10名中、フラフープが出来る大人は何名いるでしょうか?
その人数が半分だったとして、出来なかった半分の大人は、フラフープが出来るようになるまでしっかり練習するのでしょうか?

フラフープが出来ないからって、実際は生きていく上で何か損をするわけではないことをわかっている大人は、そこで簡単に諦めてしまうことが多いのではないでしょうか。



だけどやっぱり出来なかったことが出来るようになると、大人でも嬉しいものです。
その為には経験したり、チャレンジすることが大事!



シュノーケリングだってそう。



やったことがないとか。

泳ぎに自信がないとか。

溺れた経験からの恐怖心とか。

やってみたいけど、出来ない理由を先に考えてしまう大人は本当に多い。



大丈夫です。

シュノーケリングは器材に全てを託すことが出来れば、言うならば正しい使い方さえ理解すれば、誰でも簡単に出来るマリンアクティビティです。

大人でも怖いなら、最初は浮環に掴まりながらでも良いじゃないですか。



それは恥ずかしいことじゃない。

僕も初めは怖かったから、大きな流木に掴まって泳いでましたよ。


シュノーケリングは健康状態に問題がなければ、誰でも簡単に、気軽にお楽しみ頂けるマリンスポーツなので、何もそこまで深く考える必要もありませんが、海が怖いとか、泳げないとか、出来ない理由を探す前に、チャレンジする勇気を持って飛び込んでみようじゃありませんか。


初めて二輪車が乗れるようになった時のように、出来なくてもいいやが出来るようになったら、また新たな感動に出会えますよ。




素潜りだってそう。








過去には、全く泳げなくて、シュノーケリングなんてしたこともなかった女性が、たった3日で素潜り5mまで潜れるようになりました。



僕はたったの10分間、シュノーケリングの使い方とチョットした呼吸法しか教えてません。

そんな彼女が潜れるようになったのは、魚と同じ目線で泳ぎたい気持ちが強かったから、だからチャレンジして、出来なかったことがひとつひとつ出来るようになって、今では水深10mくらいの海底まで潜って写真を撮れるまでに成長しました。


そうなると一緒に潜ってる僕も嬉しいですよね。
なんだか自分が育てたみたいで。


実際のところは本当に何もやってないんだけど(^^;;





あぁぁぁぁ、早く海に行きたいなぁ。




台風の荒波にもまれて、あいつら元気にしてるかなぁ。




そんなことを思いながら、一刻も早い海況の快復をお祈りして、今日も家族でのんびりと過ごしてます。




海の神様、頼みますよ!





それでは!


伊良部島観光ガイドゆうむつ
青の洞窟スペシャルツアー