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春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

今年もぶどう狩り

2015-09-18 20:46:00 | 晴耕雨読

今年も楽しみにしていたぶどう狩り、皆来てくれた。
ちょっと取り入れが遅かったのか袋にはさみを入れ、
切り落すと、熟成した中身が枝から離れボロボロと
落ちてしまうことも。

大半が一房の単位が小さいが、枝から切り離し、袋の束が
ずしりと手に重さが伝わってくる物もある

毎年の恒例行事になってしまいカリン姫も、アカリ姫も、
はさみ裁きも上手に、次々と落して行く。
棚の下に簡易梯子を用意するが、片孫は目ざましい成育
と共に背丈も伸び梯子なしでも、房に届いてしまうものもある。

ハサミを入れる前はたわわに実り、白い袋で賑わい棚を
飾っていた。
上向きの姿勢のハサミ入れに、疲れたと言って、交代しながら
あっと言う間に、白い袋が姿を消し、殆ど取りきってしまう。



何もない枝から芽が吹き出し、身が付く頃が、日に日に成長して
いく姿が確かめられ、一番楽しい。
ある程度粒が大きくなり、かびから守るため、降雨時期を前に
プロは笠をかけるが、我が家は袋をかけてしまう。
剪定、薬の散布、袋かけと、成育をみながら、一つ一つ、丁寧に
、半年間は手間隙かけてひたすら、熟成を待つ。
自ら面倒を見て大事に育てる、正に「手塩に掛ける」ブドウである。
しかし、小さなブドウ棚、あっと言う間に終わってしまう。

<この日の為にアカリ姫のシャツはブドウ色、気合が入っている>

選別そして計量
大した量でもないが、去年と殆ど同じ
データとして残していないが、過去の写真から
数年前は明らかに1房の単位も大きく、数も多かった。
ブドウの木の成育も果たして止まってしまったのであろうか・・・
成育の鍵を握る、剪定が、全くの手探り、実の付くべき枝に
充分な栄養がまわらないのであろうか、

「ぶどう狩り」果たして結果は

2014-09-23 22:22:00 | 晴耕雨読
恒例のぶどう狩り
今年は例年にない大雪に見舞われ、雪の重みで棚が崩れ枝毎、
倒壊した。完全におじきする惨めな姿に、枝にもかなりの
ダメージを与えたのではないかと心配する。
毎年ぶどうが豊潤な時期になると、甘い匂いが周辺に漂わせ
るが、蛾の幼虫が何処からとなく、やってきて、食い荒らす
ぶどうの天敵がやってくる。
その根治に天敵が現れる前に、地中の虫退治に3月頃の土の
入れ換えを実施するなど色々取り組んでみた。
毎年のことながら強烈な匂いの石灰硫黄や薬品散布に殺虫、
殺菌を図った。
やがて芽が出て、粒になって成長するまでは順調であった。
日に日に変わっていく姿にわくわくし、ブドウ棚に日参し
た。雨の影響か、葉っぱの病変で枯れだし勢いを失い、
悄然とする。

袋を掛ける頃はさほど気にならなかっ方が、時間と共に葉
が枯れどんどん枯れが広がっていく。
収穫を前に、甘い匂いは何時ものようであるが、袋の中は
成熟にばらつきがあり、なかには既にミイラ化している
ものもある。
出来ばえは全く期待外れであるが、ちびさん達を呼んで、
ささやかなぶどう狩りで楽しんで貰った。


アカリ姫は昨年は狩り取った房の手渡し役であったが、今年は
梯子を上り、房に手が届く位に、成長した。
直にはさみを持ち、房を切り落とす役割を楽しんだ。
袋にその姿を隠しているが、枝から切り離し、手に伝わる
重さに、「これは大きいよ」と手渡していた。


慎重派、高所に、ためらうカリン姫も、アカリ姫のはさみ裁きに
刺激され、一回り大きい自分も梯子に登らずを得なかった。
こうして、狭いブドウ棚の下に入って二人で房を落とした。



比較的揃った房をかざして、あっと言う間にブドウ狩は終わった。
成育まで半年掛かり、正に手塩を掛けて育てた成果物も
狩り入れに30分もかからず、一瞬にして終わってしまった。


真っ黒な成熟品が本来の姿、少し赤みの未成熟品、正に玉石
金剛である。育ちの良いエリー-トだけを選んで育ててゆき、
選に漏れたものはドンドン落とし、品質を高めていくのが
プロの世界。
良いも、悪るいも粒がついたら総て育てる貧乏根性の素人
栽培。まとまった山に一見多そうだが、これで去年の6割りと
不作であった。
ああ、これで今年の収穫は終わり、ブドウの栽培は難しい

ああ,花が咲いたぞ~

2014-05-26 22:08:00 | 晴耕雨読

もはや30℃近い陽気で、汗ばむ季節に
初夏の陽気に木々も勢いを増し、緑が一段と濃くなってきた
一方では作物も日に日に成長を遂げる
ぶどうの芽吹きがつい、この間であったが
細い繊毛に、ぶどうも花が咲き始めていること告げている
帽子の先端が赤くなっている部分が、その経過を語る。

これが、受粉すれば実になる

既に受粉が終わったもの、これからのもの
樹木の勢いにバラツキがある。
その変化を確かめる今が一番楽しい
毎日、その姿を確かめ棚の下で、参拝九拝している


これは既に受粉が終わったもので
パラパラと落ちたものを尻目に残ったものが
逞しく粒が成長していく

此処までは順調であるが、
菌の発生による病気や色々な虫がここぞと待ち構えて
やってくる

ぶどうの芽 が ひらいた!!

2014-04-11 17:06:00 | 晴耕雨読
◇ピンク色の粒
あの寒さは何処に、日を追う毎に一気に温かくなってきた。
パソコンのXからセブン(7)の切り換えに没頭するあまり、周りを
見る余裕も失ってしまった。

気にしていた庭のブドウ棚は2月の大雪につぶれてしまい、ブドウ
近接して開いた様子を捕らえて見た。
の枝も、それなりに影響を与えているはずである。

枝には芽が吹き出し、小さなピンク色の粒が突き出し
あっと言う間に開いてしまった。

ピンクと緑のグラデションが美しい。
葉の表面のうぶげのような繊維層が被い、肉眼では捕らえにくい世界が
カメラを通して見ることが出来た。
この葉っぱの中心部分の一角の核が未だ見えないが、そのうちに顔を出す。
この核の部分がブドウの粒に成長していく。
日に日に変わっていく姿を確かめられる、今が一番楽しい時期である。

◇花穂
温かさとともに、1カ月も経たないうちに、ブドウの芽が開き、花穂がついた。
折からの雨に雨露が光、輝いている。

この花穂がこの後、落ちて生き、残ったのが、ブドウの粒になる。
さて、どの程度残るのか、花穂が育っていく過程で、全体の量から判断される。
栄養の供給と甘受する花穂とのバランスで決まってくるようである。
こうして、選別されたエリートだけが残り、それ以外は散っていく、苛烈な競争の世界なのである。

逞しく日に日に変わっていく植物の世界。
みずみずしい、葉っぱであったが、所々に穴が開きだした 。
虫が、この時とばかりに、食いに来ている。
ブドウの成育とともに天敵との戦いも、始まる。

「今年は大丈夫なの?」

2013-09-19 14:46:00 | 晴耕雨読
3月から始まったぶどうは外敵との戦いであった。
異常気象という言葉も最早、日常化してしまい40℃に届かんばかりの高温の毎日に生態系も変ってしまったのであろうか・・・。
「クビアカスカシバ」とか「クワシロカイガラムシ」とか、丸で動物図鑑の世界の害虫の襲来であった。
放っておくと、枝そのものを根こそぎやられる天敵であった。

更に、完熟した甘い匂いを嗅ぎつけた鳥の襲来で、網を掛けたがメッシュが粗く、隙間から食い荒らし、食べ滓を残して飛散。
一方では葉っぱを枯らす黒とう病などなど、こんな小さな棚も一難去って又一難と半年間は見える敵、見えない敵との仁義なき戦いでもあった。

でも、この時期孫娘達は「今年は大丈夫なの?」と小さな収穫を楽しみにしてくれる。


1時間弱、棚にぶら下がった白い袋は忽ち、消え去ってゆく。
全部、一斉に取りきれないのは房に未成熟の粒が残っているのだ。
ちびさん達に梯子に登り、直にはさみを入れて貰う。
慎重派のカリン姫は少々の揺れに、「わ~危ない」と叫ぶがアカリ姫は高所も言わず、余裕しゃくしゃく。
目の前のカリン姫のしり込みする姿に、「あたしは大丈夫よ、お姉さんだから、頑張なくちゃあ」と、しっかりエールをおくる。


二人が一緒に来ることはそう度々あるわけではないが、成長と共にそれぞれの得意、不得意がしっかり見えてくる。
棚上に手が届かず、以前は抱っこして、支えたが、もう重くて、叶わず、せめて梯子を支える程度に、ちびさんの成長が確かめられる。
今時種ありで面倒だが、甘さは格別、「甘~い」と言ってもらうだけで、じいじも満足、恒例行事はあっと言う間に終わってしまった。


折しも若宮神社でお祭り、お姉さんは自慢の浴衣を持参し、晴の浴衣レビュー。
境内の出店で、煎餅の塗り絵。鮮やかな、出来ばえを披露し、そのまま、お腹に納めてしまった。
駆け足でやってきた秋を楽しんだ。

ようこそ松崎家の世界へ

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