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【合気道 横濱金澤クラブ】電子掲示板

2012年から横浜市立金沢中学校の武道場をお借りし活動しており、2019年には(公財)合気会から公認を受けています。

中学校教育における武道必修化について

2013-10-20 16:33:09 | 掲示板
 「武道で脳を活性活かさせよう(下)」(2013.10月刊「武道」有田秀穂 東邦大学名誉教授(脳生理学者)と松永光 日本武道館会長との対談)では、武道と脳の関係を解説するとともに、中学校教育において必修化された武道の授業への期待が語られていました。

 もともと日本古来の武道には、生活の中に座禅・丹田呼吸法が入っており、これらの呼吸法には脳内物質のセロトニンの分泌を促し、それにより、大脳の働きを少し抑え良い状態に整える効果があることが最近の研究により証明されたそうです。(いわゆる“ゾーン”の状態を作る。)

 丹田呼吸法、特に“吐く”ことを意識してトレーニングを続けるだけで間違いなく大脳皮質の活動が間違いなく変わる。「身体能力」はもちろん他人に対する「惻隠の情」、「礼儀作法」、「平常心」、「直感力」などの向上につながる、ことが語られています。

 年間10時間足らずの授業時間では少な過ぎるとのご意見はあるでしょうが、昨年から導入された武道授業の必修化が、現代の“日本人”に失われかけている、民族としての優れた特性の復活の可能性を秘めているものと考えます。

 武道を学ぶ目的は単に「強くなる」ではなく、胆力を練る、肚(はら)を鍛えることも重要です。日本再生のための有力な方策の一つではないかと、意を強くした次第です。 (手前味噌ではありますが…)
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10月けい古予定

2013-09-30 20:25:05 | 掲示板
  10月のけい古予定は次のとおり。
    10月 5日(土)
    10月12日(土)
    10月19日(土)
    10月26日(土)
     
  時間はいつもどおり、土曜日の18:00~20:00
  場所は金中の格技場です。
    
    10月31日(木)19:30~20:30 八景合気会との合同稽古(金中)
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武道とスポーツとの違い

2013-09-05 10:17:02 | 掲示板

 武道とスポーツの違いについて興味深い記事がありましたので紹介します。(月刊「武道」2013.9から「武道で脳を活性化しよう(上)」より)(東邦大学医学部生理学 有田秀穂教授)

 スポーツ(西洋)は、1 勝ち負けで判断、2 科学的トレーニング法(サイエンス)、3 高額の報酬 に対し、
 武道(日本)は、1 勝ち負けだけでは判断しない、2 鍛錬で自分を磨く(丹田呼吸法、惻隠の情)、3 金銭に換算されない、等々について対談形式で解り易く語られています。
 特に、五輪種目にもなり明らかにスポーツ化した「柔道」界の昨今の不祥事を顧みれば、武道の原点に回帰することが再生へのヒントになることに気付きます。

 スポ―ツは、勝てなくなれば引退、マスターズなどを除き、競技やトレーニングも終了となります。
 武道は、段級位制があり一生涯探究できる。自分自身の心・技・体の向上を目指す。この奥深さが日本武道の特徴です。
 スポーツは、ドーパミン神経を活性化させ、意欲、渇望、勝敗を重視します。報酬、金銭、地位などでモチベーションが高まります。
 武道は、セロトニン神経を活性化させ、丹田呼吸法、四股踏みなど単純なリズム運動を集中して繰返すと、前頭前野、直感・共感脳を刺激し、他者に対する敬愛・礼節、惻隠の情、品格が醸成されます。すなわち、心身を一体として鍛え、無意識的な直感を徹底的に鍛え上げます。なお、丹田呼吸法で脳内のセロトニン神経を活性化させるところは「座禅」も同様です。
 以上
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福祉お花見バザー

2013-03-24 08:51:24 | 掲示板
今年も4月6日〔土)称名寺庭園にて福祉お花見バザーがありますが、あいにく桜の開花が例年より10日以上早かったため、当日はおそらく葉桜となっていることでしょう。
わが金澤町では例年どおり餠つき、1パック300円を1,000パック販売する予定です。
是非おいで下さい。私も餅ついてます(^O^)/
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米沢藩の武芸稽古所規程(現代語訳)

2013-02-11 18:14:09 | 掲示板
武芸稽古所規程

 一 師範は門人をねんごろに扱い、技を伝えなければならない。
 二 門弟は師に対して厚く礼儀をつくし、つつしんで指南を受けること。
 三 同門の者は相親しみたがいに切磋すること。
 四 ほかの流派の善悪を評判してはならない。また他流との試合はこれを禁じる。
 五 すでに免許を受けた者たちは、同流の中で申し合わせて修行すること。
 六 稽古所内では世上の雑談をしてはならない。

     出典:藤沢周平「漆(うるし)の実のみのる国 下」(文春文庫)p31
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