【合気道 横濱金澤クラブ】電子掲示板

横浜市立金沢中学校の武道場をお借りして合気道教室を開いています。もっぱら初心者を対象として基本技を中心に教えています。

1月のけい古予定

2013-12-27 09:34:37 | けいこ予定
1月のけい古予定は次のとおり。

    1月 4日(土)18:00~20:00 金中 けい古始め
    1月11日(土)18:00~20:00 金中
    1月18日(土)18:00~20:00 金中
    1月26日(日)18:00~20:00 金中 変更しました。
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第52回全自衛隊合気道演武大会参加

2013-12-19 12:53:04 | イベント

 平成25年12月7日(土)市ヶ谷の防衛省体育館にて第52回全自衛隊合気道演武大会があり、横須賀支部の一員として、私、長女、次男が参加しました。
 次男は2回目の参加でしたが、長女は初めてでした。植芝道主の素晴らしい演武を見ることはもちろん、初心者ながら場数を踏み、いろいろな経験を積むことによって自覚も生まれるものだと思います。来年も是非参加したい。
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敵の悪口を言わない

2013-12-09 13:03:19 | エッセイ

 武士の世界には「敵の悪口を言わない」という道徳があります。これには人格の尊重だとかいろいろな理屈付けはありましょうが、「敵をそしるな」という教えは理屈ではなく、武士たちは勝つことや強さを追い求める現場の感覚のうちに道を発見し、自らのものにしていったのです。
 敵をそしるというのは、相手の欠点を言い立て、相手を低くおとしめることで、言葉の上で自分が優位に立とうとすることです。いわば見せかけの優位を作ろうとする行為です。
 しかし、現に自分に相手を圧倒する実力があるなら、見せかけの優位を作る必要はありません。実力があるのに敵の欠点を探すことにばかりやっていれば、かえって相手の長所、実力を見損ない、味方の油断を招くことになりかねません。合戦に明け暮れていた武士たちの現場感覚からすれば、敵をそしるようなことが必要になるのは、相手を制圧する真の実力が不足しているからだということになるのです。(中略)
 武士たちは、少しでも「弱さ」と考えられるものを、徹底的に排除し、真の実力を身につけようとしました。卑怯、未練、臆病。武士が軽蔑したもろもろの要素は全て弱さの代名詞です。それらを排除した果てに現れたのは、おのずと理にかない道にかなう「武士道」だったのです。(菅野覚明著「武士道に学ぶ」より)
 隣国の女性大統領の昨今の振る舞いは、武士の道徳とは全く反対であることがわかります。(蛇足ですが)
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勝って生きるか、負けて死ぬか

2013-12-06 14:30:45 | エッセイ
「勝って生きるか、負けて死ぬか」
 戦闘者である武士にとって、最高の価値は、相手に「勝つ」ことにありました。
 「武者は、犬ともいへ、畜生ともいへ、勝つことが本(もと)にて候こと」(『朝倉宗滴話記』)
明治以降今日に至るまで、武士道の精神は、さまざまに歪曲され、また抑圧されてきたように思います。武士道の根本精神は、言うまでもなく「武」にあり、「武」とは、「勝つ」ことであり、「強さ」です。新渡戸『武士道』をはじめ近代の武士道論は、戦いに勝つという「武」の本質を、どこかないがしろにしているように思われます。(中略)
 そもそも戦闘とはリアルな力のぶつかり合いです。その戦闘の結果は、勝敗・生死・存亡という冷酷な現実として示されます。たとえ相手がどんな卑劣な振る舞いをしようとも、負けてしまえば、何も言うことはできません。生きるためには絶対に勝たなければならないのです。
 だから、武士がまず何よりも追究すべきは、相手に打ち勝つ強さでなければなりません。「勝つことが本」とは、そういうことです。(中略)
 ただし、朝倉教景が言いたかったのは、敵の卑劣な手にかかって負けても、負けは負けだ、相手が卑怯だったということは言い訳にはならない。本当の強さとは、敵のありとあらゆる手立てを超えて、それに打ち勝つ力なのだ、と。
 でも、強さを追究していった果てに、武士たちが最終的に卑怯・非道を肯定しなかったのはなぜか。それは、結局、卑怯・非道は強さではないという単純な理由によるのです。このことを、武士たちは五百年以上にわたる戦乱の経験から、骨身に徹して学んできたのでした。
「武士道に学ぶ」(菅野覚明著)より引用
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