野田民主党新代表は、「ノーサイド」の第一歩として、幹事長に輿石東氏を任命した。
輿石氏は小沢サイドで知られ、8月には、「（裁判の）推定無罪の原則から言って、裁判所の判断が出る前に処分すべきでない。新しい代表の下で、党員資格停止は凍結なり解除なりすることが望ましい」と述べ、処分の取り消しを求めた人物だ。
岡田前幹事長は、小沢氏処分に関して、党内の処分反対派を長い時間をかけてねじ伏せ、小沢氏を党員資格停止に持ち込み、小沢氏の活動の手足を縛り、地元の災害復旧復興へ活躍する道を閉ざした。
しかし、輿石氏は、時間をかけ丁寧に党内の合意を取り付けながら、小沢氏の党員資格停止を解除するだろう。輿石氏は、小学校教諭の後、山梨県教職員組合執行委員長、山梨県労働組合総連合会議長を歴任し、腹があり、頭が切れる人物だ。そんなことぐらい容易いことだ。
マスコミは一時反対の主張を展開するが、小沢氏裁判の進行に伴い、検察当局の違法振りが明白になり、反対世論は薄れる。
面子を潰されるのは、菅前首相と岡田前幹事長だ。
菅前首相は小沢たたきで世論受けを狙った。しかし、自分のカネ疑惑と北朝鮮関連人物との疑惑に対しては、逃げの一手で、一切説明していない。小沢氏にえらそうなことを言える立場ではない。小沢たたきを繰り返せば、天にした自分の汚染唾は、何倍にもなって自分に降りかかる。
岡田氏は新しい役職で、重箱の隅を突く仕事に専念して頂きたい。彼は、無能・意固地・ＫＹ、百害あって一利なしの人物だ。
仙谷氏は現実主義の智謀者。何が有利か、様子を見て判断するだろう。
□ □ □
小沢氏の党員資格停止は凍結か解除を … 輿石氏
読売新聞 2011年8月18日19時29分
民主党の輿石東参院議員会長は１８日の記者会見で、政治資金規正法違反での強制起訴を理由に、判決確定まで党員資格停止処分を受けた小沢一郎元代表について、「（裁判の）推定無罪の原則から言って、裁判所の判断が出る前に処分すべきでない。新しい代表の下で、党員資格停止は凍結なり解除なりすることが望ましい」と述べ、処分の取り消しを求めた。
これに対し、岡田幹事長は１８日の記者会見で、「だれが（代表を）やっても同じルールに従って対応することが民主党の将来にとって大切だ」と述べ、処分取り消しには否定的な考えを示した。
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しかし、輿石氏は、時間をかけ丁寧に党内の合意を取り付けながら、小沢氏の党員資格停止を解除するだろう。輿石氏は、小学校教諭の後、山梨県教職員組合執行委員長、山梨県労働組合総連合会議長を歴任し、腹があり、頭が切れる人物だ。そんなことぐらい容易いことだ。
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これに対し、岡田幹事長は１８日の記者会見で、「だれが（代表を）やっても同じルールに従って対応することが民主党の将来にとって大切だ」と述べ、処分取り消しには否定的な考えを示した。
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