aosugiブログ/「青森の今」を探索

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大相撲青森場所へ行ってきました

2017-08-15 23:15:45 | うんちく・小ネタ

8月15日、終戦記念日当日、大相撲青森場所(巡業)が開催されました。

青森は昔から多くの力士を生み出している土地柄です。そのため歴史に名を残している横綱を6人も輩出しており、年配者のほとんどはその関取名(鏡里、初代若乃花、栃ノ海、2代目若乃花、隆の里、旭富士)をすらすらと口にすることができます。

会場のマエダアリーナ前には青空に向って力士名を染め抜いたのぼり幟が勢いよく旗めいています。アリーナ入口では多くのフアンが長蛇の列を作り、今か今かと待ちわびていました。

 

会場にはいるとすでに土俵上では、地元の少年たちが人気力士に挑んでいました。豆力士が大きな力士に臆することなくぶつかっていく姿に観客はやんやの拍手喝采!力士が土俵を割るたびに大きな笑い声が上がります。観客の顔は笑顔、笑顔のオンパレード!

 

取り組みの間には「初切(しょっきり)」や「相撲甚句」「櫓太鼓(やぐらだいこ)」など、テレビでは決して見ることができない催しものがてんこ盛り。ここでも観客はおなかを抱えながら大笑いし手が痛くなるほど拍手を送り続けます。そのなかでも私が特に興味を引いたのは「髪結い」の実演です。モデルは地元出身で期待の星・阿武咲(おうのしょう)。会場がしーんと静まり返るなかで床山さんが手に鬢付け油をつけながらていねいに髪を結っていきます。ほどんど見ることができない所作に感激しっぱなし。

 

続いて綱締めの実演です。大人気の第七十二代横綱・稀勢の里(きせのさと)が姿を現すと会場はどよめくような歓声に包まれ会場は興奮の坩堝に!!

 

幕内土俵入りでは古参で地元深浦町出身の安美錦(あみにしき)関が小さな子供さんをだっこして入場すると、横綱稀勢の里を上回る声援が送られます。一気に会場は盛り上がり!

 

続いて、横綱・稀勢の里の土俵入り。

 

次に、横綱・日馬富士(はるまふじ)の土俵入り。

 

さすが横綱の土俵入り。会場内はピーンと一本すじが通ったような雰囲気に包まれました。さすが貫禄が違います!

 

今回は残念ながら、横綱・白鵬と鶴竜が巡業に参加できませんでした。とくに鶴竜関には早く体を直して元気な姿を見せてもらいたいものです。

午前10時から午後3時までという長帳場の観戦でしたが、少しも飽きることなく大満足の大相撲青森場所(巡業)でした。

 

【おまけ】 入場券と記念の座布団です。

 

11年前の青森アスパム場所以来の大相撲青森場所(巡業)の観戦報告は以上です。

 

 

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